うまくいかない人の共通点がわかってきました。
成長が
遅かったり
頭打ちしてしまったり、
諦めてしまう人の共通点がわかってきました。
彼らの共通点は
過去 → 現在 → 未来
を
A → B → C
と表すと
B → C
と現在と未来だけで考える傾向があります。
本来、問題は
過去にしたことが原因で、
現在問題が起き、
未来も同じことが繰り返される
という仕組みになっているはずですが、
うまく成長できない人は
現在起きている問題への対処法だけを考え、問題の本質が存在する過去に目を向けようとしません。
単純な問題であれば、現在への対処法だけで、未来の問題を防げるかもしれませんが、
そもそもの問題の根本を解決することにはならないので、いつまでも同じ問題が発生し続けます。
まず、うまくいかなかったり、成長が滞っている人の共通点は過去にアクセスをしない。
というのが一つあると考えています。
そしてもう一つあります。
過去にアクセスをする場合もあるのですが、
その場合も
過去を全否定する
アプローチスタンスで対応することが多いように感じています。
過去現在未来と
A → B → Cという流れで思考をするのですが、
過去の自分が悪かった
と全否定をして
過去の自分の善意や努力を
なかったことにします。
そして現在の対応策を考えて、とやると、結局過去にアクセスしていないことと同じになります。
過去にアクセスをするときに重要な事は
肯定する
ということです。
過去に自分が考えて行った行動が原因で、何か問題が起きているとすれば、
その時の自分は
悪意を持って何かをしているわけではありません。
悪意なく
その時に一番ベストだと思う選択をして、結果問題が起きているわけです。
なぜ、その時にそれがいいと思ったのか?
それを否定ではなく、肯定しながらその文脈をしっかりと紡ぎ出す必要があります。
否定するのではなく、素直に文脈を再現するのです。
そうすればなぜその判断をしたのか
の原因が理解できます。
逃げや弱さだけではなく、
そうしなければいけない何らかの理由があったはずです。
とにかく善意を持って、
悪意なく、最善だと思って考えたことが間違えていた。
それを受け入れて、その行動から発生した結果を照らし合わせれば、
過去の文脈のどこが間違っていたのかが、明確になります。
言わば、
迷路をゴールからスタートするような形で、以前よりも答えにたどり着きやすくなっているはずです。
全否定ではなく、
問題になる
その部分だけは間違いだった。
でも(自分の存在や考え方は、)悪ではなかった。
自分の存在や行動そのものを否定する必要は無い
であれば問題がある部分だけを修正すればいい。
と無理なく、
納得した上で改善策や修正案を考えることができるはずです。
普通に考えれば、問題は過去に発生するので、そのあたりにアクセスするのが一番手っ取り早いはずなんですが、
現在起こっている問題にショックを受けすぎて、
過去へのアクセスを意図的に遮断してしまう癖がついてる人が多すぎます。
小学生や中学生の算数の問題であれば、見直しをしないで、ほったらかしの人が多すぎるってことですね。
勉強だったら別に趣味みたいなもんなんでいいと思いますが仕事の場合は遂行責任が達成できない場合は説明責任が発生します。
その説明責任というのは、問題の再発防止策を考えることが含まれているので、必ずやらないといけない責任と考えることが重要ですね。
諦めたほうがいいと言う方がいいでしょうか。
何か問題が多ければ
まず、先生に無理矢理
「謝りなさい」
と、矯正され
「とにかくちゃんとするように約束しなさい」
と根拠のない
未来の約束を無理矢理させられる。
学生時代にそんな経験をしたことがある人も多いと思いますが、
そんな根拠のない未来の約束は、仕事では通用しないですね。
ちょっとややこしい言い方になるかもしれませんが、まとめます。
過去にアクセスして
自分のその時の文脈も肯定した上で、
どういう考え方が問題の原因になっていたのかを突き止めた上で、
それが自然と修正されるように、
現在、すでに出た結果と照らし合わせて
過去にするべきだった
正しい考え方を言語化し、
それに沿って新しい行動をする。
それであれば現在起きている問題の再発を防げ、
多くのものが解決できると思います。
一番良くないのは
反射的に謝って、
無責任に未来の約束をする。これが一番良くありません。
失敗している状態で、
根拠のない未来の約束なんて
ほとんど達成できないからですね。
次に良くないのは
過去の自分は最悪でした。とにかくありえないです。
今の問題はすいません。
未来はちゃんとします。みたいなのもほとんど意味がありません。
問題が明確になっていないので、
具体的な未来の行動も根拠がないからですね。
人はやっぱり正しく動きたいと思っている生き物だと思います。
なので、これが完全に正しいと感じれば無理なく、その行動が自然とできます。
そういった状態になるように過去にさかのぼって問題を解決する癖をつけていく。
これは成長への重要なアプローチだと思っています。
それらができれば今、悩んでる人もさらにまた成長のモードに切り替えていけるんじゃないかなと考えています。
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