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代表ブログ

2019年10月8日

相談の仕方を勘違いしている人が多いので明確にします。

未経験で入社したときに重要になってくるのが
相談
のスキルです。

報告・連絡・相談の3つの中でも少しあいまいな要素だと思いますが、明確にしておきたいと思います。

相談の基本は下記のとおりです。

相談は
代わりに考えてください、
ではなく
考えたので承認をお願いします。

が基本的な考え方になります。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「どうしたらよいでしょうか?」

何か問題があるでしょうか?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

という
フリー質問
は基本的には無責任な態度、と捉えられます。

今の世の中の多くの仕事は
肉体労働
ではなく
頭脳労働

考えること自体が仕事なんですね。

なので

代わりに考えてください、

代わりに仕事をしてください
 と同じ
ということをまずは理解することが大切なんですね。

上司からしたら
うーーーん、。可愛い部下の頼みやったらやるにはやるし、その覚悟はあるんやけど、このままだとまずいなー

みたいな感じでメチャストレスなんですね。

考えることはエネルギーを使います。
フリー質問は自分の代わりに相手に考えてください、
といった内容になるのでよほどの初歩の質問以外ではあまり使いません。

相談はフリー質問ではなく
まずは自分で考えて、答えを出して
その答えの承認を取るのが基本です。

何も考えられない場合は
「どうしたらよいでしょうか?」
ではなく
「何も考えることが出来ないので、仕事が出来ていません。」
という報告が必要です。

相談というフラットな立場ではなく、失敗をしたことについての報告が必要だということになります。
そこをあいまいにしてしまうと、責任の存在が曖昧になってしまいます。

相談さえすれば責任が上司に移行する、という甘えにつながります。
相談したところで仕事の責任が上司に移行する訳はなく、あくまでも仕事を請けた人の責任であることは変わりません。

とてもイレギュラーな時に
どうしたらよいか代わりに考えてください
があるだけで、通常は
考えるのは相談者の「仕事」なので
懸命に考えて選択肢を出してそれを上司に承認してもらうことを、相談
と考えてこのツールを使いこなせば、
より明確に仕事を進めて行けるようになると思います。

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