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2019年8月14日

“有給”休暇制度について

有給は法律で認められた権利です。

でも多くの会社で曖昧な部分が多くて、働く側が損をしている制度でもあります。

損をしている、とは

  • 使えない
  • 消滅する

という点です。

権利なのに
申請しにくい空気があったり、一定期間を過ぎてしまうと消滅する、なんていう運用になっているところが多いですね。

または自由に使えるよー、っていう会社は得てして年収が上がりにくい構図になっていたりしていると感じています。

これでは頑張って働いた人のほうが損をしていることになっちゃいます。

頑張っている人は評価されるべきです。

なのに、なんでややこしくなっているんでしょうか?

有給制度がややこしい理由

その理由は二つあります。

一つは
有給休暇というのは
有る給料の休み
と書きますが、実際は
休んでも給料が”加算される”休みではなく
休んでも給料が”減らない”休みという点です。
非減給休暇と言ったほうが正確な表現だと思います。

もし、給料が増える、のであれば年間の予定労働時間には有給取得予定時間も含めなければなりません。
もし21日の有給を設定するならば
21日x8時間=168時間分を労働時間に含める必要があります。

でも実際に残業時間を算出する際などには有給で休む時間を労働時間に含めたりはしません。
つまり設定している時給には有給が含まれていないことになります。

労働時間ではないので、有給は休んでも給料が減らない権利、ということが出来ます。

有給制度が分かりにくいもう一つは
企業側は
有給を付与する義務はありますが、
有給を取得させる義務はない
という点にあります。

有給休暇は労働基準法に記載された、法律に定められた制度ですが、
企業側は付与さえしておけば、取得については責任を負わなくていいのです。

通常の休みに関しては
週に2回の休みを取得させなければならない(週に40時間以上の労働への割増賃金の支払い)などの責任を求められますが、有給の取得にはそのような規定はありません。

なので、企業側が取得に積極的でないので、取得しやすい制度や空気づくりの整備がされずに有給は取りづらい、という状況になっているんだと思います。

厚生労働省 有給のページ
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html

なので、そのままの有給制度だと何かと曖昧で、ストレスの原因になったりするので、
シナジーデザインの有給制度は自分たちで考えた合理的なものになっています。

方針としては
曖昧なものを明確に
したうえで
働く側が損をしないように運営
という形を取っています。

シナジーデザインの有給制度

その特徴を簡単に言うと

  • 年間21日
  • いつでも使っていい
  • 余れば買取
  • 足りなければ買い足せる
  • ドタ出勤も可能

という内容になっています。

一つずつ見ていきます。

年間21日

前提として、
シナジーデザインの会社としてのお休みの形は
完全週休2日制
です。

これは
どの週にも完全に2日の
休みがあるという意味の法的に定義された用語でもあります。

つまり会社としての休みは土日となっています。

ちなみに1年間は52週なので
52週x2日=104日
年間で104日の週末のお休みがあることになります。

それにプラスして有給があります。

有給は標準では21日と設定していますが、増やすことも減らすことも出来ます。

その設定は 決算期が始まる10月1日に行います。

普通に祝日を全部休んで、お盆と年末年始を一般的な感じで休みたい人は21日に設定します。
逆にもっと多く休みたい人は年間の休暇を増やします。

逆に休んでいるよりは働きたい、っていう人は
年間の有給の予定日を減らします。
土日以外なら祝日や年末年始に出る設定にしても自由です。
休みを減らす場合は、その分働く予定時間が増えますので設定される年収が上がります。

設定している時間価値を増減する時間にかけて差分を給料に反映します。
取得日数を標準から変更する場合は、予定を作成するチームの責任者と情報を共有したうえで決定します。

いつでも使っていい

休みはいつ使っても構いません。
5営業日連続で使って、土日月火水木金土日とつなげて9連休を作ってみたり、GWやお盆を20連休にしても大丈夫です。
この使い方を許可することで、趣味が海外旅行、という人も長期休みが取りやすくなると思います。

ただし、気兼ねなく休むためには休んだことで、周りにダメージを出さない制度にする必要があります。

チームは1週間ごとに予定を設定して、運営していますので直前の休みの場合はチーム運営に影響がでます。
なので2週間前までに休暇の設定をして共有を行うようにしています。
もちろん急な予定などでやむを得ない場合も休暇を利用することが出来ます。

余れば買取

21日に設定していたとしても、結局申請できずに使いきれなかったとします。
その場合は、年度末に買取を行います。

余った日数x8時間x設定している時間価値

で計算した分を年度末のボーナスに上乗せをします。

この買取をすることで、有給を使わずに頑張った人が損をしない仕組みになっています。

足りなければ買い足せる

逆に年度の途中で、やっぱり休みを増やしたい、という場合も休みを増やすことが出来ます。
その際は
休みを増やした日数x8時間x設定している時間価値
で計算した分を年度末のボーナスから差し引きます。年度の途中で退職する場合は最後の給料で同様の処理を行います。
また、年度途中で入社した場合は、標準の21日の設定の下、基本的な祝日や年末年始・お盆のお休みを休んだとして、残りの日数を付与します。これにより、他のメンバーと同じように休みを取ることが出来ます。

半日ごとの利用も可能

休暇は半日単位で使うことも出来ます。
半日の場合は基本的に9~13時または14時~18時までの4時間勤務となります。

ドタ出勤も可能

例えば、お盆を10連休に設定したとします。
休み前はあれもやろう、これもやろう、と思っていても、いざ休んでみると毎日が暇。
そんな場合は、やっぱり半日だけでも出勤してみよう、っていうドタ出勤も可能です。

皆が出ていない時には集中して仕事をすることも出来ますので仕事もはかどりやすくなります。

出勤した日は振替の権利として、別の休みたい日に振り替えることが出来ます。
余れば買取の対象になります。

以上がシナジーデザインの有給休暇の内容となります。

この制度は2017年10月から運用を開始していますが、

お盆やGWや年末年始にまとまった休みを取りやすい
プライベートの用事でも気兼ねなく休みが取れる
コンサートやイベントにも参加しやすい

といった休みの取り方が出来ていますので、概ねうまく行っていると思います。

有給は
お金がもらえる休み、
ではなく
給料が減らされない休みの権利
という法律の解釈のもとに組み立てている仕組みです。

働いている人や入社希望者からの意見があれば調整していきたいと思っていますが、概ね整理できているかと思っています。

疑問などがあれば、気軽に総務チームに聞いてもらえればと思います。

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