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2019年6月15日

努力を続けるには、意思の力に頼っちゃダメ。

努力が続く人もいれば続かない人もいますよね。

続く人はなぜ続くんでしょうか?

それは努力することが苦痛でない状態を作り上げているからですね。

努力が苦痛である間は続かないのが普通です。
なぜなら
人はストレスのかかる場所から逃げ出そうとする生き物、
という単純な理由からです。

何かを達成しようとしても
意思の力だけでなんとかしようとすると、まぁ確実に失敗します。
数か月とか数年の期間が必要なものならなおさらです。

努力なんてやり続ければ成功します。
でも問題は続けられないことなんです。

だから、まず重要なのは
努力を続けられる環境を作ることが必要なんですね。

努力を続けても
致命的なストレスがかからない、または許容範囲という
環境を作ることです。

努力を続けられる環境がどうすれば手に入るのかを必死に考えることが、
ある意味で一番しなければいけない「努力」なんですね。

自分の意思なんてないも同然くらい弱い
これは自分がフリーランスになって
自分との戦いの中で何度も自分に負けながら、たどり着いた結論です。

これは何も自分に限ったことではなくて、ほとんどの人が同じです。
環境がなければ努力できない。

だから、
意志の力がなくても努力が続けられる環境をどうすれば手に入るのか、を必死に考える、というのが基本姿勢です。

自分と勝負しないこと

例えば、毎朝5時に起きる、という努力について考えてみましょう。

この時も
意思の力だけで達成しようとしてもうまくいかない。

自分に負けちゃいます。

重要なのは
自分と勝負しないこと

まず勝てない。
特に長期的には絶対に勝てない。

つまり、
5時起きをしんどい状態にしないこと。
それがしんどいことである状態では5時起きは絶対に続かない。

僕らの脳はストレスが大嫌い
だからストレスがかかる事は続かないように出来ています。

なので
朝5時に起きるのがストレス源じゃなくすればいい。

ちなみに、現代の日本人は忙しい。
ほとんどの日本人は寝不足状態といわれています。
本来、8時間の睡眠が必要な人でも仕事など絶対に起きないといけない理由があるので、無理やり6時間で切り上げて起きている状態なんですね。

この状態のまま、さらに睡眠時間を削って5時に起きる、というのは不可能です。
まず、続きませんし、体のことを思うと続けるべきではない。

普通、寝不足だったら、もっと寝たくなって、仕事や学校のギリギリの時間まで寝てしまいます。

どうすればよいと思いますか?

それは、
早く寝ることです。

何を当たり前のことを言ってるの?
と思うかもしれませんが、
これが本質です。

朝、起きるのが辛いのは寝不足だからです。

8時間も寝ていれば辛くないはず。
5時に起きるのであれば21時に寝るようにすれば8時間の睡眠時間が確保されます。
なので自然と早く起きられるようになります。

逆に早く寝ないのであれば、寝不足になるので5時になんて起きれないのが普通です。
寝不足で早く起きると体がストレスを感じます。
ストレスを感じることは長く続きません。

その考えで行くと
早起きの環境づくりは早起きのサイクルを作ること、になります。
つまり21時に寝れる環境を作れるかどうかがポイントなんですね。

どうすれば21時に寝れるか?

これが、解くべき問題なんですね。

仕事の拘束時間や、家事、あとは友達との予定。
いろいろな寝れない理由があると思いますが
それらを整理して21時に寝れる状態にするのが必要な努力なんですね。

あとは、そもそも21時に寝れるわけがない、という理由ですね。
普通の生活をしていれば21時には眠たくならない。

どうすれば
21時に眠たくなれるでしょうか。

答えは
無理して早く起きることです。
早く起きれば早く眠たくなります。

1日や2日では変わらなくても1週間も続ければ、それが自然なサイクルになってきます。

つまり、早く眠たくなるために
早起きをする

という目的に切り替えることですね。

そうすれば、
朝起きたときに
眠たければ眠たいほど、良いことになります。

辛ければ辛いほど早くに眠たくなるので早く寝れる確率が上がります。
その分、早起きのサイクルに近づきます。

「めっちゃ眠いやん、いい感じ」

と感じられたらしめたものです。
少し、しんどいのが楽しくなります。

朝起きるのが楽しくなったり、無理なくできる環境が出来れば早起きが自然にできるようになってきます。
実際に自分も早起きする習慣がついています。
(深酒しちゃっても5時に目が覚めるので辛いですが、、、)

今、この原稿も早朝に書いています。

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これは他の努力でも同じです。
例えばデザイナーであればデザインのトレースをして引き出しを増やすという努力があります。
これもしんどいだけだと続かない。

どうすればいいでしょうか?

バナーを作るのが辛くない、

という環境を作ることが必要ですね。

眠たい目をこすってバナーを作ったり、いやだいやだと思いながら続けてもなかなか上手くいかない。

それには、肉体的にストレスのかからない作成の時間を確保することが必要です。

仕事が終わって疲れているときにする、は難しい。
休みの日にやりたいことを我慢してする、も難しい。

どうすればいいのか?

人によって得手不得手があるので一概には言えませんが、朝型に切り替えて肉体的に疲れていない時間帯に一定の時間を確保することが一つですね。

そして、家ではなく早めに出勤して会社で作成する、も一つの環境づくりです。
通勤時間にラフを作るためにスマホアプリを入れる、も一つの環境づくりです。

さらに続けることで、
今日も連続バナー作成記録を伸ばせた、
と成功を感じることが出来るようになります。

連続記録更新中、という環境が出来ればより続けやすくなります。

努力が苦しいことであり続けている場合は、努力が嫌いなことになります。
嫌いなことは続かない。

自然に努力ができる環境を作って、
努力から得られる成功を感じられるようになればストレスなく成長していくことが出来ます。

そのためには最初にいかに、努力に集中できる環境を作れるかがカギになります。
この記事が何かを目指して頑張っている人の役に立てばうれしいです。

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