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2019年12月28日

技術のピラミッドとタイムラグ ~最新技術の広がり方~

10年以上の
ずっと前から言っている
技術のピラミッドとタイムラグ
について
代表ブログには書いていなかったので、改めて書いてみます。

技術のピラミッド論

「技術のピラミッド」
と呼んでいる弊社の技術への基本的な考え方があるためです。

なにやら大げさなネーミングですが、次のような簡単な話です。

例えば2019年のいま
シリコンバレーのアップルやマイクロソフトに
「ホームページ作りませんか?」
とプレゼンをしに行くと、
「25年は遅いよ」
と笑われるでしょう。

確かにホームページを作るのに必要なHTMLが最新の技術だったのは
1990年代半ば、25年以上も前の話です。

でも、2020年の日本のご年配の経営者
「ホームページ作りませんか?」
とプレゼンをしに行くと、
「うちの業界にはそんな最新のはまだ早いよ」
と笑われるでしょう。

シリコンバレーではとっくに古びた技術が、
ある業界では最新なのです。

 
このことから、
最新技術が広がるのにはタイムラグが発生しますよね。

技術は下記のように、
シリコンバレーなど最新技術が生まれる地で誕生し、
時間を掛けて徐々に世界中に伝わってきます。

シリコンバレー

大企業

中堅企業

小企業

零細企業

おじいちゃんが経営する保守的な企業

先ほど書いたように
ホームページの場合は
シリコンバレーと保守的な企業の間には
25年以上のタイムラグが存在します。

スマートフォンもそうですし、
検索エンジンもそう、

VRARもそうですね。

FacebookをはじめとするSNSもそうですね。

主要な技術はアメリカのシリコンバレーで生まれ、
時間をかけて世界中に広まっていきます。

 

最新技術の導入はハイリスク、ハイリターン

新しい技術は派手だし、
スタッフにとってもワクワクして、
成功するとリターンも大きいので、
みんな新しい技術にはとても高い関心を持っています。

でも新しいぶん、

未知のことが多く失敗するリスクも高くなります。

 
いわゆるハイリスク、ハイリターンです。

短期的にはいいと思いますが、
新しい技術にばかり手を出している会社は
いつか「ハイリスク」に当たってしまい存続が厳しくなります。

実際に、
テレビやヤフーニュースで見る
成功者の何倍ものスタートアップ企業が
未知のリスクによって潰れています。
確率論とも言えます。

かつては
「セカンドライフ」などのように失敗した「最新技術」は多くあります。

なので早い段階で絶対に来る最新技術を見極めるのは非常に難しい。

特にシリコンバレーで最新の、
みたいな新しい技術は技術的な難易度も高く、
またリスクが高すぎて、
僕らのような一般人の集まるIT企業には手が出せない。

必要な段階のIT技術を提案する

僕らのような日本の小さいIT会社の人間は、
自分たちのお客様のいる段階(レイヤー)の
一つか二つ上の段階の技術
しっかりと習得して紹介するべきだと思っています。

上の段階(レイヤー)すぎても技術の導入はうまく行きません。

今でいうと
AI(人工知能)や
VR(バーチャルリアリティ)や
IOT(モノのインターネット)
などのネットニュースでよく聞く技術は、
大企業には良いタイミングだと思いますが、
自分たちのクライアント様にはタイミング的にまだ少し早いと考えています。

技術に興味があってIT業界に入ってきた人には、
自分たちのやり方がとてもスピードが遅く、
満足いかない人もいるかもしれません。

断っておきますが、
僕も新しい技術を見るのは好きですし
時間が許せば自分で触ってみたいとも思います。

でも商売にすることや、
シリコンバレーの技術者に勝つことは容易ではありません。

でも僕らのクライアント様が期待することは、
多くの場合、新しい技術をいち早く導入することではありません。

クライアント様が抱えている問題を解決すること

 
を期待しています。
そのツールがたまたまITだった
というぐらいが上手くいくんだと思っています。

クライアント様が求めることを
必要な段階のIT技術を提案することによって実現し、
技術力を高めて、
可能であれば、さらに上のレイヤーに挑戦していく、
という順番で技術の取込みをしていこうと思っています。

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