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代表ブログ

2018年7月17日

問題を上司と明確にすること ≒ 詰められること

何か問題があったとします。

その問題を処理するにはどうしたらよいでしょうか?

流れとしては

1、問題の存在を認め
2、問題を明確にし
3、処理方法を決定し
4、処理を実行する

ということになるのかな、と思います。

処理方法を決めるためには問題をとことん明確にする必要があります。
曖昧な部分があれば、問題は曖昧な部分に逃げ込み、解決になりません。

そこで、問題を解決するにはとことん明確にする必要があります。
ただ、人間は自分で自分のことを客観的に見るのが苦手です。(もちろん自分もです。)
なので上司が必要になります。

部下の現状を客観的に見て問題を明確にする手伝いをするのが上司の重要な仕事の一つです。

上司が問題を明確にする過程では
いわゆる 5W 1H
が登場します。

ただ、これを使って上司が質問をするとかなり厳しい質問に感じるはずです。

なんでそうなったの?(why)

何が原因なの?(what)

どこで問題は起きてる? (where)

いつまでに解消する? (when)

誰が担当したの? (who)

どうやって解決するつもり? (how)

このような問題を明確にするための、質問をされると
詰められている
と感じる人が多いでしょう。

詰められている、
という言葉が示す通り、
逃げ場がない場所に追い込まれている感じになると思います。

ただ、前提として
上司との会話は逃げるために行うものではない
問題を解決するために行っている
ともう一度、しっかりと認識をするべきだと思います。

問題を解決するためには
問題を明確にする必要があります。
そのために協力してくれているのが上司
経験や情報を自分より持っていて、自分の役に立つという認識を持つことです。

上司が苦手とか、話すのがイヤだという感情になるとしっかりと話を聞くことが出来なくなります。
出来るだけ接点を少なくして、突っ込まれる回数を減らそうとしてしまいます。
または攻撃できる箇所を探して心の中で攻撃したりしてしまいます。

でも、それでは問題は明確にならず、お互いに余計な時間がかかったり、余計なエネルギーを使うことになります。
自分の受け持った責任を果たすことが出来ません。

上司はあなたを攻撃するためにエネルギーを使っているのではありません。
一緒に問題を解決しようとしています。

とにかく、問題の存在を認め、一緒に問題を明確にする、という流れが大切です。
敵は問題であって、上司や部下ではありません

共有できる限りの情報を共有して、同じ判断が下せるように、上司と部下の間の情報の流通量を最大化しようとするのが一番正しい道と思います。

上司と部下の情報量の最大化

うん、これのような気がします。

みんな自分が正しいと思う判断をします。
情報が同じならビジネスの判断は基本的には同じになると思います。

出来るだけ同じ情報を持つこと。
それがお互いのストレスを回避する、最も効果的な方法だと思います。

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