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2019年10月2日

WEBデザイナーの仕事は作ることではない。

WEBデザイナーの仕事について重要なことを書いてみます。

まず、デザインとは?
ですが
デザインは下記のように定義しています。

未来の
別の場所にいる
他人に
一方的に
何かを伝える
コミュニケーション

https://syde.jp/w2/archives/8836

目の前の他人に何かを伝えるのも難しいのに、別の場所にいる人に一方的に何かの情報を伝えるのはもっと難しいですよね。

まず重要な前提としては
デザイナーがする仕事は
作ることではなく
伝えること、コミュニケーションをすること
なんですね。

なのでデザイナーが何かの仕事をする時には
ターゲットの設定が最も重要です。

伝えるのが仕事なんですから、その相手のことを明確にイメージできないと何も伝えられないですよね。

自分が作りたいものを作るのが仕事ではなく、どうすれば相手に伝わるかを考えるのがまずは重要ということです。

WEBデザイナーは作ってはいけない

実は
WEBデザイナーはDJと同じように「選ぶ」仕事です

もともと用意している
自分の引き出しの中から
最適なものを場面に応じて選ぶ
のが基本的な仕事です

作ってはいけません。

最適なものは、前後の文脈から決まっています。
そこに最適なものを選ぶのが仕事なんですね。

DJがフロアで毎回曲を作っていればお客さんを踊らせることはできませんよね。
時間がかかり過ぎます。

DJのスキルで重要なのは
いかに盛り上がる曲を知っているか、
またそれを
それを最適なタイミングで流せるか、になります

WEBデザイナーも
毎回毎回作るのではなく
基本的な良いデザインを
たくさんストックしておいて
場面に応じてベストなものを選ぶ仕事です

なのでデザインの引き出しの中にストックが入っていなければ仕事になりません。

そして、引き出しに入っているデザインを
「道具として使える」
状態にしておく必要があります。

大工さんの取っ手のノミやカンナ

引き出しには二つの種類があって
ひとつは
見たことがある、
頭の中にあるデータベース。
これは何を作るかを選ぶときに重要です。

https://dribbble.com/などの情報を体的に受け取り、たくさんの情報を頭に浴びせます。

この”見た”件数が一つの引き出しです。

でも見ただけでは実際に使うときに時間が掛かります。

そこで重要になるのが
作ったことのあるストック
です。

実際に見たデザインの中で気になったものは実際に手を動かしてトレースをして、自分の引き出しに入れていきます。

そして必要な時にそれをアレンジして利用します。

この二つの引き出しが空っぽならば仕事になりません。
最低でも数百以上が使える道具としてストックされている必要があります

そしてその引き出しに入っているデザインと言う名の道具は常にアップグレードしている必要があります。

引き出しに入っているデザインが古くなければ古いデザインしかできないデザイナーになってしまいます
そして必要になった時は短い時間で引き出しに入っている道具をアレンジして必要な箇所に当てはめます

もう一度言いますが、
ゼロから何かを生み出したり創作活動をするのではなく最適なものを選ぶのが仕事です。
毎回ゼロから考えて作ると時間内に収まりません

生み出すのではなく選ぶ。

それが
組み合わせることも重要な創作活動です
むしろ組み合わせること自体が最も重要な創作活動です

iPhoneもすべての部品を0から作ってるわけではなく世界中の良い部品の情報を集め最適なソリューションとしてiPhoneを生み出しているわけです。

またWEBデザインは悲しいかな、芸術作品としては残りません。
時間が経てば古くなり、価値がなくなります。

なので作品ではなく、道具なんですね。
もちろん思い入れも出ますし、出来上がったページを見てお酒を飲むと美味しいですが、でもあくまでもクライアント様のコミュニケーションをサポートするための道具なんです。
その意識が重要です。

なので、WEBデザイナーとしてスキルアップしたい場合は
コツコツと自分の引き出しにデザインをストックしていきましょう。

DJにとって曲が入ったハードディスクが重要なように、デザイナーにとってあしらいやUIが入ったハードディスクは商売道具そのものなので、どんどん充実させていってください。

またセンスは情報のストックで決まります。

作るセンスがないと感じるのであれば、浴びる情報を増やしましょう。

頑張ってください。

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