とにかく、やる
みたいな文章を部下の報告などで見受けますが、たいていうまくいきません。
仕事がうまくいくには
考え方
↓
行動
↓
結果
という流れが必要ですが、
とにかく、という言葉は
考え方も、行動もすっ飛ばして結果だけを求めているからですね。
正しく考えて、正しく行動しないと、求める結果にはなりません。
なったとしてもただの偶然で再現性はありません。
正しく考えるためには、しっかりと情報収集して、分析をして、仮説を立てて、その仮説を検証する必要があります。
でも、
めんどくさくて、
または考えるエネルギーが残っていなくて、
またはそもそも考える習慣が付いていないので
とにかく、○○をする、
といろいろ、すっ飛ばして宣言をしてしまうんですね。
そうなっても当然うまくいかないので
失敗して
その考えるべき部分を、代わりに上司に考えてもらっている、みたいな状態になります。
上司に考えてもらったら、うまくいくことが多いんですが
それは
とにかく頑張る!と
気合いを入れたからではなく
正しい考え方を上司が授け、正しい行動をさせるように導き、うまくいかせているんですね。
それに気づかずに気合いで何とかなったと思い込んだら最悪です。
ずっと、訳の分からない気合いで乗り切ろうとして失敗する人の完成です。
とにかく、という言葉は思考停止の言葉、なので、使うとほぼほぼ失敗する、と考えて、
無意識に使っているときなどには注意が必要です。
とにかく、ではなく、○○だから、Aをやって、Bをやる、と具体的な分析や仮設作りをするとうまくいく確率が当然に上がります。
失敗してもAをCに変えたり、BをDでやってみたりして部分的にも改善できます。
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