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2019年8月2日

デザインの定義とは何か?

デザイナー候補者のデザインを見ました。
センスは良いと思いますが、改善点はたくさんあるかな、というのが印象です。

特に、デザインにおいて重要な
揃える
という感覚は持っているので、その点は安心ですが、揃える、やバランスを取る、を重視しすぎて、何を伝えたいのか?が曖昧なものになっています。

ここで、重要になってくるのは
どうすれば、強調して見えるのか?

うまく、強調するコツ
を探さないことです。

それをすると、破綻します。

コツ
とか
スキル
は探しちゃダメ。

理屈を理解しましょう。

じゃぁ、理屈って何?

何でしょう?

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そもそも、デザインとは?

ってところに立ち返る必要があります。
自分、シナジーデザインの代表 奥野はデザインの学校を出ているわけではありません。
デザイン会社で働いたこともありません。

でも、WEBデザインの現場で14年、デザイン業務を行っていて、プロのデザイナーに指示を出したり、時には自分でデザインしたりします。

なぜそれが出来るか、というと
デザインとは何か?
を考えて、その考えに基づいて必要な知識を積み上げて行っているからです。

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ってことで、デザインとは何か?

の定義をしてみます。

デザイン、

これは一言で言うと

コミュニケーション

です。

美しいもの

好きなものの形を作る
行為ではなく、コミュニケーションと考えることが最初の前提になります。

もっと言葉を追加して言うならば、

未来の
別の場所にいる
他人に
一方的に
何かを伝える
コミュニケーション

となります。

これが重要で、
現在の
目の前にいる
人に
双方向で
伝えるのであれば

言葉で話したり、
表情で伝えたり、
目の前で絵をかいて伝えることが出来ます。

伝わっていない場合は、言い直したり、別の方法で伝わるまでやり直すことが出来ます。

でも
デザインは一度作ると一方的に伝えきらなくてはいけません。
これが非常に難しい。

難しいですよね。
そもそも、自分の頭と他人の頭は違います。
当たり前ですが、これが難しい。
その違う頭に自分の頭にあることを伝えるのは目の前にいる人でもなかなか伝わらない。
それを一方的に、伝えきるわけです。
だから、デザインは非常に難しい。

キレイなものを作っても
伝わらなければ意味がない。ってか、キレイである必要は無い。

伝わるか、
伝わらないか

を判断基準にするべき。

ここまではどうですか?

大丈夫ですか?

逆に言うと

コミュニケーションの対象となる
伝えたいものが無ければ
デザインなんて成立しない、
ということです。

もちろん、配色やレイアウトのテクニック、ジャンプ率などもスキルというか道具としては必要ですが、中身が無ければ何も伝わらないですよね。

だから、大事なのは
デザインは
コミュニケーション
と考えることなんです。

しかも、
商業デザイン、
つまりお金をもらってデザインをする場合は

誰か、お金の出し手がいます。
クライアントであることが多いですが、
その人の頭の中にあることを
そのクライアントが伝えたい人、多くはお客様だったりしますが、
その人にクライアントの代わりに
伝える役割をするのがデザイナーです。

自分の考えを伝えることも難しいのに、
他人の頭の中にあることを伝えるのはより大変ですよね。

ペラペラ話す必要は無いし、
作り笑いをする必要もないです。

でも、相手の頭の中をのぞきに行くって意味でのコミュニケーションはデザイナーにとって絶対に必要なことなんですね。

だから商業デザインをする場合は
クライアントを知る
クライアントのお客様であるエンドユーザーを知る、
そして、重要ですが、自分を知る

ことが必要なんですね。

やっぱ難しい。
と感じたならば、それが正常です。

そりゃ、難しい。

でも、難しいと分かれば、出来なくても変に傷つく必要もない。

難しいんだから、失敗もする。絶対に失敗もする。でも、それでも、一つでも多く、少しでも明確に伝えるチャレンジをし続けなければ、って感じです。

でも、それをやり続ければ、伝わるようになっていきます。
スキルも身に付きます。

大事なことは
今ある、スキルで、全力で伝えようとすること。

スキルが身に付いたら、とか
環境が変わったら
お客様が変わったら

ではなく、
今ある力で全力でコミュニケーションをすることです。

自分を追い込み過ぎるのは良くないですが、原則を分かっていれば変にストレスを溜めなくていいはずです。

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最初にこの文章を書いているのは、理由があります。
デザイナーの仕事を始めると
実践的なテクニックや方法を身に付ける日々が続きます。
原理原則を考える時間はあまりなくなります。

何のために仕事をしているんだろうってなる時がいつかやってきます。
その時に、デザインはコミュニケーション
という言葉を思い出してもらえればと思います。

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口下手だったり
歌が下手だったり、
表情をうまく作れなかったり

そんな人にこそ
もう一つのコミュニケーションの手段として
デザインに掛ける情熱が多くなるはずです。

頑張ってください。

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