これまでは、ある程度の作業をしていれば、仕事として成立していました。
いわば70点をとっていれば、評価されお金がもらえていました。
でもchatGPTなど対話型AIの登場により
70点の仕事はAIがしてくれるようになりました。
これからなる。
ではなく、もうすでにそうなっています。
70点まではAIに仕事をさせて残りを100点に近づけていく、そんなより複雑な処理をする能力が求められるようになりました。
ある意味で難しい業務だけが残って、人間に任せられるようになるともいえます。
作業だけしていた人、言い換えれば、70点までの業務をしていた人は、仕事をAIに奪われるかもしれませんが
今も付加価値を提供している人、つまり平均点70点からさらに上の100点まで高めているような仕事の人にはどんどんと仕事が集まるようになってくる社会ともいえます。
なぜなら付加価値の低い仕事は、自分の部下やアルバイトにさせていたから、
その人の仕事は変わらず、
アルバイトや部下の仕事がAIに取って変わることになります。
AIに仕事を奪われた人は、
AIの部下としてAIに奉仕する仕事、
例えば、パソコンの掃除などをするか、
付加価値の高い70点を100点にする仕事のどちらかの選択を強いられることになります。
これは職種は関係なく、プログラマーでも仕事が奪われる人がいれば仕事が増える人もいると思います。
デザイナーでも同じ店営業でも同じ。
もちろん経営者も。
本当にこれから5年で世の中が大きく変わる。
そのぐらいインパクトがある変化が今、シリコンバレーのオープンAIという会社を中心に巻き起こっています。
かつてインターネットが世の中を変えたように、
かつてiPhoneが世の中を変えたように
それらと同じか、それ以上のインパクトを持って、オープンAIが世の中を変えようとしています。
世界中に散らばるプログラムとともに。
chatGPT単体では遊びのソフトにすぎませんが、
この最先端の対話型AIが各専門の業務ソフトと連携すれば
多くの仕事が自動化されます。
既にMicrosoftは、このAIのOffice製品への連携を発表しています。
Excelに日本語で目的だけ伝えれば、勝手に計算までしてくれるみたいなイメージですね。
自分もIT事業の経営者として、そして
プログラムを少しは書く人間として、
この変化をしっかりと捉え
正しい手を打てるように、
これからどうするかを
chatGPTに相談してみようと思います。