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2019年8月30日

ホーム=文化 なぜオジさんはオジさんの服を着るのか?

いますよね。
おじさん。

おじさんはなぜおじさんっぽい服を着ているか分かりますか?

答えは簡単です。
おじさんの服は
昔の若者に流行った服なんです。

おじさんが10代の後半のころ、自分で服を買いだした時に流行っていた服なんです。
当時のおじさんは、若者の服を着ていました。
服屋さんに売っている服が若者の服だったからです。

そして
時代の変化とともに 若者の服は変わります。

でも、おじさんは最初に覚えた 
自分の服装
変えられないまま
時代に取り残されるんですね。

そして、同じように時代に取り残された人たちが年齢を重ねおじさんになると
その人の服装がおじさんの服装になるわけです。

だから、おじさんっぽい服装

昔の若者の服装
なんです。

これって実はとても大切な話で
最初に覚えたものが
自分の「ホーム」
になるってことなんです。

今回は服装の話でしたが、
服だけではありません。

子供のころにまさに「ホーム」である家庭で教えられた食事の仕方や、
勉強の仕方はその人の一生を大きく左右します。

そして
最初に入った会社の仕事の仕方は、
その人の仕事における
「ホーム」
になります。

海外に行くと、
日本にいるときと違ってなんか緊張したりしますよね。
違和感を感じたり、なんか居心地が悪かったり。
それは「ホーム」ではないからです。
アウェイですね。

何が違うのかというと
文化が違います。

文化は
無意識の行動や考え方を制御する見えない力
というシナジーデザインの定義に当てはめると
外国では
無意識にする行動や考え方が違う
ためにストレスを感じてしまうんですね。

ホームではなくアウェイになっちゃう。

一方で日本ならば
無意識レベルでの行動や考え方が日本で生活するために作られているので、
無意識にする行動でも安心したり居心地がよかったりするんですね。
それがホームたるゆえです。

でも
ホームの居心地の良さに身を任せてしまうと危険です。

家庭でのしつけがいつも正しいとは限りませんし、
最初に入った会社が必ず素晴らしい会社とは限りません。

それでも、最初に覚えたものがその人のホームになっちゃいます。

その場合は
居心地の良い場所に戻りたい、
という欲求を断ち切って
自分の
ホーム

アップデート

していかなくてはいけません。

そうでないと
正しくない、
または
時代遅れ
のホーム
に縛られて
どんどん間違った人になったり、古い人になっていっちゃいます。

おじさんの服装にはその人の考え方の柔軟さが表れます。
もちろん服装に興味がない人もいますし、服装はおじさんでも中身はフレッシュ、という人もいますが、その人は服装以外の本や映画や観光やスポーツや仕事でどんどん新しいホームを開拓していっている人なことが多いです。

WEBデザインやシステムでも
最初に覚えたやり方が
ホーム
になります。

15年前のやり方でコードを書いているおじさんはふつうに存在しますし
10年前の流行りのデザインを出しているデザイナーも山ほどいます。

それほど、最初に覚えたホーム
は強力です。

でも、そのホームを打ち破る方法を一度覚えると
何度でも、自分を変えて、ホームを作り直すことが出来るようになります。

おじさんは
自分を変えられない人

おじさんデザイナーやおじさんプログラマ―は時代に取り残されます。
生き残るために変えなくちゃ、です。

まとめると
人は最初に教育された方法を
ホーム=文化
と認識して
無意識の行動や考え方をゆだねる
という性質がある

と考えていますので

転職をした際や
会社の中で部署や役割が変わった時には
自分のホーム=文化を
かなりの強い覚悟を持って変化
させる必要があります。

特に変化の激しいIT業界にいる自分たちにとっては時代に取り残されずに、新しいやり方にアップデートする必要があります。

厄介なのは無意識の行動なので制御が難しい点です。
その際は、数値化を行って一定期間の
無意識の行動
を数値化して
見えるようにしないと改善できないことが多いです。

文化は無意識の行動や考え方を制御する見えない力
なので
無意識の行動を変えるには数値化から
ということになります。

一度できた考え方
ホーム = 文化
はとても強力です。

シナジーデザインがホームになる新卒社員の方にはしっかりと世の中の本質を踏まえた初期教育をする責任を痛感するとともに、中途採用の人にはこの、文化の違い、ホームとアウェイ、という考えを伝えたうえで、無意識の行動を数値化して同じ文化でストレスなく仕事が出来るようにしていきたいと思います。

ちなみに第二新卒は帰国子女、みたいな位置づけで本人の意識次第ですんなりとホームとして認識できるようにはなると思います。

考え方

行動

結果

の法則がありますが

考え方の上に何かを入れるならば、そこには
文化が来ます。

文化

考え方

行動

結果

ですね。

なので、シナジーデザインでは正しい文化を作るとともに
文化の共有をしっかりとしつつ、
その文化もアップデートしていこうと思っています。

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