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2024年1月9日

僕らの行動は自動運転の自動車みたいな感じ

2024-1-11
「ヒトの行動は新しい脳と古い脳の答えを合算したもの」
からタイトル変更

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なんで自分はあんなことやっちゃったんだろう?
なんで自分はうまくいかないんだろう?

うん。
誰もが思ったことがある自分への叱責ですね。

うまくいかないのは、

自分の行動が全部は制御できない

ものだからです。

ちょうど
強制自動運転の自動車みたいな感じですね。

ほぼ自動なんです。
自分達の行動は

自分たち、人間の行動は8割が無意識と言われています。

無意識ということは古い脳が制御し、
環境にリアクションするだけの自動運転みたいなもんですね。

意識して運転してるのは2割だけ。
その2割でうまく運転しようと思っても当然できない。
そんな感じです。

手動の車の運転であれば
思った通りに動かせますが、
自分自身の行動は2割ぐらいしか制御できない。

そんなイメージです。

では残りの8割をどうすればいいのか?

環境を作ることです。
30代前後の男子なら分かると思いますが、
ミニ四駆のコースを作るイメージですね。

ミニ四駆はハンドルが付いていなくて、
ただまっすぐに進むだけのモーター付きの自動車の模型です。

そんなミニ四駆も
コースという環境を作れば制御できます。
壁に沿ってミニ四駆が走るように僕たちの無意識を制御するには環境を作るしかないんですね。

ハンドルが付いていない、と思ったほうが良いです。
そもそもハンドリングできない。

だから
無理矢理コントロールしようと思ってもうまくいかない。

環境とは何か?

自分の古い脳がどう反応するのかを理解した上で、
求める反応が自然に発生するように作った
外枠、
そんな感じです。

絶対に破れないルールや、絶対に逃げられない環境、怖い上司や親の存在、
具体的にはそんなものですね。

自分達の行動は、新しい脳と古い脳の合算値、
自動車に例えていうと
プログラムされた通りに動く自動運転が8割、
手動運転が2割みたいなイメージですね。

そんな車に乗っているようなものです。
だから実際に走り出したら2割くらいしか思い通りにならない、

8割も思い通りにならないんだから
なんで自分はこんなにダメなんだろう?
ってなるわけです。

大事なのは
急に2割の部分で気合を入れても、大したインパクトがないからあんまり意味がない、
と諦めることです。

うまくいってる人は
ずっと気合を入れて運転をしているのではなく、
分析をした上で
自動運転のプログラムをうまく組んでいきます。

いちどプログラムが組みあがってしまうと
ほとんどハンドルに手を触れることなく、
物事がうまく進んでいるように見えるので、
周りからしたら
あいつは楽しながらうまくやっている、
と映って
羨ましく感じるわけです。

でもその人達は自分で、
もしくは幼少期のしつけの段階、
もしくは学生時代のトレーニングで
そういった自動運転で
うまく行動できる様式を手に入れたということになります。

もしそういったものを持っていない場合は
自動運転のプログラムを再度自分で修正するか
自分が乗っているマシンはその程度だと諦めて
その前提で最高速度を出せるように運転する技術、
つまり2割の手動運転の部分の技術を磨くことだと思います。

うまくいっていない人ほど
自動運転の概念がなく、
つまり自分が古い脳に制御されているという諦めが出来ていなくて
すべてをコントロールできると考えがちです。

なんか自動運転の話っぽくなったので、話を元に戻しますが、

人の行動は
新しい脳=手動運転

古い脳=自動運転
の合算したものになります。

新しい脳と古い脳の考えが真逆になることも往々にしてあって、
その場合は力が強い方が勝ちます。

大抵の場合は古い脳が勝ちます。
なのでストレス数値が高まった時や、感情が安定しない場合は、どんどん物事がうまくいかなくなるんですね。

そんな時に、新しい脳だけで自分の行動をコントロールしようとすると、
いわゆる三日坊主になりがちな
年明けの抱負
だったり、

資格取得の誓い
だったり
禁酒・禁煙の誓いだったり、
ダイエット宣言みたいなものになります。

自分の意思の力で自分と戦おうとしてはダメです。
自分も何度も自分に戦いを挑みました。
結果は全て負け、全敗です。

自分自身に意思の力だけで勝とうと思っても絶対に勝てません。
8割は自動運転だから
そのあたりを制御することがそもそもできないからです。

できないものをやろうとすることほど無駄な事はありません。
自分の意思の力が2割
残りの8割の自動運転のプログラムをするべきです。

無意識の、つまり古い脳の制御はどうすれば良いのか?

どうやって無意識をプログラムするか?

これについては
3つくらいのアプローチがあると思っています。

1つは全てを言語化すること。

なぜその自動運転のプログラムが出来上がったのか?
なぜそういった行動を自分がするのか?
みたいなことを掘り下げていって
全て言語化をしていくことです。

その過程で
過去に自分自身が感じた強烈なストレスや
強烈な成功体験みたいなものが影響していることが往々にしてあります。

それらのプログラムが出来上がるきっかけになった元体験を明確にして、それらの文脈を整えていきます。
例えば、親から言われた一言だったり、友達から受けた仕打ちだったり、
上司から言われた一言だったり、いろんなものがあると思いますが、
それを相手の立場に立って
その文脈について理解をすることです。

そして、大抵の場合は自分のことを思ってやってくれてた行動だったと理解ができるはずです。
そうじゃない場合もありますが、それについても相手の文脈を考えることが重要です。

これが1つ目の
言語化するということですね。

2つ目は
習慣化をする です。

習慣とは
何も考えずに反応するリアクションのことですね。

何も考えてないけど体が勝手に動くみたいな感じです。
朝起きて歯磨きするみたいなものですかね。

そういった習慣がつくまでは無理矢理に古い脳をコントロールして習慣化するまで頑張るみたいな感じです。
ただこれも失敗することが多いし、
無理をすると習慣がすぐに崩れます。
なので、アプローチとしては難易度が高いかなと思います。

3つ目はお金を使う
です。
お金を使ってジムに通ったり
お金を使って学校に通ったり
お金を使ってサブスクのプランに申し込むなどです。
こういったお金を使うアプローチをするのも1つです。
いろんなところに申し込むのも1つですが、
基本的なお金を使うで考えた方がわかりやすいかなと思います

この3つのアプローチで対応して
古い脳のプログラムを行い、
望んだ行動ができるように対応していくのが重要だと思います。頑張ってください。以上です。

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