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代表ブログ

2020年12月21日

2021年は厳しい年になる。だから準備が必要。

激動の2020年
残りわずかとなってきました。

ほとんどの経営者がそうだったように、
今年の前半は世の中がどのようになっていくのか
自分も予測が難しく、
社会状況的に最悪のケースも想定していましたが、
何とか年末を迎えることが出来ました。

そのことはとても良かったと思っています。
会社が潰れずに
給料を払うことも出来て、
お客様も増えている。
そして良い人材も採用できている。

そのことはとても誇らしい。
でも、これは当たり前じゃない。

お客様が、経費削減のプレッシャーの中でも、
引き続きサービスをご利用いただく決断をしていただいたこと。

そして補助金や融資の要件緩和などの
行政からの支援。

それ以外にも
いろいろな人のがんばりに、
助けられて
何とか年末を迎えられただけだと思っています。

また採用に関しても、
多くの応募がいただけましたが、
他の業界が大変な状況なので
自社の魅力だけで採用できたわけじゃないと感じています。

だから、
自分たちの実力じゃない。

もちろん、自分も含めて
それぞれのメンバーも
自分の中で最善のこと、
を行って来たと思います。

それに疑いはありません。

以前にブログにも書いた通り
人はみんな自分が絶対に正しい、だから相手の行動を否定しても意味がない

だからです。

でも、
今の自分が思う最善のこと、
だけをやっているのでは、来年はいよいよ生き残れないと思います。

自分の思う、最善のこと、
のレベルを上げないと生き残れない時代。

でも、
来年はもっと大変な1年になる。

その覚悟が必要です。

で、脅して言ってるわけじゃなくて、
本当に来年は大変になると考えています。

来年が大変な1年になる理由を
書いていきます。

日本が集団免疫を獲得するのは2022年

基本的に、
ウイルスが社会で広まらないようになるには
二つしかありません。

1、完全に封じ込める

2、集団免疫を獲得

の二つです。

免疫を持っている人が一定数を超えると、
その人たちが防御線になって
それ以上にウイルスが広まっていかなくなる

その状態が集団免疫を獲得した状態、

となります。

で、
免疫を獲得するには

1、ワクチンを打つ

2、コロナにかかる

しかないですね。

ワクチンを打っても
ウイルスが死滅するわけではない。
結局は免疫を手に入れるしかない

それを、
ワクチンでするのか、実際にコロナにかかるか、の違いです。

ワクチンはまずは自分の国から

で、ワクチンですが、
報道で皆さんがご覧になっている通り、
アメリカやイギリスで、もうすでに開発されています。

で、接種も始まっている。

でもなんで日本に住む僕らの生活に何の変化もないのか?

ワクチンが出来たらこの騒動も収まる、
と言っていたのに結局は収まっていない。

なぜか、

それは、自分たちの国の話ではないから

です。

製薬会社がワクチンを作ったら、
まずは自分の国民に回します。

ファイザーがアメリカだったり
イギリスだったりしますが

当然、
自国民から打ちます。

それが一通り終わった後に
外国に回す、

訳です。

EUに所属している会社は
当然、その域内の国にワクチンを優先的に渡します。

だから

上のグラフのように
来年中に集団免疫を獲得するのは
コロナワクチンを開発することのできる製薬会社を持っている国から、
ということになります。

だから、
自分たち日本人に回ってくるのがだいぶ先になるんですね。

結果として
次の表のような予測がされています。


https://livedoor.blogimg.jp/masorira-kabu/imgs/d/8/d884adf2.png

この図によると
世界で最も最初に集団免疫を手に入れるのは、
アメリカで来年の4月ごろ
、と予測されています。

理由は
世界最大級の製薬会社が複数存在していることと、
もうすでにコロナが広まっていて
一定数の免疫獲得者が存在していることではないかと考えています。

次はイギリスで、2021年の7月ごろ。
やはりイギリスにもグラクソ・スミスクラインなどが存在していて、
すでにワクチンの接種が始まっています。

そこからカナダ、EU、オーストラリア、ラテンアメリカ、と続いて
日本が集団免疫を手に入れるのは
2022年の4月ごろ、と予測されています。

集団免疫を手に入れるためには
免疫を持った人が増え続けるしかない。

ワクチンを打ってもすぐに社会全体での患者数が減るわけではない。

なので、2021年は、
患者数が増え続ける状況になる。

特に気温や湿度が上がり出す6月ごろまでは、
かなり深刻な状況になるんじゃないかなと考えています。

毎日のように
患者数は過去最高を記録し、
死者数も増加、

結果、
医療機関が逼迫し、重症患者数が増え、医療崩壊。

経済的にも
何とか持ちこたえていた
飲食業界や旅行業界から倒産が相次ぐことが予想され、
それ以外でもアパレルや不動産業界も耐えきれなくなって大きなダメージを背負う。

それが各業界に波及して、全体として危機的な状況になる。

そんなシナリオが現実になる可能性が十分にある状況です。

もちろん自動車業界も例外ではなく
ネガティブな影響を受けることが予想できます。

「2020年上期の新車総販売は19.8%の減少…コロナ禍で東日本大震災時以来の落ち込み」
https://response.jp/article/2020/07/01/336136.html

販売が落ち込めば、
少し、時期をずらして車検やサービスの売上も悪影響を受けます。

我々のお客様の多くを占める整備工場様へは
来年以降に深刻な影響が出てくる可能性が十分にあります。

現在は
補助金や、助成金、
または緩和された融資によって何とか経済が回っている状態だと思います。

また、現実世界での投資がない分、
お金は株式市場に流れているため、
一時的な株高になっている状況なのだと考えています。

もし、何らかの原因で
株価が落ち込めば、そこから一気に危機的状況になる可能性がある、
そんな綱渡りの状況とも言えます。

なので、

当たり前じゃない。

いま、こうして年末を迎えられて、
来年にも仕事が用意されていて、
成長を目指せる。

それは当たり前な状況じゃない。

他の業界の皆さんが
生き残っていくために、
どうしてもITを活用して、生産効率を上げ、
問題点が見えやすくする必要がある。

自分たちは
そのIT化を全力でお手伝いする責任を負うIT業界の会社になります。

だから、
絶対に、この状況を当たり前と思わずに
一社でも多くの企業様のIT化をお手伝いできるように、
会社の体制を整えたいと思います。

そして、
売上の低下を見越して
WEBからの集客や
既存のお客様を守るツールである、デキテルや抱きしめ~るを
ご提案していく必要があると思います。

シナジーデザインでは基本的に休みを自分で選べるようにしています。

なので年末のお休みも人によってバラバラ。

メンバーのうち半分以上は年内は25日までの業務として申請しています。
そして、多くのメンバーの年明けは6日から。
11連休を取る形になっています。

大手のホワイト企業でもなかなか取れない11連休を
小さな会社が取らせるわけですから
しっかりとしないとかなり無理がある状態になってしまいます。

その事はわかっておく必要がありますね。

まず休みをコントロールするのはとても難しい。

放っておくと気持ちが緩んでしまいます。

なので、休みに入る前と休みが明けた後は、
通常以上に気合いを入れる必要
があります。

何か気持ちが緩んでしまっている状態のメンバーの顔が見えますが、

特に今日の月曜日は集中する必要があります。

今日が崩れるとあと何日で11連休、みたいなものになって
1週間を流してしまいます。

休みを取るのは権利ですが

義務を果たす必要があります。

給料が発生しているので当然です。

今月の数字は必ず達成する必要があって

今週の目標も必ず達成する必要があります。

だけどどこか気持ちが緩んでるように感じます。

責任をしっかりと果たしきる。

これをさせる必要があります。

また年明けの予定を完全に断ち切ること
これも重要

休みを取るのは自分の都合。

別に全部出たって構わないわけです。

休みをとってリフレッシュする事はとても良いと思います。

ボーナスをお金で取るか休みで取るかを決めている形になるので、
ボーナスの金額が低いことを不満にしない
これは前提です。

いくつか問題もあるのでその前提を共有しておこうと思います。

月の途中で年末の休みが変更になったため、
いくつかのタスクが先送りされてしまう。

かなり長期の休みになるので
その前後への影響を出してはいけない。

休んでも問題は無くならない

なので誰かが対応する必要がある。

しっかり休んでリフレッシュをして、人生の楽しさを感じる
とても素晴らしいことです。

でも

今のままだと

ほとんどの人が何の学習もせずに

単なるリフレッシュに使いそうです。

自分たちは成長目指している、
経験の少ない若い人の多いスタートアップ企業です。

成長することを約束して入社しています。

会社では赤字状態であったとしても、
その分は給料として負担しています。

でも自分の時間は使わない、
それでは約束に反します。

休みの間に何をするか

明確にする必要があります。

そうでなければ年明けにほとんどの準備をしないまま
いやいや無理矢理会社に出てくることになる。

そしてそのストレスはしばらくの間残ります。

で、そのストレスは会社のせいだというふうになります。

そうではなくしっかりと準備をするべきです。

なのに全員が休みの間これといったスキルアップを考えていない
少なくともそう見えます。

嘘だと言うなら休みの間に何をするかを約束できますか?

ほとんどの人が嫌がるはずです。
せっかくの休みなんで
自分としてはそこに危機感を持っています。

確かに休んでもいいと伝えましたが、
実際に休みを使いこなすにはかなり難易度が高いスキルが必要。
それを理解するべきです。

約束だけど、義務じゃない。
だから断ればよい、と思います。

ただし断る人は
スキルアップの意志がないとの意思表示になるので、
等級を現在の実力まで下げる評価をします。

会社は正当に評価をしていく必要がありますが、
現在は将来の伸びしろを考慮に入れて評価をしているので、
その分を考慮しなくなると評価は下がり、
等級も下げる必要が出てきます。

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