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2018年7月13日

制作に遅延が発生すると、相談が機能しなくなる件

ポイント制を導入して実力差が明確に

 
4週間前から制作チームのタスクにポイントを割り振って
各自のアウトプット量を数値化する試みをしています。

ポイント制の導入には賛否両論がありましたが、
やってみて色々なことが明確になってきたのでトライしてみて良かったな、と感じています。

ポイント制を導入して分かってきたことは

・プログラマ―間でアウトプット量に10倍近い大きな差があること
・経験の少ない者は、一人では小さいポイントのタスクでも期限内に完了させられない事実
・仕様を渡しても仕様通りに作成すら厳しい事実

ということが分かってきました。

自分にタスクを完了させられるだけの実力がない場合は

1、タスクを完了させる実力を、やりながら身に付ける

2、出来る人の力を借りる

のどちらかをする必要があります。
そうでないと、そもそも実力がないのですから作業を終えることは不可能です。
上司や先輩など経験のある人の力を「うまく」使わないと期日内には終わらせることが出来ません。

上司や先輩の力を使う方法は用意されています。
それが
「相談」
になります。

ただ、今のうちではこの相談がうまく機能していない、ことが問題になっています。

期日が無ければいくらでも1の実力を付ける、という方法でやればいいのですが、そういうわけにもいきません。
実力を付けるのにはかなりの時間が掛かりますし、その時間を読むことが難しいです。
仕事には必ず期日が設定されていますし、今のシナジーデザインのように残業や徹夜が出来ない以上、自分の実力を付ける、ということは後回しにする必要があります。

遅延理由を聞かれて
「実力がなかったからです、、、」

「準備不足でした」
という答えが何度も返ってきているのは、
自分の実力をつけること、を仕事の責任よりも優先していると思われても仕方がありません。

本来は
自分にできない、と思った時点で上司に相談に行く必要があります。
そうでないと、期限内に求められたクオリティで作る、という自分の責任を果たせないからです。

相談をせずに遅延報告を出す人の頭の中では

実力を付ける > タスクを終わらせる責任

となってしまっています。

実力は急には伸びません。今の実力で、目の前のタスクを終わらせるためにはどうすればよいのか?を考えるようにする必要があります。

「実力が付くまでは年単位でプライベートも全部つぶすし、どんなことでも受け入れる!」

「徹夜でも何でもして遅延なんて絶対にしない」
というレベルの、よほどに特殊で強力な覚悟が持てる環境に追い込まれていない限り短期間で実力を身に付けるなんてそもそも不可能です。

簡単に遅延報告を出してきている間は実力なんて身に付きません。

また、

上司から指摘されるのを回避する > タスクを終わらせる責任

となっている場合もあります。

終わらせる責任を強く感じているならば、必ず終わらせるための相談が発生しているはずです。上司の力を借りようとしているはずです。
上司に何かを言われるのがイヤで相談を避けているなら、それは制作者としての責任を放棄していることになります。
本当に終わらせようとしているなら、上司からどんな指摘を受けても、それ以上に力を貸してもらうための相談に足が向かうはずです。

相談のためには、現状報告が必要になります。
相談を避けている人はこの報告での指摘を受け入れる覚悟が無いんですね。
なので、相談にいけない。

本当に終わらせよう、と思っているなら上司に指摘されてもダメージは受けないはずです。

そもそも、現状を正しく理解しないと的確なアドバイスが出来ないため、相談の前の報告が不可欠です。
その報告をしたくない、と感じるのは業務上の責任を放棄していることになります。

うまくいっていないことを認めて伝えるのは気が重い作業だと思います。
ただ、そんな時こそ、上司にそれを伝えて力を借りる必要があります。
しっかりと現状を伝えましょう。

「やばい、このままでは終わらない。やばい。」
と感じた時にしなくてはいけないのは
自分のダメージを極力減らす報告の仕方を考えるのではなく、まずはこのままでは終わらない状況を上司に伝えることです。

最初の仕様作成を上司と行った場合

上司の知識量 > 部下の知識量

となっていることが多いですが、作業をすることで部下の知識量が上司を上回ります。
ずっとそれについて考えるわけですから当然ですよね。

上司の知識量 < 部下の知識量

となっている状態なので、自分の得た知識を上司に伝える必要があります。

それが報告です。

経験や実力のない人が与えられたタスクを完了させるためには
相談
が不可欠です。

相談のポイントですが、

相談は結果が出る前にする

ことがポイントです。
悪い結果になることを避けるために相談をするのですから、結果が出てからでは相談ではありません。報告です。また残された時間が少ない中で相談されても対応が難しくなります。問題がまだ小さいうちに相談をするべきです。
今は相談の数が少なすぎます。チャットでも口頭でももっと相談の数を増やす必要があります。
相談は怒られないためにするのではなく、自分の責任を果たせるよう上司に助けてもらうためにするのです。

相談をした時点で、負け、みたいに考えてはいけません。
負けは、自分の責任を果たせなかった時です。

そして相談においてもう一つ必要なことは

上司の頭の中を受け入れる

ということです。

上司の言葉だけを聞いていても、相談にはなりません。
最終的な作業だけをやろうとしても、その前の考え方が分かっていなければうまくいきません。

上司の頭の中を受け入れて、自分の頭と上司の頭を接続して、一緒にモノづくりを脳内で行う、というイメージです。

上司の考え方は受け入れられない、
と思っている間は相談は機能しません。

作業内容だけを教えてくれれば良い、という考え方でも機能しません。
なぜ、その考え方に至ったのか?までしっかりと把握しようとしないと上司の考えていることは理解できません。

考え方の先に行動があります。

行動だけを求めて相談しても機能しません。
まずは考え方を受け入れる必要があります。

プログラムの制作で言うなら

A
という要望があるから
B
という要件のもとに
C
という実装を行う。

という流れになるなら、実装のCだけをメモっても意味がないです。

なぜ、Cを行うかのBの要件を受け入れる必要がありますし、
Bという要件に至る前のAという要望まで知ろうとしないとうまくいきません。

Cの実装について行動だけをメモしてしまうと考えの浅い応用の利かない作業の仕方になってしまいます。

「そういう風に思っていませんでした」という実装の仕方をしてしまうのは、上司の考え方をくみ取れていないことが原因です。もちろん上司からもですが、お互いに歩み寄って頭の中を共有する必要があります。

とにかく、この
相談
が非常に重要になります。
相談の数を増やすための方法を考えたいと思います。

ぱっと浮かぶのは相談シートなどを増やすといったことですが、これ以上シート類を増やすのもどうかと思うのでまずは、相談を増やす、というスローガンだけ唱えてみて様子を見たいと思います。
それで機能しない場合はシートを作成しようと思います。

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