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代表ブログ

2021年10月22日

入社時のストレスの供養をしてあげる必要がある

入社時はとにかくストレスがかかりがち。
知識も経験も
右も左も
何もわからないままで、いきなりタスクを渡される。
それが中途採用の未経験者の辛いところ。

「できるわけないやん」
「むちゃぶりもいいところだろう」
みたいな気持ちを押し殺して、
なんとか会社を辞めずに頑張る。

その時に思考停止したり
責任転嫁したり
この上司は頭がおかしい
と思いながら頑張ったりして、
そして、
なんとかその時期を乗り越えていく。

やがて、
自分が成果を残せるようになってくると、
新人の時の記憶を完全に押し殺すか
もしくは、
美談に無理矢理仕立て上げて
パッケージ化しちゃう。

悪い思い出にお札を貼って、思い出さないように封じ込める。

そうすると、
ストレスを正しく供養出来ていないままになり、
供養されていないストレスは
地縛霊のように自分の行動を制御してしまうことになる。

そんな地縛霊に似たストレスをうまく消化するには、

あえて、
入社時のストレスを口に出して、
時には本心のままボロカスな言葉を口にして、
しかもそれを本人にぶつけて、
そして感情も含めて同じ情報を出し合った上で
その時のお互いの文脈を話す。

自分がストレスを感じているときは、
相手も同じ量のストレスを感じてるもの。

自分だけの文脈で話していると、相手のストレスには気づけないもの。

そもそも、新人の育成は
複雑、不確定、不明確な仕事。

難易度が高い。

その難易度の高いタスクで、ストレスが発生するのはある意味普通のこと。

だから上司もストレスを感じている。

部下も、その時の自分の文脈を話す。
上司も、その時の自分の文脈を話す。

お互いに悪いことをしようと思って動いてはいない。

だから、その時の自分しか知らない情報を共有する。

そうすれば
相手の文脈も理解できる。
そうすることで、誰も悪くなかったんだと、理解できる。

それがストレスの供養であり、
記憶の再固定化

それが必要。

上司は上司として一生懸命仕事を頑張っている
でもその人がとてつもない悪人に見えたりする。

お互いに同じ情報があれば同じ結論にたどり着く。

その原則を信じて
シナジーデザインでは、
根気強くそれを行って、
漂っているストレスを供養していきたいと思います。

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