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2019年5月17日

納期について整理しました

お金をもらって制作する人には、
決められた期日まで

求められるクオリティ
のものを制作して納品することが、
当然に求められます。

もし、
制作者の落ち度で
決められた期日に間に合わなければ
契約不履行
となり、場合によっては費用を請求できなくなります。

そうなると、
どれだけコストや時間を掛けても全てが無駄になるんですね。

制作者にとって、納品を約束した期日、つまり納期というのはそれほど重いものになります。

ただ、社内でも業界でも納期という言葉が色々な意味合いで使われているので、混乱の原因になることがあります。
そこで納期と期日について整理しておきます。

納品希望日

まずはお客様の希望する納品日が存在します。

制作のお話を頂いた時には
お客様の中で
いつまでに欲しい、
といった希望日が存在します。
「いつでもいいよ」と言っていただける場合もありますが
3年後でも、10年後でも良いというのは絶対になく、曖昧ながらも、「この日まで」という日時は必ず存在します。

その希望日を超えるとお客様の満足度は下がり、せっかく制作物のクオリティを上げても意味がない、という状態になってしまいます。

その希望日を明確にすることは制作側の責任になるのでディレクターや営業担当者はまず、しっかりとお客様の希望する納品希望日をヒアリングして設定することが重要です。

ただし、この納品希望日はお客様にお伝えする納期ではなく、あくまで社内情報として存在するものとなります。なので曖昧になりがちですが、社内的にはしっかりと設定しておく必要があります。

期日

お客様の希望する内容がどの期間で制作できるかを決定します。

打合せでは
お客様からヒアリングを行いながら、
制作に必要な日数
を頭の中で計算します。

そして社内のリソースを考えながら
制作開始が可能な日を設定します。

制作開始日に制作必要日数を足したものとして、制作完了日を割り出します。

これが
期日
です。

この期日はディレクターが過去の経験を元に設定することもありますし、一人で決められなければ制作者に相談することもあります。
ただし、商談の中、スピード感が求められる状況なので、比較的小規模な案件だとディレクターが単独で決定するケースが多くなります。

この期日は、打合せの段階では流動的に変化します
その期日が納品希望日に近い場合は納品希望日をずらすなどの交渉を行い、
お客様の同意を得ながら最終的な期日と納品希望日を決定します。

この期日と納品希望日は
曖昧な状況の中で決めるのでお客様との公式な期日にすると後々トラブルの原因になることがあります。
ですので、あくまでも参考日時として存在しているものとなります。

本納期

社内で公式に目指す責任がある期日

制作に必要な期日とお客様の希望する納品希望日が決まると、ちょうどその間に位置する日に本納期を設定します。
期日に保険の意味でバッファタイム(予備時間)を追加したものであり、
また、お客様の希望する日時よりも前の日時を設定します。
お客様の期待を上回ることが制作会社にとって非常に重要です。
希望される期日を前倒しで納品する、それがお客様満足度を高めお客様の信頼を勝ち取り、長期的に良い関係を築く基礎となります。

ですので、これは社内で正式に責任を負う期日として設定します。
延ばしても良い目標ではなく、制作者の責任を持って達成する納期、それが本納期です。

この本納期が決まれば、この日を元にすべてのスケジュールが動いていきます。

法的納期

最後に、契約書に記載する法的な納期が存在します。

冒頭の文章を繰り返しますが、
お金をもらって制作する人には、決められた期日までに求められるクオリティのものを制作して納品することが、当然に求められます。

制作する際に話したことは口約束だと怖いんで、
通常は、制作の内容や期日についての約束を明記した契約書を作成します。

そして、その契約書には法的拘束力があります。
法的に拘束力があるので、約束を破っちゃうと裁判になったりします。
なので契約書に記載されている期日は法的な納期となります。

現に多くの制作案件の裁判事例がネット上に載っています。ちょっと「システム開発 裁判」などで検索してみると参考になりますよ。

一般的には単に納期、と言いますが、法的な拘束力があるという点を強調したいのでシナジーデザインではこの納期を法的納期、と呼ぶようにします。

遅れると、お金がもらえない可能性があり、会社の存続に関わることになってきます。ですのでこの法的納期は絶対に遅れない日を設定する必要があります。
「最悪、この日までには100%納品します」
という約束の仕方で、お客様の協力のもと、希望日よりも後に設定することが多くなります。
つまり、この法的納期を守ってもお客様の希望日には遅れることになり、お客様の満足度は下がります。

とても重要な法的納期ですが、社内では本納期を納期として扱い、この法的納期は表に出てこない、という状態を維持しなくてはいけません。

最悪、法的納期に間に合えば、というのは危険この上なく、またお客様の期待を破ることにもなるので、この法的納期を目指して仕事をすることはシナジーデザインでは認めていません。
必ず設定した本納期を目指して仕事をするように徹底することが全員にとって良い結果を生むことになります。

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このように納期は非常に重要ですが、
いくつかの言葉が混同されがちなので、新しいメンバーが増えた時には初期の研修でしっかりと伝える必要があります。

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