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2021年12月14日

しょうがないを極力なくしていく

10代の頃、
やっぱり自分は変な高校生で
地元の奈良市の駅前の商店街で
怪しいシルバーアクセサリーを売っている
イスラエル人に話しかけたりしてました。

まだ20代でトム・クルーズ似の
彼が言ってたのは

「日本人は
しょうがないという言葉を使う回数がめちゃめちゃ多い

国が悪いからしょうがないとか
仕事だからしょうがないとか
親が頑固だからしょうがない
何があってもしょうがない

全部、しょうがない って言ってやりすごしてる。

私は、それが日本人のよくないところに見える」

ということでした。

めっちゃトム・クルーズに似てる、モテる彼は日本人の女の人が大好きだったけど、
日本人の「しょうがない」の多さは嫌いだったみたいです。

彼のその言葉は30年経った今も自分の中で残っていて、
「しょうがない」という言葉を極力言わないようにしています

今これを社員とのランチで音声入力で書いていますが

社員から質問がありました。

「しょうがない、って言わない ってことは、あきらめないってことですか?」

あきらめないっていうのとは少し違うくて、
そういう仕組みだからそれ以上は考えないようにする、という思考停止にならない意味合いです。

しょうがないと言わずに
「なぜ?」と考えるのをやめない、ってことになると思います。

なぜその仕組みがあるんだろうとか

なぜそういうルールがあるんだろうとか

なぜそういう暗黙の了解があるんだろうとか

なぜ仕事をしないといけないんだろう?とか

それについて、曖昧にせず、考えて自分で納得するまで明確にするということです。

逆にしょうがないを連発すれば原則とか、原理について考えなくて良いので短期的には楽です。

波風が立ちにくいので、いい子に見えたりもします。

もちろん、今、しょうがない、と言っている人も
若いうちは、会社の仕組みがおかしいと思って、それを上司に提言したことがある人もいると思います。

でも、何度言っても上司が否定したので、やっぱり、しょうがない。これ以上触れないでおこうってなったのかな、と推測します。

でも、僕は答えにたどり着くまで考えるべきだと思います。仮にそれが答えではなく、たんなる仮説であっても、何かの答えが出るまで考えるべきだと思っています。

しょうがない、でやり過ごしたほうが、波風を立てるよりもその場でのストレス、つまり短期ストレスの量は少ないかもしれませんが、長期ストレスがじわじわと増えてきてどこかで破綻する気がしています。

または何を感じるセンサーが動かなくなってしまって、鈍感になったり、物事の差に気づきにくい大人になっていってしまうのが怖いなって思います。だから自分は、しょうがない、と極力言わないようにしています。

しょうがない、は事実上の敗北宣言だと思っているところがあって、負けず嫌いの自分はその言葉を単純に言いたくないだけなんだと思います。

だから、疑問に思ったりストレスに感じたことは、なぜこうなるんだろう?ってずっと考えてしまいます。カッコよく言うと原理原則までは考えるようにしています。

「なんで、そうなるんですか?」って口に出してしまいます。

「なんで、そうなるんですか?」という言葉は周りの人からしたら、心地よくない言葉かもしれないですね。自分たちも気づいているけど波風を立てないように我慢してやり過ごしている。それを部外者や新参者が「何でですか?」と聞いてくる。そうすると、その人達の中でせっかく抑えているストレスがまた、心の中で湧き上がってくる。

まぁ、不快ですよね。

不快さをおさえて、「ん-ーー、、、 疑問に思うのは分かるよ。 でも、しょうがないじゃない。」

みたいになだめてくれる。しょうがない仲間に入れてくれようとするんですね。大人ですね。優しい。

でも自分は聞いちゃう。

うん。めんどくさいですね。嫌われますね。

分かってるんですよね。でも、曖昧にしたくない。

しょうがない、という言葉を使いたくない、
その思いは、自分で会社をやるようになってから特に強くなりました。

自分が、ルールを作る側になったから、というのが一番大きいと思います。

 

とにかく曖昧ではなくて、自分で明確にしていく。

もともと存在しているルールだから、しょうがない、ではなくて

そもそもどういう理由で、そのルールが出来上がったかを理解する。

そうすれば、いろんな問題を深く考えられるようになって、自分なりの答えを出していけるのかなと思います。

そんな自分の考えもあって、

今、シナジーデザインでは、しょうがないを使う人がほとんどいません。

明確に禁止しているわけでは無いけど、しょうがないを使う回数はかなり少ない会社だと思います。

疑問点があれば、「なんで、そのルールになっているんですか?」と聞く人が多いのですが、ある意味でとても健全な会社になってきていると思います。

これも怪しいシルバー・アクセサリーを売っていたイスラエル人のおかげなので、彼と再会することがあればお礼を言いたいと思います。
多分ないですが。

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