部下と話している時に
後から必ず問題が引き起こされる、
時限爆弾のような受け答えがあります。
それが
「、、、、はい。」
という受け答え方です。
文字で見ても分かりますが、
びた一文納得していないですね。
多くの場合、
相手の文脈も理解していない。
なんとなくの話の流れだけ理解して、うーん3割くらいの理解かな、7割は理解していない状態で
何かをする、という約束もするつもりがないまま、
その場でわからない、と言うことが難しいので
、、、はい。
とごまかして回答する。
後から考えればいいか、、、ぐらいの感覚なんでしょうが、
上司にいつでも質問できる状況で理解できないことは
1人で考えても理解できない。
理解できたとしても
上司が求めるレベルの良くて6割、ひどい場合は3割以下のクオリティで成果物が上がってくる。
当然、
指示した内容と違うよね。
と指摘をすることになる。
しかもその間の時間の給料が発生する。
本人は無責任にもテンションを下げて、ストレスの対応をしなくてはいけなくなる。
最悪。
そのきっかけになるのが
、、、はい。
という無責任極まりない答え方。
それを防ぐには
、、、、はい
ではなく
、、、すいません
と言えばいい
すいません、に抵抗があるなら
、、、ちょっといいですか?
か
、、、ちょっとわからないです。
と言えばいい
開き直った言い方は良くないけど、
無理やり、
、、、、はい
を引き出しても問題が先送りになるだけ、というのを上司は分かっているので
ちゃんと対応するはず。
もちろん上司も人間なんで
一生懸命に説明したことに対して
分からないです
と自分の説明を否定されるとストレスは爆上がりするけど、
そこは我慢して出来るくらいには上司として腹をくくってるはずなんで
多少、その場でストレスを感じることがあっても破綻はしないはず。
逆に、分からないです、というストレスを双方が受け入れなければ先には進めない。
部下にストレスを感じさせるのが悪い、
みたいな甘えた風潮があるのは百も承知しているけど、
仕事で責任について話をしている訳だし、
逆に
責任を簡単に受け入れない、という話なので
しっかりと
分からないものや
納得しないものには
分からない
と回答するように徹底していくべきだと考えています。
、、、、はい。
は絶対にいつか爆発する時限爆弾、
と認識しましょう。
言葉が浮かんでいなければ、そのまま伝えるべき
上記の記事は部下と話をしながら記述しましたが
どう感じた?
と聞いたところ、
「やはり思ったことを伝えていないことが原因だと思います」
という答えが返ってきました。
ちょっとズレている気もしますが、
確かにそうですね。
分からない、
や
話についていけない、
みたいなことは口に出しにくい、、、
それも分かるけど、じゃあどうすれば良い?
お互いに物を作るクリエイターとして
ちゃんと思ったことを口に出すのを求めるのは普通であるべきだと思う。
指示を出したことをするだけ、作業をするだけ、なら違うかもしれないけど、
あくまでもクリエイター
それでないと給料も上がらないし、やりがいのある仕事につながりにくい。
クリエイターを目指せるなら目指したほうがいい。
少なくともその約束で等級を設定している間は
思ったことを伝える義務がある、
そう考えています。
電子書籍にまとめてみました。
「正社員が1年で働く時間は
たった22%ってご存じですか」
代表ブログでアクセスの多い記事をピックアップしております。
幸せに働くとは何か? その答えがここにある。
奥野 勝也 (著), シナジーデザイン株式会社 (著) 形式: Kindle版
Amazonで99円で販売中
Kindle Unlimited会員なら0円
書籍の詳細はこちら