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代表ブログ

2020年1月6日

「指摘部分の修正をしました」の問題


制作物を誰かに依頼し、一旦提出を受けて何かを指摘すると

「指摘部分を修正しました。」

 
と伝えて再提出をしてきます。

その上でまた問題点を指摘すると
「言われたところをやりました、いかがでしょうか」
と聞いてきます。

これでは単に
言われたところの修正をするだけでクオリティーに全く責任を持ってない仕事の仕方となります。

言うまでもなくクリエイターであれば
ものづくりが仕事で制作物に対して責任を負う立場です。

なのに途中からはクリエイターであることを放棄して、
作業者であるオペレーターの立ち位置に勝手に自分の責任を限定します。
最終的なクオリティ指示をする
ディレクターの責任を放棄してしまうんですね。

これは指摘が入ったからおかしくなったわけではなくて、
最初の提出をするまでが自分の仕事と限定しているから
起きる行動になります。

最後だけおかしいわけではなくて
最初から仕事への認識の仕方が誤っています。
指摘が入ることを想定していないというよりも
言われたことを作業するだけのオペレーター
自分の立ち位置を限定してしまっていることが原因です。
なので最初に提出した後はディレクターの指示に従って
完成まで持っていくことが自分の責任となります。

完成させることに責任を持っていないんですね。

 
当然ですが作業途中に問題があっても
それが発覚するのは最終の仕上げの工程です。
そこに責任を持たないという事は
途中の作業にも責任を持てないことになります。
こういう仕事のされ方をされるととても困るんですね。

勝手に自分の責任を限定する。
1番ストレスの少ないところに限定する。
これでは成長しない

クリエイターは制作物のクオリティーに責任を持つ代わりに
自由に決めることができます。

最初だけ自由に決めて最後は責任を持たない、では成立しません。

また役割分担が難しい小さな会社では
オペレーターは基本的に必要ありません。

最初はできなくても
最初からクリエイターとして振る舞うことで
徐々にクオリティーに責任が持てるようになってきます。
最初からオペレーターの立ち位置に限定してしまっては何も進みません。

今のデザインチームのように3名位の規模では
指摘箇所の修正にだけ責任を持っているオペレーターは必要ありません。
そんな人をチームに加える余裕はないんですね。

なぜなら
指摘をする人が専門で配置されてないと機能しないからです。

できない事はしょうがない、
でもやろうとさえしていないオペレーターの立ち位置を取るのは
シナジーデザインでは難しいと覚悟を決めてください。

「指摘箇所を修正しました」

では、
指摘があれば100%ではなかったということになるので、

問題箇所を自分で考え
100%のクオリティーにして提出するのがクリエイター
です。

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