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代表ブログ

2024年11月22日

過去をねじ曲げるために夜眠れない

A→B→C→D

と流れがあって、

Aが「入社したタイミング」、

Bが「この仕事を頑張っていこうと思って、やってきた仕事」、

Cの「現在の仕事」、

Dが「その先の出世」みたいな流れがあったとして、

Cの「現在の仕事」でつまずいているときに、

普通なら、

「この会社で頑張りたい」、「この仕事でがんばっていこう」と思って、

仕事に取り組んでいるので、

「自分は C のこの仕事をやるしかない、よし頑張ろう」ってなるんですが、

仕事が続かない人や

会社を辞める体質になっている人はそうはならないんですね。

 

昨日いろいろ話してやっと気づきました。

 

今の仕事に取り組んでいるときに頑張れない人は、

家に帰って夜寝るタイミングで、

とにかく仕事がやりたくないって考えます。

 

でも、自分が望んで入った会社で、

自分が頑張ろうと思ってる仕事であれば、

やらざるを得ない。

 

だからどうするかと言うと、

入社したタイミングの文脈 A をねじ曲げて、

本当は自分はこの会社に入りたくなかったと

仕事がやりたくないことを正当化する別の文脈 A'(ダッシュ) を作り出します。

 

そして、「今までやってきた仕事も本当はしたくなかった」と言う B’ を作り出します。

 

本来今つまずいている C の中で、問題に立ち向かうべきなのですが、

Cで起こっている問題から逃げるために、

A、Bの当時に思っていた文脈を打ち消して

A’、B’ の文脈を作り出します。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

A→B C→D

A’→B’→C’

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

そうすると自分は、

今のCの仕事も本来はする必要がなかったのに、

「無理矢理やらされている」

「とても不当だ」

「不当なことを強制してくる悪い会社だ」

なので、この会社からは早く退職したほうがいいみたいな感じの文脈を作り出すわけです。

 

そうなると、

いろんな会社の悪いところを思い出して、

または有りもしないことを作り出して、

この会社を辞めたいでもお金がないからやめれない。

「なんて私は不幸なんだ」みたいな状態になって夜寝れなくなります。

 

仕事のことを考えて寝れなくなったではなく、

仕事の取り組み方をねじまけて混乱して寝れなくなった、が正解ですね。

 

もっと言うと、

睡眠時間4時間での脳の働きは、

泥酔状態と同じと言う研究結果もあります。

そのぐらい脳のパフォーマンスが、睡眠不足に落ちるんですね。

 

お酒を飲みながら泥酔状態で仕事をしていると、

当然怒られるわけです。

 

アル中と言う病気だったとしても、

アルコール依存症という病気だったとしても、

その辺は咎められるわけです。

 

大人だったらちゃんとしなさいと。

 

だってパフォーマンスが出ないから当然ですよね。

会社からすると。

 

同じように、寝不足の状態を許容するのは違うわけです。

 

パフォーマンスを出す義務があるわけですから。

 

だから寝不足の状態を今まで

「大変だね、かわいそうだね」、

で対応していたのを、

「大人だったちゃんと寝なさい」と、

泥酔状態で仕事してはいけないのと同じように、

寝不足で仕事をしてはいけない」と指導していこうと思います。

 

そう指導することで

過去の自分をねじまげる、A’、B’を作ることを回避することができ、

働くメンバーにとって良い環境になるのではないかと考えるからです。

 

もしこれがうまくいかないようだったら、またやり方を変えようと思います。

 

1番は入社したとき(A)の事を記録して、

仕事を頑張ろうと思ってる(B)のを記録して、

しかも無理矢理ではなく、本当にそう思っていたということを、

ちゃんと証明できる仕組みを作ってくるべきだなと考えました。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

[昨日代表とこの話をしたシステムチームのKが追記しています。]

 

自分も仕事で難しい問題、自分では解決できない問題にぶつかったとき、

家に帰っても問題が頭から離れず、

寝不足になるということが起こっていました。

 

このお話をする前は、

「自分は問題について考えてるんだから、仕事について考えてる」

「だから寝不足になるのも仕方ない」

と考えていましたが、

 

実際には現在の仕事(C)の問題について考えているのではなく、

Cから逃げる、Cをしなくてもいいための、

別の文脈(A’、B’)を作ることを考えていました。

「んーよくよく考えたら自分が何でこんな仕事しないといけないの、と」

 

本来は C で問題にぶつかったときに、

必死に考えて考えて、Cの問題を打ち破ることを経験していけば、

問題解決力や思考力も成長するのですが、

自分はA’、B’の文脈を作って、また、問題にぶつかったら A’、B’の文脈を…

と、繰り返してきたので、成長もそこで止まってしまいました。

 

このお話をしているときは 、

A’、B’の文脈を「邪念」と表現されていましたが、

今後また、問題にぶつかったときに、

A’、B’を作ってしまうかもしれない。

 

でもそれを邪念としてすぐに振り払うことができるように、

A,Bの時点での本当の文脈をいつでも思い出せる必要があると思います。

 

目標や信念を額に入れて、いつも見えるところに飾る、

なんてのはアナログでちょっと寒いななんてことを思っていましたが

今回のお話や、自身のこれまでを考えると、

効果のある有効な手段なんだなと思うようになりました。

 

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