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代表ブログ

2020年9月28日

お客様は正解を知っているわけではない

お客様にヒアリングをして、
お客様の言うままのものを作るのはプロとして間違っています

お客様はプロのディレクターではありませんので

いろんな要素

いろんな未来に起こること

いろんなリスク

を考えて発言しているわけではなく

基本的には今までの過去の経験をもとに

こういうのがあったらいいな

という要望

をお伝えいただいてるだけになります

要望は
お客様の頭の中にある情報だけなのでそれだけでモノづくりをすると
いろんな要素が欠落したものになってしまいます

要望から要件に落とし込んでさらに仕様に落とし込むのが
要件定義や仕様作成という仕事です

要望を深掘りせずに
いきなり仕様に落とし込んでいるのであれば
要件定義という重要な仕事を放棄してることになります

実装する人が単に作業だけを自分の責任と考えていて、

次に何をすればいいの?

という発想で仕事をスタートすると
要件定義をすっ飛ばして
浅い仕様だけで作業を開始してしまうことが往々にしてあります

入社3年目ぐらいまではこの
要件定義をすっとばす傾向があるので
注意が必要です

要件定義をする際にはお客様の要望だけではなくプログラムの仕様との関係や

そしてユーザビリティーの点も考慮に入れて提案を作る必要があります

お客様がおっしゃったから

は仕様決定の理由にはなりません

最初に伝えた通り
お客様が購入するのは過去の自分の体験で
ストレスがあったことや
いつか考えた初代の願望であって

それを実現するための方法論に関してはプロにお願いしたいと思ってらっしゃいます

逆に仕様まで完全に作れているのであれば自分たちプロに相談する必要がない

ぐらいに考える必要があります

とにかくお客様がすべての正解を知っているのであれば
自分たちプロは必要ありません

またお客様の言う通りに作るというスタンスでは
非常に素人感のある仕事になってしまいます

集められるだけの情報集め
ベストな方法は何かを導き出す
ことが
自分たちの仕事であると認識することが
単に
作業
にならないための重要な考え方になります

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