ホーム

代表ブログ

2020年8月24日

前例はみんなの行動に影響を与える

裁判では
法律

判例
を元にして判決が決定されていきます。

過去の法律の解釈である
判例
も大きな力を持つのですね。

会社の中でも
判例と同じように
会社のルールの解釈としての
前例
は大きな影響力を持ちます。

特に小さな会社や成長途中にある会社では
ルールが未整備であるために
前例を元にして
メンバーが次の行動を決める傾向が強くなります。

そのため
小さな会社では
前例
のコントロールにも気を配るべきです。

そのために重要なことは

前例をルールとしての明文化を行う

こと。

明文化されていない前例は、
特に新しいメンバーには共有できません。
見て覚えていく、

空気を読む
ことでしか知ることが出来ないからですね。

文章やノウハウにまとめることで
新しいメンバーも内容を知ることができるようになります。

また、
何となくしていた行動も文章やノウハウにまとめる時に
細部まで詰めていく必要があるので、
より強い解決策が出来ていくと考えられます。

なので
会社の誰かが、
今まで誰も経験したことのない判断をした時は
上司や他のメンバーに報告し、
文章化して残すことで会社の曖昧な部分が減っていき、
会社の力を上げていくことになると思います。

今までは
何かルール化したほうが良いことがあれば、
自分が指示をしてルールに記述していくことをしていたのですが、
チームの人数が増えて、
自分の眼が届かないようになってくると、各チームごとに
たくさんの前例が生まれて、
ルールが機能しなくなる可能性が考えられます。

皆が、勝手な前例を作り出すと、会社は破綻します。

もちろん工夫をすることはとても歓迎なのですが、
工夫をする際に

ルールと
前例
について理解をしながら行うこと
が重要です。

チームのリーダーは
日々作られていく前例が
会社のルールと合っているかを確認して、
ずれているときには修正を。

そしてルール化できる時には報告をした上で
ルール化していくことが重要になってきます。

タグ:

電子書籍にまとめてみました。

正社員が1年で働く時間は<br>たった22%ってご存じですか

「正社員が1年で働く時間は
たった22%ってご存じですか」

代表ブログでアクセスの多い記事をピックアップしております。

幸せに働くとは何か? その答えがここにある。
奥野 勝也 (著), シナジーデザイン株式会社 (著) 形式: Kindle版

Amazonで99で販売中

Kindle Unlimited会員なら0円

書籍の詳細はこちら
求人バナー

このページの上部へ戻る