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2019年10月3日

行動を伝えると命令、考え方を伝えるとアドバイス

シナジーデザインの基本的な原則として

考え方

行動

結果

があります。

これは
期待する結果を出すためには
正しい行動が必要で、
正しい行動をするためには、正しい考え方が必要、という理屈です。

成功するためには正しい行動をする必要があります。
間違った行動の結果は失敗になりますもんね。
行動を変えずに結果を変えることは出来ません。

ここまでは分かりやすいのですが、重要なのはここからです。

成功するためには正しい行動をすることが必要ですが、
では、常に
正しい行動をするにはどうしたらよいと思いますか?

安定して正しい行動をとるためには
正しい考え方をする必要があるんですね。

というのは、
人は誰もが、自分が正しいと思ったことをしたい存在で、
間違っている、と思う行動をとるとストレスを感じてしまう生き物なんですね。

つまり、その人が取った行動はすべて
その人の考え方によると
正しい行動
なんです。

正しいと思う行動をして、失敗した、ということです。

ここがとても重要で、正しいと思うことをして失敗した場合、
多くは間違いを認められません。

失敗を認めることが出来ないんです。

だって、自分の正しい行動をしている訳ですから、その考えが変わらない限りは
自分が正しい、
結果が間違っている、
という結論になっちゃいます。

自分は間違っていない、
たまたま結果がおかしいんだ、ということで同じ行動を繰り返してしまいます。

そして失敗を繰り返します。

そのタイミングで上司が見かねて
ただしい行動を伝えると、本人からすると正しい自分の考えと違う
正しくない行動を押し付けられたような感覚になります。
命令によって無理やり、したくない行動をさせられている感覚になります。

先ほども言いましたが、
人は自分が正しいと思うこと以外の行動をとると人はストレスを感じます。
それが結果につながる正しい行動であったとしてもです。

なので
考え方を変えずに、
無理やり行動だけを変えさせると、大きなストレスを感じながら仕事をすることになります。

ミスをしていた人に、正しい行動を伝えて、その行動を無理やりにさせると
自分は正しいと思っていないけど、上司の命令だから仕方なくやっている、というスタンスになります。

それで正しい結果が出ているのなら行動として正しいはずなのですが、本人の「考え」とは違うので本人はずっと、ストレスを感じ続けます。

そしてその状態が続くわけがないので
勝手に自分の正しいと思うやり方に戻したり、
仕事のストレスを処理できずに会社に対しての不満を積み重ねたりしてしまいます。

人は正しいと思うことをしているとストレスを感じない。

なので、重要なのは
社員の考える正しいこと

会社の考える正しいこと
を完全に一致させること
を目指すことなんです。

考えを完全に一致って、なんかこの上なくうさん臭く聞こえるかもしれませんが、人は正しいと思うこと以外をするとストレスを感じる存在である以上は、考え方を一致させることがとても重要なんですね。

会社の考え方のことを
経営理念

といったり
ミッション
と言ったり
クレド
と言ったりします。

そして、その会社の考え方への共感レベルのことを
エンゲージメント
と呼んで最近は組織の強さを測る重要な指標として注目されています。

考え方を変えずに強引に、行動だけを変えさせるとそれは 命令になり、仕事をするたびにストレスが大きくなりますが、相手が正しい考え方を知りたいときにそれを伝えるのはアドバイスになります。

命令は嫌がりますが、アドバイスは歓迎されます。

同じことを言っていてもタイミングによってアドバイスにも説教にもなりえます。
なので、タイミングがとても大切です。

そのためにも、部下が失敗する可能性のある時にもあえて助けずにいることも必要かもしれません。
部下が全力で仕事をして失敗して、部下が正しい考え方を知りたい状況になって初めて、正しい考え方を伝える、というのが良い方法なのかもしれません。

小さい会社だと失敗が致命傷になることもあるので悠長にどんどん失敗すればいいよ、とはなかなか言えないですが、行動だけを伝えて命令を繰り返すよりも、考え方を共有してストレスなくお互いに「正しい」ことを思う存分やれる状態にしたいと思います。

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