なぜ中途採用は即戦力にしないといけないでしょうか?
「中途採用だから即戦力採用です。」
どこかで聞いたこと見たことがあるフレーズだと思います。
でも22歳の新卒と24歳の中途採用、
年齢的にはそんなに変わらないですね。
65歳まであと40年以上働くとなったら、1,2年の差なんてほとんど誤差です。
ではなぜ中途採用は即戦力にしないといけないでしょうか?
理由は簡単です。
やめた前歴があるから
です。
中途採用で入るから即戦力にしないといけない。
ではなく、
早期に辞める可能性が高いから即戦力以外雇えない、というのが本質だと思います。
採用して育成する側からすると
中途採用の人は、
やめる危険性が高い
んで
長期間に及ぶ赤字期間を我慢して投資をしても、元を取る前に止めてしまう可能性が高い
なので
投資をしない、
↓
つまり即戦力採用
と言うことになるわけです。
辞めた前歴のある人に投資すると、
回収前に辞めるリスクが高いんで
投資をしないで即戦力の人だけ採用する、
その流れになるのは必然なんですね。
もちろん、デザイナーや美容師、看護師やプログラマーなどの
専門職で技術を持っているから、
または特定の業種で経験が豊富だから、
という理由での即戦力採用もありますが、
その人たちにも
投資をしない、という意味では同じです。
要は
新卒採用以外は
がっつりとした研修はなく、準備もなく、勝負をさせられるハードモードになる、ということです。
雇う側もはたらく側も悪循環
即戦力採用なので、
研修なしで、現場に放り込まれることになる、
そこで短期での黒字化を求められることになるわけです、
そういった企業の場合は3年くらいで
多くの社員が離職することになります。
そうなると、
企業側は、
生産性が下がり、
↓
利益が出せなくなり、
↓
待遇が悪化し、
↓
離職率が高くなり、
↓
また次の求人を出す
悪循環に陥ります。
しかも、怖いことに
退職者が出るたびに
採用をしているので
自社を良く見せる
採用のテクニックは上がっていく。
しかも辞められたダメージがあるから、
働く人のことを信用していないので
ある程度はウソをついてもいいか、
みたいなきわどい求人の出し方をしてくる。
求人の場も荒れてくるわけです。
はたらく側も
求職者側も
空きのある企業で働くことになるので
そういった悪循環に陥った企業の求人を多く見ることになる。
結果、
転職しても転職しても
良い企業で働くことが出来なくなる
悪循環に陥ります。
うーーーん。
怖いですね。
でも、普通に今起こっていることですね。
シナジーデザインも
やっと勤続が5年まで伸びてきましたが、
昔は勤続年数が1年とかの時期もあって
完全に悪循環に陥ってました。
その悪循環を断ち切るためにはどうすればいいのか?
いろいろ試行錯誤しましたが、
やっぱり簡単には悪循環は断ち切れないです。
いろいろなことを試さないといけない。
でもそられのいろいろな施策を一言でいえば、
仲間として最後まで育成する、と覚悟を決めて採用
することなのかな、と思います。
基本はやめたくて辞める人はいない、
と思っています。
辞めざるを得ないストレス状態、
つまりストレスアウトの状態に陥り、
耐えられなくなる。
その状態の処理を誤ると
次の段階に進む。
辞める自分が正しい、という理由を集めだして、
ロジック(論理・理由)を構築していきます。
辞めることを正当化することが目的なので
ロジックは得てして強引なものになっていきます。
そのロジックを、友達や家族やネットに書き込んで
自分の理屈を肯定する意見だけを取り込んで、
ロジックの完成を目指します。
そのロジックが完成したら上司に「辞めます」と伝えてきます。
最後まで育成する、とは
育成途中での退職を防ぐ
と同義です。
僕の感覚からすると
中途採用の人、つまり一度辞めた人は、育成途中で必ず、退職の危機をむかえます。
上記のロジックが完成してからでは、退職を覆すことは難しい。
だから、
そのロジックの構築段階での対処が必須になります。
この辺を理解していない人はとても多い。
なのでちゃんと指導しれるんですか?
とか
研修期間どのくらいあるんですか?
みたいなことを平気で聞いてきたりとかする。
新卒採用と勘違いしてるんですね。
まぁ親卒みたいな1回だけやめてみたいな人だったらまだわかるけど、
そういう人でも新卒採用の人に比べて
継続する確率は多分3分の1か4分の1位になっちゃう。
採用するリスクで考えると、辞める、ってことにそれだけナーバスになってしまう。
なので、採用された人は
どっかで辞めることを思って、
仕事をしていると、それ以上の投資もされないし、スキルも自分自身にも蓄積していかない。
1月に引っ越そうと思ってる人が年末に大掃除一生懸命しないのと同じように
3月にやめようと思ってたら、
1月の時点で踏ん張れないのは当たり前。
問題はできるだけ先送りにしていっぱいいっぱいなったら、辞めてしまうと思ってるから、改善しないだけだね。
そう思います。だからまずちゃんとやることを決めること。
その日に改善するための施策とその1週間で改善する施策と
1ヵ月で改善する。施策3ヶ月で改善して施策と1年で改善して施策3年で改善する。施策10年間を見せて出した。全然違う。
付け焼刃のその日に改善する施策ばっかりやってると当然だけど
短期的な視点になってしまって、その改善に振り回されてしまう結果定着していかないなので、
指導するときに大事になってくるのはちゃんと長く仕事していくって言う点に立つこと。
ちょっと中途半端になるけど、時間が来たのでいったんここで終了します。
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