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2023年7月6日

仕事モードと作業モード

頭を使っている状態を
仕事モード

反対に
あまり頭を使わずに
無心に作業に没頭している状態を
作業モード

としたとします。

すごく簡単に書くと
下記の図の感じですね。

仕事モードで良い状態のときは
頭を使った仕事がバリバリ出来て、

作業モードで良い状態のときは
サクサクと仕事が進んでいる感じですね。

その二つの状態だったら何の問題も無いんですが

問題は仕事モードで悪い状態
になった時と
作業モードで悪い状態になった時ですね。

特に問題なのは

作業モードで悪い状態になった時

です。

本来は
仕事モードに切り替えて
頭を使って
いろいろ考えないとダメな状態なんですね。

難しい言葉で言うと

・問題の明確化
・分析
・手法決定
・作業時間の見積もり
・場合によってはKPI設定

をするタイミングなんですね。

その上で
再度、
作業モードに入って実行をしていくべきなんですが、
作業モードの人が悪い状態になると得てして
うまくいかない手法を何度も何度も繰り返したり、
頭が回らない状態で、こねくり回してしまったりします。

そうすると
成果が出ないまま時間だけが過ぎていって、
焦りゆえに、さらに頭が回らなくなって悪循環に堕ちていく、
そんな状態になってしまいます。

さらに最悪なのは
その状態で上司が話しかけてきた時です。

頭が全く回らなくて
焦っていて、
ストレスがマックスになっている時に
上司が話しかけてきたらもう、パニックです。

頭なんて回らないのに、
上司はもっともらしいことを言ってきて、
全然、こっちの気持ちを分からずに
理想論ばっか言ってくる、みたいな感じになります。知らんけど。

そしたら、理解できない部下を見て上司はさらに怒りを増幅させて、よりコミュニケーションが取れなくなって、、、、

そんな感じは想像つきますね。

うん。シナジーデザインでも結構繰り返されてきた光景です。

でも何となく、今後はそうならない気がしています。
少なくとも前よりもだいぶマシになる気がしています。

その理由ですが、
上司が部下に話している時は
別に攻撃をしようとしている訳ではないんですね。

上司も忙しいのに、わざわざ部下を攻撃している暇はありません。メリットもありません。
だから上司は良かれと思って話している訳です。

でも
問題なのは
その時の聞き手のモードです。

聞き手のモードが
作業モードなのか
仕事モードなのか
によって
上司の発する言葉が
ただの長ったらしい説教にもなれば
的確なアドバイスにもなりえるのです。

先ほども書いた通り
問題解決は頭を使う仕事モードの時に行うべきです。

上司のアドバイスは
問題解決のサポートであることが多いのですが、
作業モードかつ悪い状態の聞き手からしたら、
ただの攻撃になるわけです。

極端に言うと
何を言っているか全くわからない。

それはその人の能力が低いのではなく、モードの問題です。
誰でも
作業モードかつ悪い状態になったら頭なんて回りません。

だから
ポイントになってくるのは
上司が問題解決のサポートをする際、
具体的な内容を話す前に
モードの切り替え、
を必ずする必要がある
という認識です。

作業モードから
仕事モードに切り替える。

頭が回っていなかった状態から
頭を使える状態に切り替える、それが重要になります。

その手法は、
ちょっとした冗談でもいいですが、
会話、をすることから入るのが多いです。自分は。

頭を使うきっかけであれば何でもいいので、
一回、席を立たせるのも一つですし、何かを飲ませてもいい。

とにかく
作業モード
かつ
悪い状態
から救い出してあげる必要があります。

バタバタしながら
下書きフォルダ送りになる感じがするので
いったん、ここまででアップしておきます。

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