基本的に良くない状態になってる人は、
100%の言葉を使う傾向にあります。
「全部」ダメです。とか、
「何もかも」終わりだ。とか
「全く」できていないとか
そんな感じですね。
問題を解決するには、
細分化して解決できる大きさにまで分ける必要がありますが、
分けることができてない人は、
全部できてないです。とか
全くわからないです。とか
完璧にやらないといけない。とか
問題を分類しないまま、処理しようとします。
そうなると、
当然問題は解決できないので余計におかしな状態になります。
これが思考停止の状態ですね。
考えようとしてるけど、
全然頭が回らないみたいな状態になってる人は
問題が大きなまま対応しようとしています。
その時に出てくることが100%の単語です。
その時には、
手ぶらで考えるのは基本的に難しい状態です。
なので、
マインドマップツールやメモツールで
頭に浮かんだことを書き出してみるといいですね
そうすると、
できていることやできてないこと、
わかっていることやわかっていないこと
それが100%ではないことに気づくはずです。
全部うまくいってない、
なんてことはほとんどありません。
うまくいってるものは何%あって、
うまくいってないものは何%
そこを書くことで、
考える糸口が掴めてきます。
うまくいってないものが20%のときもあれば、
うまくいっているものが80%のこともありますし、
その逆のこともあります。
少なくとも全部が全部と言うわけではない。
中間テストでも、期末テストでも意外と0点を取るのは難しい。
同じように仕事でも0点を取るのは難しいです。
なので、全部がダメですみたいな状態にはなかなかならない。
それは覚えておいてください。
みたいなことを、入社7年目のメンバーに話しました。
そのメンバーは今まで、
上司の下で動くことが多かったのですが、
今週から基本的に自分で考えて動くようになっています。
結果的に、自分の処理能力をタスクが上回ってしまって処理が追いついていない。
そして思考停止になっている状態です。
本人にとっても会社にとっても良くないですね。
そういった時は、
1つずつタスクに対応できる状況を作る。
随時の相談を受け付けないように、
ミーティングを明確に定めるであったり、
事前に問題を処理するようにミーティングを入れるか、
またはミーティングを後にずらすか。
ただ1つ言える事は、
そのメンバーが会社で初めて対応する人ではないということです。
つまり会社の中で誰かが対応したことがあるので、
過去に上司はどうやってやっていただろうと考えるのが自然なんですね。
100%の言葉を使ってしまうくらい追い込まれてる人は、
「やらなきゃいけない、何とかしてやるんだ!」
みたいな状態になってる人が多いですが、
それだとうまくいきません。
どうすれば良いかと言うと、
自然にある。
やるのは当然。
なぜなら仕事だから。
だから対応する。
自分に責任がある。
それだけです。
「やらないといけない」とか、変に力が入るようなものは意味がないと思います。
10分ぐらいしか集中力が持たずにまた元に戻っちゃう。
そういうことが多くなります。
上司や社長は、
「やらないといけない」と、肩肘を張って業務をやっていましたか?
そうじゃないですよね。
淡々と業務としてやっていたはずです。
別に肩肘を張ろうと、
気合を入れようと、どんな言葉を使おうと良いのですが、
「頭が回らないような言い回し」をしちゃってることが良くないと言うことです。
僕たちの仕事は頭脳労働なので、
頭を使える状態にする。
それが責任です。
100%の言葉を使っていたり、
絶対にやらなきゃみたいになってる時に頭が回りません。
難しい問題に対応するのは朝。
朝の時間に一気に処理を進める。
それが難しい問題への対応として1番良い方法です
でも皆が逆になっちゃうんですね。
夜に考えるから、夜寝れなくて、朝頭回らなくてそのまま問題が放置される。
そして逃げちゃダメだ、やらなきゃみたいなことを言って、
自分にプレッシャーをかけるだけで何も頭変わらない。
それは同じことの繰り返しになって、
とりあえず自分のできることだけやってみようみたいな、責任放棄の状態。
でも放棄してることはわかってるから、
普通にしてもストレスがかかって余計に頭が回らなくなる悪循環なんですね。
タスクを書き出して一つ一つ処理する。
それが責任です。
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