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2020年10月6日

会社の半分は約束で出来ている

バファリンの半分はやさしさで出来ていますが
会社は約束で出来ています。

例えば
この辺は全部が約束です。

・納期
・クオリティ
・設定ポイント
・報告・連絡・相談

皆さんが会社で何をやっているのか?といえば
色々なことをやっていますが、
突き詰めていってしまえば、
約束をして、約束を実行している
それだけ、とも言えます。

もちろん、
会社は皆さんに約束しています。
・給料を払う
・働く場所を用意する
・仕事を与える
・仕組みを整える

皆さんがしている約束は何か?
一番ベースの約束は、
業務時間中は全力で会社に貢献する
それが皆さんがしている約束ですね。

面接時に
「全力では貢献しません」
といえば余程、実力のある人しか採用されないので
やはり、この約束をしていることになるんですね。

そのために
細かい責任を担当します。
そしてその度に約束をします。

制作のタスクを受け持つ場合はタスクを
期限までに
求められるクオリティで完成させる約束。
部下を受け持つ場合は、部下を育成する約束
営業担当なら、期間内の自分の責任数字を達成する約束

それをしていることになるんですね。

そういった約束を繰り返しているのが会社であり、
仕事であり、社会なのかなと思います。

吉野家に行ったらお金を払う約束をして、注文をして、
約束通りに注文が出てきたら、約束通りにお金を払います。
ホームページもお金を払う約束をして、発注をして、
約束通りになったら、約束通りにお金をもらいます。

すこし余談ですが、
ホームページはネット上の営業マンと同じ役割なので、
管理費は約束通りに効果が出ている間にいただく費用となります。
なのでホームページの約束は2段階になっていて

・形を作る
・効果を出す
と分かれます。

ノウハウを提供して効果が出る状態にしている間は
対価を請求するのが自然だと思っています。
デキテルのシステム利用料も本質はここの費用になります。

約束の3パターン

話を戻します。

会社で何かを受け持った時、
それは
約束をしている
ということになります。

約束については
次の3パターンに分かれます。

出来ない人は

簡単に約束して、簡単に破る

普通の人は

慎重に約束して、した約束は守る

できる人は

簡単に約束をして、簡単に約束を守る

この3パターンですね。

いわゆる仕事ができない人は
その約束を軽く考えています。

そこから約束の重みを知って、
だんだんと約束が守れるようになっていきます。

出来る人は
そこから約束の幅を広げて、どんどん約束をこなしていき、
自信と報酬を手に入れていきます。

そんな流れなんですね。

一番カッコいいのは
サラッと約束をして、簡単に見える感じで約束を守っちゃう。
メッチャカッコいいですが、そこまでたどり着くのは結構大変です。

目標と約束を混同しない

約束を守れない人は
約束と目標を混同している場合が多いです。

目標は個人のものですが、
約束は会社とあなたとの契約です。

なので勝手に変えたり捨てたりしてはいけないものなんですね

期日に遅れる際に、報告もなしに勝手に延ばしてしまうのは、
約束ではなく目標と思っているからなんですね。
したいからする、も目標。
出来たらいいな、も目標。

したい、や出来たらいいな、でするのは約束ではないですね。
単なる目標。
無責任に勝手にいくらでも変更できるもの。

なので会社の中では目標はあまり意味がありません。
目標で管理できるほど甘くないです。
目標は機能しないので使いどころは少ない。
特に短期での目標、みたいなのは存在しません。

長期での目標はあっても短期での目標はない。基本は短期のものは約束です。

約束をして初めて達成できる

人は環境に合わせる生き物。
何かを達成するなら達成するしかない環境を手に入れるしかありません。

でも自分で勝手に変更がきく目標は環境にはなりません。
絶対に勝手に自分で変えられないものでないと自分を制御する環境になりえないんですね。
だから、仕事は目標ではなく、約束のもとに動く必要があります。

約束は勝手に変更できません。
毎回、契約書を交わすわけではありませんが
口約束も契約です。

何かをやります、といった場合は
自分のできる範囲で、やります

ではなく

何が起きても絶対にやりきります

と約束しているということを理解すれば、腹が決まって、
だんだんとストレスが減っていきます。

怒られるかどうか、はメッチャ低い基準の約束

最後に約束について
別の3パターンで分類してみます。

1、怒られる約束だけ守る

怒られなければ何をしてもいい、みたいな考え方の人ですね。
会社から不当な扱いを受けているので、
出来るだけ会社への貢献を減らしたいと思っている場合にこの考え方になりやすいです。

明文化されているだけでは守らせることが出来ないので、
叱りながら約束を守らせることになります。
悪循環に陥るので、このパターンは危険ですね。

2、明文化されている約束だけを守る

このパターンが最も多いですね。
なので会社づくりでは指標や数値管理が重要なんですね。

3、空気の約束も守る

会社に貢献する社員は
明文化されていない、空気の約束も守れます。
ただしこの状態になるには、常に会社に貢献できることはないか?
と貢献できるものを探している状態でないとできないので、
みんなが出来るわけではありません。

ただし上司になる人は仕事が複雑になっていくので、明文化できない約束も増え、
空気でした約束も守っていかないとなかなかうまく行かないですね。

ただ、
新人や経験の浅い人と空気の約束をしても、絶対にうまく行きません。
普通の約束は明文化して約束をする必要があります。
それが役割分担やポイント制につながっていきます。

お客様との約束は絶対に守る

このように会社は約束で出来ています。

誰も約束を果たさなければ会社はつぶれてしまいます。
経営とは約束を果たさせるための力なのかもしれません。

このように
社内はいろいろな約束で出来ていますが、
社外でも同じです。

社外の方との約束のほうが難しい。
不確定な要素が増えるからですね。
社内で約束を守るトレーニングをしておかないとお客様との約束は守れない。

お客様との約束は絶対に守る、
それを実現するためには
日ごろから社内で約束を守るトレーニングをしておく必要があるんですね。

ただし、
約束は双方のものなので、
こちらも守る代わりに
お客様にも守っていただきます。

約束をしたお互いの責任を果たす、
それが信頼関係に育っていきます。

信頼でつながる仲間やお取引先がたくさんの毎日は楽しいと思います。
より増やしていきたい。

そのためには、
約束
をしっかりと守っていく必要があります。

、、、、、

最後に、
会社の半分もやさしさで出来ています。
気づかないかもしれませんが。。。

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