終了の時間を算出する方法
期日を守るためには
今の自分の仕事が、
いつ終わるのか?
を常に把握しておく必要があります。
どうやって算出すればいいか分かりますか?
それは、簡単で
3つが分かっていれば
すぐに出せます。
それは
現在のタスクの
1、進捗のパーセント
2、かかった時間
3、現在の時間
これだけです。
掛かった時間を進捗のパーセントで割って
現在時刻に足す。
これで終了時刻が出ます。
で、
その終了時刻を常に把握しておきながら
業務を進めれば
遅延しているかどうかは、簡単に把握できます。
だから
重要なのは
何かというと、
進捗
どこまで進んでいるのか?
タスクの現在地
なんですね。
それを正確に把握するためには
まずは
タスクを分解して
中間地点(マイルストーン)を複数、設定します。
30%の地点
50%の地点
80%の地点
それらをタスクのスタート時に設定して
通過する予定時刻も設定し、
作業をしながらでも容易に現在地が把握できるようにします。
そうすれば、
作業しながらでも
終了時刻を把握しながら進めることが出来るようになります。
とにかく
進捗を把握
それをしながら、
常に終了時刻を頭に入れながら業務をすること、
そうすれば
納期に間に合うことはもちろん、
問題が起きた時の相談も的確に行うことが出来ます。
わかりましたね。
納期を守るのは簡単です。
しらんけど。
頑張ってください。
遅延がダメな理由
会社は
お客さまや世の中から
お金をもらう代わりに
責任を果たすことを約束して
その責任が、
会社のメンバーに
タスクという形で割り振られます。
責任を
割り振る
ためには
いつまでに
何をするか?
を明確にする必要があります。
で、
割り振った責任を
最後に
合算して、
組み立てなおして
お客様に
お渡しして
会社の責任が果たせたことになります。
うん、
この考え方が大切。
これが無いと、
自分の作業だけに集中しちゃって
何のために?
何の責任を担当しているのか?
分からなくなっちゃいます。
新人や
経験が浅い時には全部の情報を共有されるわけではないですが
少なくとも
どのお客様の
なんのストレスを
代行しているのか?
そして、
そのうちのどの部分を
担当しているのかを理解して仕事をする必要があります。
そうすれば、
なぜ報告が必要なのか?
も簡単に理解できます。
最後に、
組み立てなおす必要があるからですね。
デザイナーが作った画像は
HPに組み込む必要があり、
プログラマーが作った機能は
サービスに組み込んで納品する必要があります。
最後に
誰かの手を借りるので、
常に待っている人がいて、
その人が作業者の仕事の進捗を常に気にしている状態なわけです。
遅延しそうなときには
二つの場合があって、
それは
遅延が許される
場合と
遅延が許されない場合
です。
会社としてどうしても
納期を守らないといけない場合は
遅延を許せないので、
遅延の報告を受けた上司は、
他のメンバーを動員してでも遅延を防がないといけません。
で、
この場合が結構多い。
でも新人の育成の時には
新人の感覚をプロの感覚にしないといけないので、
けっこう無理めな期日を設けて、
プレッシャーの中でのモノづくりに慣れさせようとします。
でも、これをやり過ぎると
遅延しても、怒られるだけで、しょうがない。
っていうか遅延が当たり前、
みたいな感覚になってしまうんですね。
そうすると、
遅延するかしないかは自分だけの問題と考えるようになって
自分が怒られることさえ我慢すれば
遅延の責任を取っているような感覚になってしまいます。
怒られても遅延の責任は果たせません。
でも、怒られたら責任を果たしているような感覚になってしまいます。
基本は
遅れてはダメ。
でも納期の感覚を付けるために、
仕事のスピードを上げるために
新人の頃は無理めな期日をトレーニング用に設定されている、
と理解をするべきです。
本質は、
納期に遅れては絶対にダメ、
これを肝に銘じてください。
その上で、
トレーニング用の期日か、
実際の期日かについて判断をする。
そんな冷静さが必要です。
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