デザインチームの中で
お客様から写真が出てこない、ということがたびたび議題に上がります。
すごく違和感があるし、ストレスが溜まる話題なのですが、
なぜそういう感覚になるのかを言語化してみます。
ホームページ制作は、ホームページの制作を代行するわけですが、
写真の提出や文書の提出は、代行業のメニューの中に含まれています。
しかも結構大きな割合です。
もし一番最初のスタートがうまくできれば、
1人でできることが多くあります。
受験勉強もそうかもしれないし、
ジムにしても、ダイエットフィットネスもそうかもしれません。
ホームページも同じです。
一番最初の立ち上げをするタイミングで
素材を揃え、方針を考え、文章の土台を作る。
そういったことができないから、プロに依頼するわけです。
なので、ホームページ制作をなりわいとして、
プロとしてお金をもらって対応する人の業務の重要な一部というか、
かなり重要なスタートの部分に、提出素材の獲得っていうのがあるわけです。
シナジーデザインとしては、それらの経験のあるメンバーが少ないので、
今後増やしていく必要があります。
どうすればいいのか?
メンバーに聞いたところ、それらをするには
コミュニケーション能力が必要とか、お客さんとの関係構築が重要、
みたいな意見が出たんですが、それが違うと思います。
契約前の時点では、
お客様はホームページ制作業者のことをリスペクトなんてしていません。
今、契約を続けていただいているお客様には、確かにリスペクトがあるかもしれませんが、
最初の時点では全くない。
その中でちゃんとしたモノを作って、
お客様に認めてもらって、
やっぱりリスペクトが生まれて関係性を構築してきたわけです。
お客様と関係性が構築できていない時に、どうやって対応して素材を出してもらうのか?
その答えは簡単です。
ギブアンドテイクという言葉がありますが、
素材を出してもらうのは、お客様からするとテイクされているように感じるはずです。
何かを持っていかれてるような感じ。
自分の時間を取られるし、素材を持っていかれるイメージです。
それらをテイクしたいのであれば、まずはギブすること。
何かをお客様に提供することを心がけるといいと思います。
例えば、写真を出して欲しいのであれば、
参考になる画像をつけたり、参考になるサイトのURLを貼ったりすること。
場合によっては簡単な画像を作ってお客様に提出する。
文章を出して欲しいのであれば、見出しだけでも作って送る。
何かのギブをする配慮。
それを短時間でする、それがプロの仕事だと考えています。
ただ個人個人がそれを準備すると大変になるので、
チームや会社として準備をして、
お客様にしっかりとギブをしてからテイクができるような体制を構築していけたらと思います。
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