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代表ブログ

2020年4月1日

だろう仕事、かもしれない仕事

運転免許を取った人であれば

教習所で

だろう運転

はいけない

かもしれない運転

をしなさい。」

と教えられたことがあると思います。

だろう運転とは

この路地からは人が出てこないだろう

とか

黄色信号で突っ切っても車は出てこないだろうとか

自分の都合が良いように考えて危険を察知しない運転の仕方を言います。

反対の

かもしれない運転

とは

この路地から人が飛び出てくるかもしれない

とか

黄色信号で渡れば車が出てくるかもしれない

危険を予知して

いざ危険が発生したときに回避できる準備をしていく運転の仕方をいいます。

この、かもしれない という考え方は運転だけではなく

仕事でも非常に重要です。

自分はミスをしないだろう

とか

多分大丈夫だろう

とか

誰も気づかないだろう

と言った

だろう仕事

をしてしまう人が多くいます。

特に新人のときは会社の基準まで達していないので自分基準で判断してしまいがちです。

自分の基準で判断することが

だろう仕事

の大きな原因です。

自分の基準では危険を察知することができないので

まずは

不安を感じるセンサーを身に付ける

ことと

業界や会社の基準がどのあたりかを把握する

ことが必要です。

業界の基準を知らない新人が自分の基準で判断すると

まぁ大丈夫だろう

このくらいで問題ないだろう

あまり危険を感じないのでこのまま進んでも大丈夫だろう

といった具合で危険なだろう運転になってしまいます。

それが先輩から見ると危なっかしくてしょうがない。

いつか事故る未来が見えるわけです。

だろう運転は楽です。

何も気にしなくていいわけですから。

自分のペースで

自分のやりたいようにやればいい。

でも結果、事故ります。

黄色の信号を渡り続けているといつかは車に轢かれます

その時問題なのは

黄色の信号の渡り方ではなくて

黄色の信号を渡る習慣です。

必ず事故を起こして

先輩を巻き込んで

事故の後の処理を担当してもらうことになります。

そして本人は落ち込んでしまいます。

でも落ち込む必要なんてありません。

必要な準備をしてないから事故っただけです。

運転するには事故らない運転ができるだけの基準を持つ必要があります。

 

仕事をするにも仕事をするための基準を身に付ける必要があります。

だろう仕事をしてしまうのは

必要な基準を無視しているからです。

ただ、普通にやっていると新人はだろう仕事をしてしまいます。

なので常に

今自分は
だろう運転してるかもしれない

と考え

常に自分の行動を見直す必要があります。

だろう仕事は必ず事故る。そして新人にとって最大の敵。そのくらいの気持ちで、仕事上のだろう運転を排除していくことが必要だと感じます。

今日から期待のメンバーが加わるのと新しい年度の区切りでもある4月1日にこの投稿をしておこうと思いました。

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