営業や飛び込みや新規開拓はとてもしんどい事の一つという認識をされています。
確かにそういう面もありますが、
でもそうじゃない営業が一番楽だという人も世の中にはいます。
だって売ればいいわけだから、
売れてる人であれば、こんな楽な仕事は無いと思うわけです。
ただ喋って商品を売って、
それで評価されお金が増える。
素晴らしいですね。
売れないからしんどいわけです。
売れない人は
お客様に選んでもらおうとします。
媚びてお客様にいい風に見られるようにいろいろ考えたりします。
でも売れている人は違います。
自分が見られる前提で見られても問題がない状態の最低限の分を作っておいて、
後は自分が観察します。
見られる側ではなくて見る側です。この人には売れるのかな?この人はどんなことを考えているのかな?
この人に刺さることはどんなことなのかな?
めちゃめちゃ観察して
適切なテコを入れていきます。
売れている余裕がある人はそういう見る側に回れます。
売れていない人は余裕がなく、見られる側にもあります。
なので、売れていない人が売れるようになるには、まずお客様を見なさいと。
その前にじろじろ見られても、微動だにしないような基本的なフォームを作りなさい。
身だしなみもそうだし、声のトーンもそうだし、
話し方もそう
そのあたりをしっかりと整えた上で、
自分が見る側に回るわけです。
しっかりボールを見ないと野球のバットはボールに当たりません。
しっかりボールを見ないとサッカーでもジャストミートすることはできません。
営業も同じです。
しっかりと対象を見ないと芯を食ったトークができない。
なので、自分に自信が持てる準備を整えた上で、相手を観察する選球眼や観察する力を伸ばしていきましょう。
ただし
営業には潜入観が禁物というのもあります。
先入観があるとお客様は変に選びすぎてしまい、売れるお客様を逃してしまうというものですね。
もっと言うと、営業では成功より失敗の方が多い。
購入よりも断りの方が多いわけですから、
普通にしていると断りの潜入観が溜まっていきます。
この人も売れないあの人も売れないみたいな。
なので、お客様を選ぶ潜入観は効率化には繋がりますが、
ネガティブな未来に誘導される想像をかき立てられやすくなるので
バランスを取る必要はあります。バランスがうまく取れないのであれば、
先入観を捨てる。
くらいでちょうどいいと思います。
先入観を上手くコントロールしながら、
お客様をしっかりと選んでいく。そのバランスを取るのは営業の重要な仕事です。
無理なら先入観を捨てて
毎回まっさらにアホになってやるくらいでいいと思います。
タイトルと少し違った話になってしまったので、無理矢理タイトルに沿った話をすると、
シナジーデザインではシステムチームやデザインチームや総務チームやコンサルチームがある中で、営業チームが存在します。
営業チームの人はプログラムを覚える必要もないし、デザインについて何度もトレーニングすることも必要ありません。
コンサルチームのように専門用語を覚えたりアクセス解析について知識を増やしたりすることも必要ありません。
カスタマーサクセスチームのようにお客様のクレームに対応したり、契約更新をするかどうかのストレスを毎日受ける必要もないわけです。
もっと爽やかに純粋にお客様とのやりとりを楽しむこともできる仕事です。
ある意味で一番気楽
そしてある意味で一番プレッシャーがかかる。重圧がかかる。
そんな仕事です。
ところでプレッシャーという言葉はあまり使うべきではないかなと思っています。
なぜなら、プレッシャーというのは日本語に直すと重圧です。
重圧という言葉には、重たいという文字が入っているように、
通常より重たい
という意味合いを含みます。
つまり必要以上に重たい圧力をかけられている。
つまりもう少し言うと不当な圧力をかけられているという意味合いがプレッシャーという言葉には含まれています。
本来やる必要はないのに、不当に重たい荷物を押し付けられているみたいな感覚ですね。
でも圧力には正当なものもあります。
責任と呼ぶべきものですね。
正当な責任は仕事であれば当然に発生するものです。
それを全てプレッシャーと表現することで、自分が本来する必要のない圧力を会社からかけられているみたいな表現になることが多いので、そのあたりも注意すべきです。
仕事であれば責任が発生するのは当然です。
それらは当然に対応するべき責任です。
それがうまくいかない場合は、会社としてそして社会としてのケアを受けたり処置を受けたりするのは当然ですが、
それであっても責任が正当であることに変わりはありません。
責任があるということとその人が耐えれるか、その人が強かったり弱かったりすることは別のレイヤーの話です。
会社はしっかりとそのあたりについて切り分けて考える必要がありますね。
極力プレッシャーという言葉は使わせないように対応するほうがいいのかなと考えています。以上です。
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