報告は責任をもって再度現れること

例えば、
勇者が王様から魔王の退治の指名を受けたとします。
見事に退治すれば
姫との結婚、
失敗すればはりつけの刑になる、
そんな条件のもと冒険に旅立ちます。
いろいろ経て、いろいろあって、
見事に魔王の退治に成功したら当然、勇者は意気揚々(ようよう)と王様のもとに帰ってきます。
でも、本物の勇者は
魔王の退治に失敗してもちゃんと、戻ってきます。
期日までに退治できなければ、はりつけの刑になるとしても
ちゃんと戻ってきて、
刑を受け入れます。

うーん、なんか違うか、、、、笑
いや、こんな話を出したのは
報告の定義について、ある程度見直さないといけないな、と思ったからです。
以前は報告が機能していなかったので
報告は承認を得て初めて報告、
と言語化してある程度はうまく行ったのですが、
そもそも報告に現れないケースが増えてきて難儀していたんですね。
しかも、上司になって仕事の重みが増えた人にそういう傾向が出だしたので、ちょっと言語化が必要、ということで1時間ほど話し込んだわけです。
結局、報告ってしたくないもの
特に失敗したら、みんな逃げ出したいものなんですよね。
そんな中でも報告するのはやっぱり必要で、
だから
報告は責任を持ったまま再度現れること、

なのかなと、思っているわけです。
まぁ、もうちょっと言語化していきますが、
1時間ほどの打合せのブレインマップをGrokに放り込んで調整してブログ化したものを下に貼り付けておきます。
打合せを一緒にしたマネージャーと内容を確認したのですが
結構いい感じにまとまっています。
参考にして下さい。
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こんにちは、シナジーデザイン代表の奥野です。
今日は、仕事における「報告」の本質について、強い言葉で伝えたいと思います。報告とは、単なる業務の進捗共有ではありません。それは、責任をもって再度現れること——自分の仕事に向き合い、失敗も成功も正直に言語化し、組織とクライアントのために立ち続ける姿勢そのものです。
最近、社内で見過ごせない問題が起きています。責任を放棄し、報告を怠る態度が、チームの成長を妨げているのです。今日はその実例をもとに、なぜ報告が重要なのか、どうすれば変われるのかを言語化します。
理不尽な「仕事の放り出し」が組織を止める
N1さんのケースを例に挙げます。プロジェクトが失敗に終わり、ステップメールは未編集のまま放置。報告もせず、ごまかしてスルー。これって、まるで痛みを感じているのに放置するようなもの。ストレスがかかっている状態を無視できる? 痛みがあっても放置できる? もし痛みすら感じていないなら、それはもう責任の放棄です。
この態度は、弱い者いじめのような仕事と変わりません。重要な仕事に真剣に向き合わず、価値を上げにくい選択を繰り返す。これは、ピーターの法則——「人は無能になるまで昇進する」——に陥る一歩手前です。どこかで限界は来ます。でも、まだ32歳。まだ早い。今なら、考え方を変えて成長できるはずです。
報告を怠るのは、失敗から逃げること
もう一つ、N2さんのケース。復帰3か月で100万円以上のコストをかけたプロジェクトの成果は、10件以下。1件あたり10万円以上のコストがかかっています。なぜこうなったのか? それは、「失敗したら報告する」という覚悟がないからです。
失敗のストレスが過度にかかると、人は「Bモード」——逃げるモード——に入ります。報告をせず、日をまたいで「モードA」に戻ったつもりでも、頭には報告すべきことが浮かんでいるのに「しない」を選ぶ。これは、わざと報告を避け、言い訳を探している状態です。事実を直視せず、「失敗しました」と口に出せない。無言の時間は何の意味もない。「ヤバい、どうしよう」と頭の中でぐるぐる考えるだけ。そんな時間、生産性ゼロです。
言語化が成長の第一歩
ここで鍵となるのが言語化力です。考えや問題を言葉にすることで、頭が整理され、行動が変わります。自分で言語のデータベースを構築する——上司や本から学ぶだけでなく、自分で考えて言葉にすることが成長への近道です。
例えば、失敗したとき、事実を言語化して報告する。「失敗しました。原因はこれです。次はこうします。」これだけで、思考が止まるのを防ぎ、問題解決への道が開けます。報告をまとめる必要はありません。まとまっていなくても、事実を伝える。それが責任をもって再度現れるということです。
考え方を変えることに時間を使え
シナジーデザインでは、行動や結果以上に、考え方を変えることに時間を使うことを重視しています。考え方が変われば、行動は自動で変わり、結果もついてくる。業績が向上し、効率化が進み、チーム全体の価値が上がる。まるで写真が成長するように、仕事も育っていくんです。
でも、報告を怠り、問題を放置する人がいると、組織の成長は止まります。報告回数が減っているなら、それは「問題を解決したくない」という意思の表れ。失敗から逃げているだけです。
報告は責任の証、逃げるな
だからこそ、強く言います。報告は責任をもって再度現れること。失敗から逃げず、事実を言語化し、報告する。それがプロの仕事です。まだ32歳。まだ早い。今からでも遅くない。考え方を変え、行動を変え、結果を出していこう。
シナジーデザインは、ひとつのことをとことんやる会社です。クライアントのために、チームのために、自分自身のために、責任を持って現れ続けよう。失敗してもいい。でも、報告を怠り、逃げるのは許されない。今日から一歩踏み出そう。
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