長く来ていたインターンの子が急に来なくなっちゃいました。
「デザイナーになるしかない。それしか取り柄がない」
と、自分で言っていたので、
がんばってデザイナーになるもんだと思っていました。
それが急に音信不通になって、
来なくなっちゃいました。
人の本心って何なんだろう…って
直接の上司になる人が悩んだりしています。
人の本心って見えないものですよね。
どうしたら見抜けるんでしょうか?
答えは、
本心なんてない
です。
自分自身で思い返せばわかるんですけど、
自分の本心ってなんですか?
その本心があったとして、その通り動けることってありますか?
何か決めた事は目標だったり憧れであって、
別に本心ではないです。
自分のやりたいことを、
本心と言って相手に伝えてもそれができるとは限りません。
なので、
本心と違うことをしても、
相手の本心がわからない、
とかってなるのは理屈上おかしいんですよね。
例えば、もう浮気はしませんって言ってる、東出的な人がいたとしても絶対にします。
それは本心じゃなくて目標だからです。
その時は本気で目標として思っているけど単純にできなかったってだけのことです。
上司が部下に、
「じゃぁ本心で話そうよ。」
と言って、その場で部下が頑張ります。
本心で頑張りたいと思います。
といっても本気で言ってますけど、
それは、
絶対にします
っていう約束じゃなくて、
できたらいいな
っていう目標です。
しかも、その場で上司に長々と説教されてそう言わないと、
説教が終わらない状況で言わされている単なる意味のない言葉です。
まして上司と話していたら、上司が期待する言葉を話すのは自然なので、その場での約束は往々にして起こります。
ややこしいのはそれが本人もその場では本心で話しているってことなんです。
約束させても出来ないものは出来ない。
無理な約束をさせているだけ、とも言えます。
意味がない。
約束するなら数値で約束して、数字で管理するだけです。そうでないと意味なんてない。
なので、
本心なんて関係ない。
相手の本心を見抜く方法は
相手がまずはストレスから逃げたい
ストレスを何とかして解消したい
と脳から指令を受けている、
弱い生き物っていう前提で考えるべきです。
相手の本心っていうのは、
相手が次にどう行動するか
何を目標としているのか
ってことだと思いますけど、
それで言えば、
ストレスのない毎日を送りたい
それが彼が思っていることです。
ストレスが一定値を超えると、
ストレスを減らすためにやめたり休んだり逃げたりっていう行動を取ります。
要は、
ストレス量の問題なんですよね。
ストレスを与えすぎちゃうとストレスから逃げる行動をする。
何か成功させて、ドーパミンが出ていると、
ドーパミン中毒になってまた成功を目指そうとする。
基本的には人の動きはその2つのパターンだけです。
その反応がどうやって引き起こされるかのパターンを見極めて、
良い反応が引き起こされる環境を作るのが上司の仕事だと思っています。
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