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2020年4月16日

これからの人材市場で起きること 〜 IT業界への流入ラッシュが始まる そして給料が下がる

IT業界へのラッシュが始まる

コロナウィルスが収まる方法は何でしょうか?

それは

社会が受け入れるか

薬が開発されるか

の2つしかない

自分は以前のブログでもそう書いて、
今もそう思っていますが、
今後社会の認識もそちら側に変わっていくと読んでいます。

だって他に解決方法なんてないですから。

これだけ人や物が世界を動かす事を前提として
成り立っている世の中なんですから、
急に鎖国状態を数年も続けられるわけがありません。

しびれを切らした人たち、つまり働かなければ死んじゃう世代、
かつ重症化リスクの低い人からどんどん動いていくようになり

感染リスクの高い人は自宅に待機するようになる

いわゆる世代間封鎖(造語)によって

何とか社会が回っていく

それが安全なワクチンができるまでの数年から十年ほど続く

というのが1つのシナリオかと思います。

ワクチンができるよりも検査薬の普及が進んで、
抗体ができているかどうかの検査をした人の中で
抗体ができている人が社会に復帰していくという流れになっていくのかなと思います。

抗体を持っているという事は
ウイルスを体内に持ったまま動く可能性もあるので
社会的な接触は依然として低水準を保たれる可能性が高いと思います。

ちなみにワクチンは毒素です。
なのでインフルエンザワクチンを打って死亡しちゃう人が出てきます。
これだけ強力なウィルスに対抗するワクチンは
どんな健康状態の人でも打てるわけではありません。

仮にワクチンが開発されても、
重症化リスクの高い高齢者の人に打てるかどうかは別問題です。

また国民全体にワクチンを接種するための
医師や看護師の数も足りていない状態です。

とすると、ワクチンを接種するだけで数年の期間が必要になってきます。

「自分はもう免疫できてるから大丈夫」みたいな人がたくさん出てきて、

ワクチン接種しない層も一定数残ってしまうので
コロナウィルスが数年のスパンで社会から消え去る事は
ほぼないと考える方が自然かなと思っています。

となると、中途半端な鎖国状態はずっと続き、
人々は衛生面を気にしながら生活をし、不要不急の接触を避け、
どんどんバーチャルの世界に移動していく。

これが1つのシナリオだと思います。

という筋道で考えると

非常事態宣言は5月6日までとなっていますが
それまでに収束するわけがないというのが自然です。

優秀な人がIT業界へ向かう

そうなってくると商売を続けられなかったりその業界自体がなくなって、
他業種への転職を余儀なくされる人が急増します。

そんな人たちはどの業界へ向かうんでしょうか?

まず候補に上がるのがIT業界です。

このコロナ被害の中でIT業界には、

リモートワーク推進の補助金が出たり、

対面型の商売を非対面に変えるための補助金

出たりと国が後押しをしている業界です。

さらに前から景気がいい、
羽振りが良いようなイメージが植えつけられているので
みんな関心を持っていました。

なので、このタイミングでみんなの頭にまず浮かぶのはIT業界です。

そしてIT業界は途中参入が可能な業界なので、
大学で専門の勉強をしていなくても現在であれば転職が可能な業界です。

なので優秀な人材で自分に自信を持っている人からIT業界に挑戦してきます。

最初は素人感丸出し

恐れるに足らない存在かもしれませんが、

自分で商売をしていた人や他の業界で結果を出している人をなめてはいけません。

思いもよらないアイディアを出して、
仲間を集め、お客さんを集め、なんとかしてしまいます。

大きくなれないかもしれませんが、ゲリラ戦法が得意で、
何とか数人から十数人ぐらいの規模までは成長します。

自分がそうだったように必死に何とかしようとします。

競争が激しくなって給料が下がる

そんな人たちやその他の業界の優秀な人たちがIT業界に入ってくれば
ぬるま湯につかっていたIT業界の人たちは淘汰
されてしまいます。

業界内の競争が激しくなるんですね。

そして競争で負けて価値が下がった人は給料が下がります。

だって優秀な人が安い金額で採用できるのであれば
そちらを優先するのが普通です。

会社自体も新規参入が相次ぐので競争が激しくなります。

競争が激しくなれば価格の低下圧力が強まるので、
工夫をしていない会社は売上が下がります。

それによっても給料が下がります。

今までは競争が緩やかだったために、
国際的な競争力がなかったって業界も、
優秀な人材をさらに集めて行くことで
競争力が増してきます。

ただし業界内での競争が激しくなるため
勝ち組負け組の明暗がはっきりしてくることが予想されます。

なので今IT業界にいる人は、

シナジーデザインのメンバーもそうなんですけども、

今から大競争時代になることを見据えて
スキルアップをしていく必要があります。

そうでなければ給料が下がります。

うちの会社は下げるかどうかというよりも
価値が下がっていくということです。

もし今、基準に達していないのが当たり前になっているのであれば、
生き残っていくことができません。

基準を上げてスキルアップをするしかない

自分の基準を上げるしかないんですね。

しっかりとプロ意識を身に付け、
メンバー各自も、そして会社も生き残っていくこと

それが利害が一致するところだと思います。

逆に今のタイミングで頑張れなければ、
これ以上環境が厳しくなる事はあまりないので、
ずっと頑張れないということです。

IT業界から放り出されれば他で大変な状況になってしまう可能性が高くなります。

優秀な人たちがとても苦しんでいる業界がたくさんあります。

今IT業界にいる人は自分で選んでIT業界に来ている。

伸びる業界を見つけている。

それはそれで1つの実力です。

幸運でもあります。

しっかりと振り落とされないようにしがみつくことが
これから数年から10年の間は必要だと考えています。

なぜなら上に何度も書いたようにIT業界人材の大量流入が始まるからです。

IT業界への期待や寿命も伸びますが、
人材の大量流入の方が先に起こるので、
まず価格のダンピング、つまり価格の低下が起きてきます。

そのタイミングで生き残るためには自分の価値を高めておく必要があります。

価値を高める方法、それは約束を守ること

IT業界にも様々な職種がいますが仕事をする人にとって重要なこと

それは約束を守る

ことです。

プログラマーであればクオリティーと納期を守る

デザイナーであれば約束したものを作り上げる

マーケターであれば約束した通りの数字を出す

この約束です。

約束を守る人であれば価値が上がります。

逆に約束を守れない人は

管理のコストが膨大になってくるため、
価値が相対的にどんどん低くなっていきます。

自分の価値を高めましょう。

そのために必死に約束を守りましょう。

そして生き残りましょう。

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