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代表ブログ

2021年7月16日

頑張ろうは無責任な言葉


頑張ろうっていうのは思考停止したときに出る言葉

頑張ろうではなくなぜそうなったのか
どうすればいいのか?
頭を使って考えるべし。
脳は体重の2%だけど、
エネルギーの10%を使うと言われている。

それだけ考えるという事はエネルギーを消費する疲れる業務

なので考える事はしんどい。
考えるよりも動いたほうが楽。
なので頑張ろうと言って動き出す。

そうするといろんなストレスが溜まりに溜まって、
脳が処理が完了しない状態
なので寝れなくなる。

寝るためには言語化をすれば良い。

この話は
入社して4ヶ月目のマーケターが初めてセミナーを担当することになって
夜に寝れなくなったという所で話をしています。

セミナーの直前になって
自分に提出してきた資料
それをリジェクト(却下)しました。

何故かと言うと
彼の目的が
セミナーを実施することになっていたからです。

セミナーの後10分の時間を
内容で埋めた。
そしてそれをできるだけうまく話す
自分が失敗しないようにうまく話す

でも失敗しそう
どうしよう
で寝れなくなっていました。

彼が犯していた最大の問題は
手段を目的にしてしまったからです。

セミナーをするのはなぜか?
デキテルマックスと言うサービスをお客様に契約してもらうことです。
もっと言えば
厳しい経営環境の中
車の保有台数が減っていく中
競合が増えてくる中
何とか売り上げを確保したいという
お客様の要望に応えることです。
その車屋さんにとっても最大の悩みを
自分たちがサポートすることができる。
それを伝えるための手段が
セミナーです。

セミナーにどれだけ失敗しても
自分が恥をかいても
結果的にお客様契約してくれれば
目的を達成します。

うまく話すことでもなければ、
綺麗な資料を作ることではありません。

ましてやセミナーの時間を埋めることでもありません。

何を伝えたいのか?
それが彼の資料には感じ取れませんでした。
なので、自分が行ったセミナーを教えて
何を伝えたいのかを
考えなさいと指示を出しました。

資料を全て変える必要はありません。

今作った資料をベースにして
伝えたい事を入れればいいだけです。
それを文字として入れることで成立します。

彼は入社し3ヶ月

未経験だったテレアポもしっかりとできるようになり、
メールマーケティングのメールの文章も
目に見えて良くなりました。

最初に彼が考えていたメール
それは理屈っぽくて
自分の文脈だけで話していて
スペースを埋めている文章でした。

それが今は違います。
生き生きとした文章を加えてリズム感を出して
刺さる文章になってきました。

彼が作ったセミナーの文章はまるで

最初に作ったメールのような内容になっています。
簡単に言うと思考停止状態
で作っている。

でも最初はそれでいい。
最初からうまくできるわけがありません。
参加するお客様の数も徐々に減ってきています笑

なのでおまけでやればいいと思います。

なぜそれをやらないといけないのか?
経営環境についての話を入れる。

なぜIT導入補助金が出されているのか?

なぜそれを使うべきなのか?

それについてほとんど話がなかった。
それが結構致命的だと思っています。

現在の車屋さんの経営環境ですね
皆さんこれでやってますね
それがこれで解決します

基本的にはそれだけの流れです。

それを取り組めばいい。

具体的に言うと最初の入り口のところで経営環境についての話をします。

もう一つその前に自己紹介も入れた方が良い。

それがセールスなので、
要は今の原稿に追加するだけです。

書類に落とし込めてないけど、アドリブで喋ろうと思っていたこと
それをそこに出すだけです。

そして読み上げればいい

というのが彼のアドバイスです。

彼の担当する商材は月200,000円の高額なコンサルサービス

でも彼のセミナーの内容はもっと安い商品を売るときの内容

それでは売れない。

でもお客様が抱えている問題を特定して
その問題を分析して
あげれば解決できる
しかも解決できました。と言うのをお伝えすれば良いだけ

こう考えると単純化できますね。

彼はめちゃめちゃ優秀です。
なぜかちょっと真剣に悩むから
問題をちゃんと受け止めて
時にストレスアウトに近い状態になりながらも
最終的に仕上げます。
来週は休みもあるので、休みは休みで満喫しながら
脳のバックグラウンド処理に期待をして
頑張ってください。

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