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2019年11月4日

古い脳と新しい脳 上司からの指摘編

人には脳があって行動は脳に支配されています

イエール大学の神経科学者ポール・マクリーンが1960年に唱えた説によると
そして脳はヒトに進化する前に出来上がった動物としての脳
言語や道具を操り進化した人間としての脳に分かれています

なので

人は頭の中で動物の部分と人間の部分が共存している

状態なんですね

動物と人間なんで時々、この二つの脳は違う動き方をするんですね。

その前提で考えると、
われわれの頭の中で何が起きているのかが整理できて
問題解決の方法が見えてきます。

これは仕事で発生する問題にも使えます。

例えば、
報告がもれて、上司に指摘された時を例にとってみましょう。

仕事をしている時の多くは
頑張ろうーと思って仕事をしています。

人間の脳が支配している状況です。

でも報告を忘れてしまっていることを
上司から指摘されるとストレスが一気に高まります。

そうすると動物の脳は
攻撃された
と感じ
逃げろ!
という指令を出します。

具体的には
上司の話を早く終わらせるためだけに発言したりします。

「すいません」
「わかりました」
「次回はしっかり報告します」

そんな意味のない言葉が出てきます。

上司が突っ込むと

「でも全く報告してないわけじゃないですよね」
「そもそも報告なんて必要ですか?」
「上司さんも出来ていない時ありますよね」

みたいな攻撃的で、論理が破綻した言い訳が出てきます。

それでも突っ込むと
思考停止してしまい
「わかりません」
「何も考えられません」

みたいな状況になってしまいます。

最後には
「ちょっと頭が痛いんで後にしてもらってもいいですか?」
みたいになってしまいます。

この状態では
古い動物の脳に支配されている状況なので、会話が成立しません。

上司から説明を受けている間も情報をシャットアウトして、内容を聞いていません。

ストレスを与えるのは上司なので
上司を敵
と認識して避ける行動をとります。

ここまでは動物の脳が無意識に行う行為です。

解決するには、まずは本人が
動物の脳に支配されていることを認め
人間の脳に支配権を切り替えることが重要です。

イメージ的には
とにかくストレスから逃げようとしている古い脳
自分は逃げない!
と冷静だけど、力強く宣言し、
何が起きた?
と人間の脳の力をフル活用して
原因や状況を
明確に言語化する
といった流れになります。

逃げようとする動物の脳と和解する方法は
起きたことを明確にし、言語化を完成させることです。

起きたことが曖昧なままだと、
危険な状態が続いていると判断
ストレスの原因を理解できない動物の脳は、ずっと逃げろ、という指令を出します。

でもストレスの原因が明確になり、
危険な状態でないことが明らかになれば逃げる必要がなくなるので動物の脳も逃げろ、という信号は出なくなります。

脳との和解が成立した状態ですね。

この状態になると
ストレスの原因が上司ではなく、仕事を通じて発生している問題だと理解できます。
その時になって初めて、上司が敵ではないことを理解します。

仕事は相手が出来ないことやストレスの代行をしてお金をもらうことなので、ストレスは付き物です。
ただストレスが一定量を超えると動物の脳が生命維持のために、逃げさせようとします。
逃げてしまってもどうせ仕事はしないといけないので根本的な解決にはなりません。

人間の頭では、
新しい脳と古い脳に分かれていることを理解し、
それぞれの役割を考えれば、自分の頭の中で起きていることが見えてきます。

そうすれば適切に処理できるストレスの量が増えますので、どんどん仕事が出来るようになっていくと思います。

また強く、もなれます。

ストレスは脳で発生している電気信号ですから、ストレスを感じた時には、自分が動物の脳に支配されていないか、を考えてみるようにしましょう。

そこから解決策が見えてくるはずです。

参考サイト
https://www.akira3132.info/limbic_system.html

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