シナジーデザインでは
会社を
自分も周りもずっといたい場所
にしたいと考えています。
ずっといたい、
と思える場所にするには、自分も周りも居心地の良い場所にする必要があります。
居心地の良い場所、
というのは、脳科学的には生物としての生存確率が上がる場所で感じるみたいですね。
人間の脳は旧石器時代に出来上がったとされていますが、その時の人類は単独では非常に弱い存在で、群れていなければ死に直結するリスクの中で生活をしていました。
つまり、群れからはじき出されることは死を意味していたんですね。
だから仲間外れにされたり、嫌われたりすることに異様なほどのストレスを感じるように脳が出来上がっている、ということもできます。
逆に
居心地の良い場所
とは
自分の生存確率が上がるように
自分の味方、つまり、仲間に囲まれていて生存確率があがった、と感じる場所のことになります。
居心地の良い場所には仲間の存在が不可欠なんですね。
その
仲間であることを確認する方法はいろいろな動物によって様々です。
イヌやネコはお互いのにおいをかぎ合ったり、サルで言えば毛繕い(つくろい)をします。
人間の場合は、何でしょう?
それは
会話ですね。
人間は挨拶や何気ない会話を交わすことで、相手に関心を持っていることを伝え、仲間である確認を行います。
逆に同じ場所にいても、会話を交わさなければ、相手がどのような感情を自分に対して持っているのかが分からずに、不安な気持ちになってきます。
仲間に囲まれていれば居心地がいいですし、
敵に囲まれていれば居心地が悪い、
当然のことですね。
仲間であることを伝えるためには、会話が必要になります。
そして、
会話をするには、話しかける内容が必要です。
迷いますよね。
何を話せばいいのか?
基本的に話す直前に話したいことを考えているようでは遅いです。
普段から相手を仲間として認識して、関心を持っていることが大切です。
仲間と認識していれば、普段からその人の仕草や、言葉、そして表情を見ています。
その普段を知っているからこそ、
落ち込んでいたり、しんどそうだったり、逆に楽しそうだったりする、普段との違いに気づけるんです。
違いに気づけば、後は
「いつもと違うけど、どうしたの?」
と聞けばいいだけです。
話しかけるネタがない、
ということは普段から関心を持てていないので、相手に変化が起こっても、それを感じることが出来ない、ということだと思います。
相手を見ていないと、話しかける、情報が不足して話しかけられない。
まずは、先に相手を見ること。
これが大切ですね。
まとめます。
話しかけるためには、
まずは相手を同じ群れにいる仲間として認識すること
仲間として認識すれば
相手に関心を持てます。
関心を持てれば、情報を収集しだします。
情報を収集すれば、普段との違いに気が付いて、自然と話すことが出てきます。
落ち込んでいれば、普通に心配になります。
嬉しそうなら、自然と、そのことについて聞いてみたくなります。
話しかける、ということは無理をしてください、ということではありません。
日ごろから、仲間に関心を持ち、相手を気に掛けること、
それが話しかけプロジェクトの本質であることを理解してもらえればと思います。
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