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2019年10月31日

人類は もうメシを食うために働かなくてよい

今の世界人口は何人か知っていますか?

引用

国連が「世界人口白書2019」を発表している。 2019年の世界人口は77億1,500万人となり、2018年に比べて約8,000万人増加していることがわかった。

とあるように

現在は約70億人を超えています。

では50年前の世界人口は何人か知っていますか?

25億人です。

なんと50年で50億人以上も増えたんですね。

とんでもない増加ペースです。

グラフにするとさらにわかります。

(引用画像) 出典:国連人口基金東京事務所ホームページ

グラフの右のほうの角度がやばいですね(笑)

1800年くらいからの増え方がとんでもない。

すんごい増え方なんで、それを知った人が衝撃を受けて

このままじゃ地球がやばい
っていうダメージからクジラとか環境とかの保護活動に動くのもわかります。

でも、
そもそもなんで人類が、こんなに数を増やすことが出来たかわかりますか?

クルマが走るようになったから?
医療の発達?

実は、
人口増加の理由、それは
農業革命
なんですね。

産業、
ではなく
農業
です。

農業革命によって食料の生産量がふえ、それに合わせて人口も増えたんですね。

人口増加のグラフを注意深く見ると、19世紀以外にも何度か人口が一気に増えるタイミングがありますが
それは農作物をはじめとする食料が増加したタイミングなんですね。

逆に言うと人類は、食べ物がある限り増えてきている、とも言えますね。

で、人はどんどん増えるので、常に飢餓との闘いだったのですが、これが、今変わりつつあります。

世界の偉い団体が2030年までに飢餓を無くす、
つまり食べられない人をゼロにする、
と宣言しているんですね。

———————————-

(引用)

持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までにあらゆる形態の飢餓と栄養不良に終止符を打ち、子どもや社会的弱者を始めとするすべての人が1年を通じて、栄養のある食料を十分に得られるようにすることを狙いとしています

———————————-

どういうことかというと
農業技術の発達によって、
食べ物が余るくらいに作られて、
食料の供給が人口を上回る
ようになるんですね。

生物は飢餓との闘いだったのですが、
ついに人類は飢餓を克服
することになるんです。

素晴らしい。

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ちなみにウチの奥さんは
ご飯を食べなくても太る
そうです。

ちょっと痩せたら?
って言ったら
全然食べてないのに太る、らしいです。

食べないのに太る
ということは
食物がなくても生きていけるということです。
空気と水からエネルギーを体内で作りだせる特殊な人類、ということです。

素晴らしい存在の彼女は
飢餓の撲滅のために研究対象となるべきです。

人類の希望の光です。
だって食べてないのに太れるんですから。
特殊なエネルギー構造を持った人類です。

そうでなければ火星探査船なんかもいいかもしれないですね。
火星に行く、となれば長期間の食料が必要です。
火星にとどまるにも食料が必要です。

でも食料が必要ない彼女なら、そんなものは必要ありません。
だって食べてないのに太るんですから。

取り乱しました。

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世界人口のグラフのリンク
https://tokyo.unfpa.org/ja/publications/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%EF%BC%88%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%EF%BC%89

飯を食うために働くことが出来なくなる

今、日本ではやりがいや
働く意味
なんてものが盛んに問われています。

なぜでしょうか?

理由は簡単で
日本はすでに飢餓を克服しているから、なんですね。

餓死する人は気の毒ですが、餓死したことがニュースになるくらい、ほぼ存在しません。その状態で 毎日、大量の食品が廃棄されていますよね。

つまり 食べ物の生産量が消費量を上回っちゃったんですね。

なので、日本にいる限りどんな状況になろうとも餓死することは、ほぼない。
なので、食べる以外のモチベーションが必要なんですね。

飢餓を克服しちゃったんで、ご飯を食べるために働く、というモチベーションが消えちゃったんですね。

そこで重要になってくるのが
何のために働くか、
です。

昔、働かなきゃ餓死する、って状況ならば否が応でも働きました。
周りにそんな人がいれば、明日は我が身ってことでみんな、自分だけは生き残ろうって必死に働きました。
マズローの5段階欲求で言うところの生理的欲求のために働いていればよかったんですね。

でも今はその食欲などの欲求を満たすためだけに働いている人は非常に少ない。
だって食べ物が余っているんで、極端に言えば働かなくても餓死をすることはないからですね。

そんな状況なので、めんどくさいことに、メシを食うため以外のモチベーションが必要なんですね。

でも人間の体はやっぱり動物なので、満腹の時にはゆっくりしておきたい。
メシを食える状況で働くのはとてもストレスが掛かる。
お腹が減っている狩猟民族は危険を冒して狩りに出ます。
でも満腹状態なら、変に狩りに行って猛獣と戦うよりも安全な場所で寝ていたほうが生命維持の可能性は高まりますものね。

メシを食うため、後の世界

ということで
もうすぐ、人類は世界的に食料供給量が需要を上回ります。
そうなると世界中で仕事をする意味が深く問われる時代になってきます。

世界中のいろんな仕組みが
自分が飯を食うために我慢して働く
という仕組みのもとに成り立っています。

その仕組みが効かなくなってしまったら世の中には働かない人が溢れかえることになるでしょう。

日本の価値観だとわかりにくいかもしれませんが、フィリピンなどでは稼ぎのある人に親戚一同がたかる、というような社会構造が今も残っていると聞きました。

他の国でも必要以上は働かない、という文化もたくさんあると感じています。

その時に重要なのが仕事を通じてのやりがいになってきます。
どうすれば仕事を楽しく出来るのかをしっかり考えていきたいと思います。

これまで以上にNPOや社会貢献活動に流れる人が増えていくと思います。
でも自分は商売自体が社会のストレスを処理する社会貢献だと思っているので、ビジネスの世界で頑張っていきたいと思います。

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