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2018年3月5日

全くの未経験を採用しない理由は、初期の挫折がやっかいだから。

先月から30代前半の社会人インターン
週に2回来社しています。

とてもコミュニケーション能力が高くて、
まじめで前向きで魅力的な人材です。

彼は現在、別の専門的な職種で働いていますが、
プログラマーの将来性にひかれ、転職を志望しています。

いきなり就職するのではなく
実力をつけてからの転職を考えている
という事です。

未経験からウェブデザイナーやプログラマーに
転職する上でとても良い戦略だと思います。

ウェブデザイナープログラマーなど
いわゆるウェブクリエイターの職種は、
他の技術的専門職と同じように
大学や専門学校を経て基本的な知識を
身に付けてからでないと活躍できません。

全くの未経験で入社しても任せられる仕事がなく
給与に見合った仕事ができない、
いわゆる赤字人材になってしまいます。

会社は学校ではないので
まったくのゼロから給料を支払いながら
教えていくことはできません。

給料以外にも、教えていく先輩の時間や仕組み作りなど、
それなりのコストがかかります。

シナジーデザインの場合、
プログラマーが1人前になるまでに必要な1年半の期間には、
金額にして約6,000,000円ほどのコストがかかります。

もし入社したスタッフが
最低でも20年以上在籍するというのがわかっていれば、
最初の1年半を投資期間
と考えて
ゼロから教育することも可能かもしれません。

でもプログラマーやウェブデザイナーのような専門職の場合、
そんなに長く在籍するのはです。
早い場合2年や3年で転職をしてしまう人もいます。
そうすると、なかなか会社としては落ち着いて
投資ができないんですね。

また、中途採用でかつ未経験の場合は、
ゆったりと研修期間が用意されないことも多く、
技術を覚えている期間が「修行」のような
モードになってしまうことも多くあります。

「修行モード」になってしまうと仕事を楽しむ余裕がなく、
技術を覚えることに専念してしまいます。

指摘されたり怒られたりすることも多く
会社やチームに対しての愛情はドンドン薄くなっていきます。

そうすると、ある程度の技術を身に付けて
ほかの会社に転職することが目的になってしまいます。
なので未経験での中途採用の人が定着するのは、
けっこう難しい
ことなんですね。

よろしければ、こちらの記事も合わせてお読みください。
シナジーデザインでインターンをするメリットについて

転職市場に出てくる人材の3つのパターン

転職市場に出てくる人材には次の3つのパターンがあります。

1、経験者
2、実務未経験だけど制作経験者
3、実務未経験で制作も未経験

シナジーデザインでは未経験の方の入社例もそこそこあります。
というかプログラマで在籍した6人のうち5人は未経験入社です。
その未経験から経験を積みメインプログラマーになり、
そこから独立やステップアップの転職をするまでに成長しました。

ただ採用してきたのは上の3つのうち
2番目の業界未経験だけど制作経験者です。

プロとして現場で働いた事は無いけれども
ホームページやウェブのシステムを
自発的に作ったことがある人が対象
になっています。

この自発的にというのが重要
学校の課題やグループ制作などの作品は評価の対象にしていません。

そういった人は3の制作の未経験者に入ります。
これまでシナジーデザインでも3の
全くの制作未経験者を採用した事はありません。

その理由はそういった方たちを採用することが、
今の自分たちにとってリスクが高すぎるからです。

クリエイターのスタートラインに立つには挫折の経験が必要

クリエイターとしてのスタートラインに立つには、
挫折の経験が必要と思っています。

具体的には

・できると思っていたことができない
・自分の非力さを痛感する
・出来上がったもののレベルの低さに肩を落とす

などの経験です。

それらの挫折を自分なりに何とか乗り越えた人でないと、
就職してから、すぐに挫折をしてやめてしまいます。

3の全くの制作未経験の方を採用しないの理由もここにあります。
今の感覚で言うと制作未経験の人を採用しても
1年半後に一人前のプログラマーになっている確率は
20%ほど
のイメージです。

5人中4人は退職してしまいます。
それはこのクリエイターとしての
初期の挫折を乗り越えられないからなんですね。

会社は学校でも家庭教師でもないので、
知識も経験もない人をゼロから教えていくことは出来ません。

投資を考えると回収するのがなかなか難しい確率です。

ただ自分で何かを作ろうと思って作り上げる事は
そんなに多くの時間を必要とはしません。

基本的な勉強を職業訓練等で行った人であれば
1ヵ月もあれば何かを作り出すことができると思います。

そういった何かを作り上げて、
その過程でクリエイターのスタートラインに立つのに必要な
挫折を経験しておいてもらえれば、
採用する側としても挫折を乗り越えた魅力的な人材となります。

クリエイターとして成長するのは挫折を乗り越え続けていくこと
と知り合いの有名クリエイターも言っていました。

自分で目標を設定し、
チャレンジし、
挫折し、
それをなんとか乗り越え、
完成までこぎつける

それが
モノづくり
と呼ばれている行為です。

何かを作り上げることができれば、モノづくりを経験できます。
わからないところは誰かに聞くのではなく自分でネットで調べる。
ネットで調べ切れないところは自分の頭で考える。

そのようにして一つ一つの挫折を乗り越えていく事を
「自分の」制作物でまずは経験をしてきてもらえれば、
クリエイターとして魅力的な人材になっていきます。
その際の制作をする対象は何でも構いません。

プログラマであれば簡単なブログのシステムや簡単なアプリ。
ウェブデザイナーであれば知り合いや
行きつけのお店のウェブページの作成。
それこそ、何でもいいと思います。

1ヵ月の期間を準備して公開するというところまでやれば、
クリエイターとしていろいろな経験が出来ます。
上手くいった喜びや自信を無くすくらいの挫折などを繰り返しながら
完成・公開まで頑張れば一気に成長します。
ぜひ、何かを作ってもらえればと思います。

もし自分だけでやる自信がないと言う場合は、
シナジーデザインで社会人インターン制度を導入していますので
検討してみてもらえればと思います。

社会人インターンは無給ですが、
制作をするための課題作業用のPC
そして作業スペースは用意させてもらいます。

実際の制作会社の中なので
集中して自分のモノづくりに取り組むには
とても良い環境だと思います。

また、そのまま採用の候補者として
エントリーすることもできますので
業界への就職の入り口にもなると思います。

インターンに関心がある人は問い合わせフォームから
「インターン希望」
と書いて、プロフィールなどを記入のうえ、
お問い合わせいただければと思います。
きっといろいろな経験が出来ると思います。

お問合せフォーム

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