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2019年7月22日

AとBの頭の中は違う

AさんとBさん。

こんな感じです。

それぞれの頭の中にある情報は自分にしかアクセスできません
Aには自分の頭にある情報は見えているので、
それが理解されているのが当たり前な情報ですが、
Bからするとその情報は全く見えない情報です。

他人の頭にある情報は見えないので、
何かで伝えないと、伝わりません。

それは言葉だったり、
表情だったり、
だったり、
だったりしますが
何らかの媒体に載せて伝えないとしっかりと伝わらないんですね。

そして、皆さんご存じの通り、
自分の頭にある情報が
他人には、なっかなか伝わらないものです。

だから、使える手はすべて使って伝えようとした上で、
伝わっているかどうかを相手の
言葉や
表情
声のトーン
などで把握する必要があります。

なぜなら、相手の頭の中を直接覗くことが出来ないからですね。

また、相手の言葉を必要以上に信用しない

ことも重要です。

頭の中にある情報を適切に言語化して、相手との情報の差を埋めながら伝えることは非常に難しい
行為
なので
特に部下や子供が相手の時には相手の言葉は信用しない、と考えるくらいでちょうどよいと思います。

そして伝わっていなければ再度、別の方法でコミュニケーションを試みる、そんな根気強い作業が必要です。

自分の頭の中と相手の頭の中は違う。
だからこそ、しっかりと言葉や文字で曖昧なところを残さずに伝えきる必要があります。

冒頭の絵は
まぁ、雑な絵ですが、
この絵で伝えたいことは

1、お互いの頭の中にある情報は、違う。
2、何らかの「媒体」で相手に伝える必要がある。
3、頭の中にある情報はそのままは伝わらない。伝わったとしても100%は伝わらない。
4、しっかりとフィードバックをもらって、伝わったかを確認する必要がある。

ということでした。
少しでも伝わっていれば嬉しく思います。

完全に全く同じ情報ならば同じ結論になる

自分は
基本的に、全く同じ情報を持っていれば、AもBも同じ結論に達する、と考えています

逆に持っている情報が同じでなければ、AとBは違う結論に達してしまい、分かり合うことが出来ません。

誰かと分かり合うためには、まず、重要なのは自分の感情も含めた自分の頭にしかない情報をいかに相手と共有するか、を真剣に考える必要があります。

AとBの頭の中は違う。
当たり前のことですが、とても重要な原則だと考えています。

やっぱり
相手の気持ちなんてものは目では見えません

だから、
自分の気持ちを分かってくれない
のはある意味で当たり前
です。

もちろん人間が仕事をしていくうえで感情は重要な情報です。
なので誰かと良い仕事をしたい時には
感情を押し殺したり、排除するのではなくて、
自分の感情も重要な情報として、言語化したうえで上司や周りの仲間に伝えていく必要があります。

表情や態度や声のトーンで表現するのではなく、相手に伝わるように言語化して伝える、それが重要な行動です。

「正直、いま、自分はストレスを感じています。
それは○○についてです。」

と冷静に自分の頭の中の電気信号を言語化して、相手を攻撃せずに情報の共有をするためだけに伝える、
そうすることで感情が情報として相手に伝わります。

感情を相手に伝える必要があるのはなぜかというと、
人の行動はほとんどが無意識の行動だからです。

無意識に行動をする人間は
自分の中のストレスに大きな影響を受けます。

感情を押し殺しているつもりが
実は思いっきり感情に流されて仕事をしていた
ということが往々にして起きています。

それを防ぐためにも
自分の中で起きているストレスを言語化して
自分の無意識をコントロールしていくきっかけをつかむことが必要かな、と感じています。

 

原則として
知らないものは対応出来ないですし、
相手の感情なんて見えないものです。

でも感情を押し殺しての仕事では、踏ん張れないし、何より成功した時にも感情を出して喜べない

つまりはせっかくの成功した時のご褒美であるドーパミンが抑えられてしまうと考えています。

ストレスは言語化して、対応するべき問題として共有して
喜びは素直に感情として表現する、

そうしながら会社として仕事から得られる喜びを最大化していきたいと思っています。

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