売上を1.5倍にするために必要なこと
年収を1年で1.5倍にしたい、
と思ったとき、
今の仕事を、今までどおりに
着実にやっているだけでは
なかなか1.5倍になった姿を想像しづらいと思います。
400万円の年収を600万円に1年で持っていくには、何かしらの大きな変化が必要ですね。
会社の売上を
1年で1.5倍にする、
その場合も、今のままの業務を今まで通りに続けていても、
売上が1.5倍に増えることはありません。
もちろん「ちゃんと着実に業務をこなす」ことは大切です。しかし、それだけでは今の延長線上でしかなく、そこに+αの要素、つまり予想外のポジティブな“偶然”が加わって初めて150%という大きな成長が生まれます。
偶然はコントロールできるものではありません。何かと何かが偶然に化学反応を起こして生まれるものです。
着実さ(真面目さ)だけでなく、自由さやチャレンジ精神――この2つを両立できなければ、売上を1.5倍にすることはできません。ましてや、それを数年に渡って継続的に150%成長を続けるためには、組織としての対応力が必要になります。
シナジーデザインの現状
今のシナジーデザインは、まだ「どうやって変化(=反応)を起こしていくか」が明確に見えていない状態です。ですから今は、着実に日々の業務をこなしながら、次のステップにつながる“化学反応”を探していく段階だと思っています。
代表である自分自身も、毎日の業務をしっかり進めながら、新しいサービスの立ち上げや、止まっていた企画の再始動に取り組み、既存事業の収益性を高める業務を行いながら、
今までやってこなかったような動き――たとえば15年間の間、自分自身で禁止していたお客様の会社への訪問、それを解禁したり、クルマ業界以外のサービスを出版社に売り込んでみたり、今までと違った動きを開始しています。
周囲からは「社長、何をしているんだろう?」と思われるかもしれません。それでも、着実な努力と化学反応を引き起こすための、「変な動き」を両立することが、今のフェーズでは重要だと思っています。
新しい期のスタートにあたって
シナジーデザインでは10月1日から新しい決算期、つまり会社にとっての新しい1年が始まりました。前期はまだ確定ではありませんが、創業以来初めて売上が下がる可能性が高い状況です。減収といっても全体の1%ほどで、数字としては大きくありません。しかし、「創業以来の増収」が途絶えるのは大きな変化です。でもそれ以上に大きいのは会社全体が「まあ仕方ないよね」という空気になっているように感じることです。これは危険な兆候です。
今、起きていること
当社はサブスクリプション型のサービスを運営しており、毎月安定的にお金が入ってくる仕組みになっています。その結果、次のような問題が生じやすくなります。
- 責任があいまいになる
- 報告が来なくなる
- 約束を守らなくなる
- 言い訳が増える
- 自分の理屈を正当化しがちになる
心当たりのある人もいるかもしれませんが、正直いって今の状態は“ぬるい”です。作ったものが通用しなくなったり、クオリティが落ちたりしている――このままでは、売上を150%にしていくための勝負できません。
下り坂を登り坂に変えるために
今の減収のなかで、売上150%、そんな高い目標を目指すというのは、「上り調子のものをさらに伸ばす」というよりも、「今、下り坂にある流れを上向きに変えること」を意味します。それには相当なエネルギーが必要です。
大変なことではありますが、それができれば、数年先も会社の成長は持続し、社員一人ひとりのスキルも上がり、市場価値も高まる、つまり給料も今まで通り上げて行けます。これからしばらくは、物価上昇(インフレ)が続くでしょう。だからこそ、それに見合うスキルと収入を得られるようになるために、今の努力には十分な価値がある、そう信じています。
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