ホーム

代表ブログ

2025年5月6日

仕事中はサボっちゃいけない

仕事中はサボっちゃいけない。

それは
たまにメンバーに伝える言葉です。

お金をもらって仕事をしている以上、
サボらない、というのは、

当たり前と言えば
当たり前に感じると思いますが、
実はけっこう奥が深い問題だと思います。

というのも、

無意識に力をセーブして仕事をする

のはサボりになるんでしょうか?

報告するべきことを報告していない

のはサボりになるんでしょうか?

業務時間以外にインプットを全くしていない状態

サボりになるんでしょうか?

うーーん。。。
サボりの定義は難しい。

休み明けの日に
ちゃんと朝起きて、
整えて、仕事に向かう

それも
いわゆる、

社会人としての責任

果たしていると言えます。
だからサボっていない、と言えると思います。

ただ、
『社会人』という単語は
以前の記事でも書きましたが
『学生』に対比する言葉です。

学生は働いていませんが、
社会人は働いていれば社会人、ですので
社会人には給料の高い人も低い人も含まれているわけです。

最低賃金に近い給料であまり昇給がない状態で働く、
という約束をしている人、
つまりアルバイトや契約社員の人はそんなに高いスキルを求められることは多くありません。

遅刻をせずにギリギリに出社してミスなく仕事をこなして終わったらすぐに帰宅する

それでも特に問題はないわけです。

だって、そういう約束だから。
会社と働く人がしている雇用契約は。

でも、そういう人は
スキルがない分、
簡単に入れ替えができる人材になってしまいます。

アルバイトや契約社員なら、なおさら雇用の安定度が下がります。

逆に
給料が高かったり
高くなる可能性のある仕事であれば
当然、求められるスキルも高くなるわけです。

でも、その分、
専門スキルを持っている人を見つけるのは難しいので
会社からは重宝され、給料も増えやすく、雇用も安定しやすく、
仮に今いる会社がつぶれても、次の仕事が同じような条件で見つけやすい状態になります。

なにより、
未経験から専門的なスキルを身に着ける、というハードなことをやり遂げた自信が身に付きます

良いことだらけなんですが、
ちゃんとスキルを身に付ける、そこまでが大変です。

未経験スタートであれば、
最初はスキルがない状態なので

僕はスキルアップしません!

と宣言している未経験の人は採用しないわけです。

逆に言えば未経験の専門職の人は
成長を約束して入社しているわけですね。

ちなみにシナジーデザインでは入社時に必ず
「赤字社員と黒字社員」
について説明をして、
成長についての約束は明確にしています。

ということで、
成長を約束して入社している人で、

赤字状態の人は
基本的に仕事に全力で取り組むべきだと思います。

全力で仕事しても
基本的にミスや手戻りが発生しやすく、
簡単に赤字状態になってしまうから、ですね。

そして、その赤字部分を会社が負担しているから、です。

いかに赤字でも
会社は最初に約束した金額を支払う義務があります。

働く側は満額の給料をもらいながら、
会社は赤字状態、
というアンフェアな状態になりやすい。

安定して黒字になるまでは
全力でサボらずに業務し、
一刻も早い黒字化、を目指すのが筋じゃないか、と思います。

でも

黒字になった人が
6割くらいの力で仕事をしていて
責任を果たしているなら
全力で業務をしなくても
サボっていない、と言えると思います。

スキルアップの
勉強に関しても
スキルを黒字状態に保っているなら
まったく知識を入れなくても
サボっていない、でいいと思います。

ただ、
このIT業界は知識の陳腐化のスピードが速く、
次々に新しい情報が出てきます。

その中である程度のインプットをしないと
デザイナーやプログラマーは
すぐに時代遅れになって赤字状態に落ち込んでしまいます。

だからある程度の勉強が必要な業界ではあります。
デザイナーであればフォトショップの使い方や、整った画像の作成スキル、みたいな
基本的で一度身に付ければしばらく使えるものもありますが、
ずっとインプットをしなければ
あとからフォトショップの最新版で新しい機能を覚えた新人に負けてしまいます。

また成長途中のベンチャーでは、管理職のポストが余る状態になります。
その管理職を目指す人がいなければ、組織の成長は止まってしまいます。
ただ全員が目指す必要はない。

管理職を目指す人が得をして、
一人前になれば、ある意味サボりながらでも業務ができるような会社を目指したいと思います。

成長を約束して入社するのは事実ですが、
一人前、つまりは黒字になった後は、いろいろな選択肢を持てるようにしていきます

※ 久しぶりにちゃんと入力して文章を作ったのですが、なんか変な感じになっていると思います。
これも修正していきます。

代表が書いた電子書籍

正社員が1年で働く時間は<br>たった22%ってご存じですか

「正社員が1年で働く時間は
たった22%ってご存じですか」

代表ブログでアクセスの多い記事をピックアップしております。

幸せに働くとは何か? その答えがここにある。
奥野 勝也 (著), シナジーデザイン株式会社 (著) 形式: Kindle版

Amazonで0で販売中

Kindle Unlimited会員なら0円

書籍の詳細はこちら
求人バナー

このページの上部へ戻る