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2019年8月30日

続・働き方改革でクソブラックなWEB制作業界は変わるか?

そもそも
WEB制作は基本的には儲からない仕事なんですね。
WEB制作だけでメッチャ大きくなった会社って少ないですよね。

だって誰でも参入しやすいので競争が激しくなって価格はどんどん下がりだすし、代えの会社はいくらでもいるって言われちゃいます。

またWEB制作はゼロから何かを作ることが多く、不確定要素が多いんですね。
予想しないことが起こっちゃう。
なので仕組み化するのが難しい。

それなのに求められるクオリティは下げられない。
年々、求められるクオリティが上がるのに価格は下げられない。
クオリティを上げるには時間が掛かる。

でも
納期は決められている。
予算が決まっている以上は掛けられる時間は限られる。
で、時間が短ければ短いほど利益は出やすい。

なので必然的に短い時間を設定される

とここまでをまとめると

・価格は低い
・納期は短く設定
・クオリティは上げないといけない
・予想しないことが起きる

さらに一言でいうと

短期間で高クオリティのものを作る

という無理ゲー的な要素で構成されているのがこれまでのWEB制作業界なんですね。
そうでないと
他の会社に仕事を取られちゃうわけです。

ブラックがはびこるには大変によろしい環境ですね。

この条件の中で会社として生き残るには2つしかありません。

値段を上げる
コストを下げる

のどちらかです。

値段を上げる

値段を上げるには
付加価値を付けるのが必要です。ほかの会社との差別化ですね。
その会社に頼まないといけない理由を作るわけです。

賞を取ったり、
大手の実績を作ったり、
業界に特化したり、
売上を上げることに責任を持ったり。

とにかく他の会社に出来ないことを磨くしか、値段を上げることは出来ません。

皆さんお気づきのとおり、
シナジーデザインではクルマ業界に特化することによって付加価値を高める戦略を取りました。

コストを下げる

で、問題のコストを下げるです。

コストを下げるには二つの道があります。

1、仕組み化する
2、仕入れを下げる

1、の仕組み化するというのは例えばシナジーデザインの場合だと、クルマ屋さんのホームページばかりを50社分作り、ノウハウが固まってきた時に、そのノウハウを仕組み化して「デキテル」というホームページ作成ツールを自分たちでゼロから作成したりしました。

仕組み化したことによってシナジーデザインはただのWEB制作会社から仕組み化された自社サービス提供会社になることが出来ました。ゼロからホームページを作る場合は100時間ほどかかりますが、デキテルならその10分の1ほどの時間でホームページを完成して公開させることが出来ます。
そのことによって時間短縮に成功し、残業無しのWEB制作会社になることが出来ました。

で、いよいよここからが本題ですが
2の仕入れを下げる、
についてです。

WEB制作会社にとっての仕入れは
ずばり
人件費
です。

この人件費を下げることで生き残りを図る会社が今も存在します。
これはきついですね。

先ほども言った
短期間で高クオリティのものを作る
という無理ゲーだからです。

その無理ゲーに戦略もなく挑むとどういう状況になるか。

それは
コスト負担を制作者に押し付ける
ことでしか生き残れなくなっちゃいます。

働き方改革は、まずは残業を無くすことからスタートするべき

利益が出ない体質のWEB制作会社が
業務効率化をして
業務が改善されたら残業を無くす、
といった取り組み方では、絶対に残業はなくなりません。

そもそも、明確にすることから逃げている会社なので、問題を明確化して業務改善が出来るしくみじゃないからです。

働き方改革で残業を無くすためには
逆説的ですが、先に残業を無くす必要があります。

残業を無くして、遅延や赤字の責任を会社が負担して、責任を負ってはじめて、制作者の問題を指摘する権利が生まれます。

サービス残業はしてね、
でも働き方改革もしてね
では
矛盾だらけでおかしくなります。

働き方改革をするのであれば、まずは残業をなくすことが必要です。

クソブラックな会社に働いている人が見たらぜひシナジーデザインへ

もし、
この記事をクソブラックな環境で働いている人が見ているなら
ぜひ、シナジーデザインにお越しください。

もともとはホームページ制作からスタートしていますが
・業界に特化して付加価値をつける
・CMSを自社開発して業務効率化
をすることによって

残業なし
有休消化100%
を実現しています。

この記事を書いている時点ではまだ12名と小さい会社ですが、いろいろな仕組みが分かってきたのでここから人を増やして勝負をしていきたいと思っています。
多くの小さな成功をすることで、働く人も幸せを感じ、お客様にも成功を提供できる会社にしたいと思っています。

そのため、常時、腕の良い、または腕が良くなる制作者を募集していますので、是非ともご応募ください。

よろしくお願いします。

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