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代表ブログ

2020年11月12日

K川君がシナジーデザイン初の(ちゃんとした)異動を行います

創業してからもう14年

それだけの時間の中で本日、
初めて意図的に行うことがあります。

それが異動です。

入社5年目のK川君が
デザインチームからシステムチームに異動します。

彼はもともと大学でプログラムを学んでいて、
入社したときにはマーケティングチームで
マーケティングの担当をしました。
入社2ヶ月目でお客様のところに訪問して
セミナーの先生として講習を行っていました。

その後は、なんとなくデザインを担当するようになって、
デザインチーム所属となっていました。

作業に関してはピカイチで適応能力が高く
素晴らしいスピードで対応
しました。

でも彼の弱点は深く考えることです。

そこがうまくできていないので
仕事を掘り下げていくことがなかなかできていませんでした。

そして報告についての基準も曖昧で
さらに新しい知識の吸収もうまくできていない、というか避けていました。

当時の会社の雰囲気や企業文化が悪く、
初期教育がうまくいかなかった、ということになります。

結果、
入社から4年経っても伸び悩んでいる状態です。

でも、とてもポテンシャルが高く、
未来に大きな伸びしろはある
20代の若者という評価は変わりません。

期待値が高い分、
彼には強い言葉を使って指摘をしたりしてしまい
自分でも落ち込んだりしてしまいます。

初期教育がうまくできてなかったところがあると思うので、
その辺はもう一度、時間をとってしっかりと社内研修を行いたいと思います。

特に報告連絡相談についてはしっかりと時間をとって修正しようと思います。

同時に船井総研さんのセミナーにもいかせて、
まず頭でしっかりと理解をさせようと思っています。

デザインチームのコーディング問題

そして彼が所属しているデザインチームでも問題があります。

彼のコーディング能力がチーム内では、ずば抜けて高いために
他のメンバーがコーディングを彼に頼ってしまい
コーディング能力が伸びていかない状況が続いています。

それによって
業務が1人で完結せずに
仕事の受け渡しが多く発生して効率がかなり悪くなってしまっています。

この状況を改善するには
K川君と同じレベルまでコーディングができる人を
デザインチーム内で増やすしかありません。

そのためには頼る人がいない環境を作り出すことが非常に重要です。
彼がデザインチームを離れれば、
チーム内で完結させるしかなくなり、
デザインチームのコーディング力が自然と上がっていくと考えています

もちろん会社としてのクオリティを落とすわけにはいかないので
クオリティチェックの仕組みをしっかりと作る必要があります

最初は奥野が行って
その後はチームリーダーに引き継ぐ形にしたいと思っています。

自分が難しい場合はシステムチームのマネージャーかK川君に
クオリティチェックを担当させようと思ってます。

その場合も彼らから自分への報告が必須として、
デザインチームのコーディングのクオリティを一定に保とうと思っています。

デザインチームにも新人が入ってくるタイミングなので
リーダーにコーディングの責任感を持たせるには非常に良いタイミングかなと思っています。

ここで出来なきゃ、ずっとできない、そのくらいの気持ちで考えています。

システムチームのチームの形作り

そしてシステムチームも現在メンバーが3人となっていますが
1人は新人です。
なので大学でプログラムを学んでいた彼の経験が非常に大きくなるかなと思います。

そしてマネージャーについで社歴が長いK川君がシステムチームに入ることで、
マネージャーへの意見もしっかりと出てくることになって
チーム内での情報の活性化が起きることを期待しています。

うまくいかなければ衝突をしてしまって、ストレスが増える危険性もありますが、
その場合は自分が介入するなり、チームを元に戻すなりいくらでも対処方があります。

でもお互いの能力に対してのリスペクトはあると思うので、
うまくやってくれるんじゃないかなと考えてます。

K川君の能力への期待値は高い

とにかくK川君はめちゃめちゃポテンシャルがある人材だと思っています。

先ほども伝えた通り、
コーディング能力は社内でピカ一ですし、インターネットの知識も豊富、
そしてパソコンを自作したりするのでハードの理解も社内ではトップクラスです。

さらに検索する能力も高いので検索してわかる範囲での作業をする能力は非常に早い。

同年代ではトップクラスじゃないかなと思います。

でも彼が今から30歳を迎えて、
30代後半40台となっていくにつれて、
今の仕事のスタイルではなかなか通用しなくなるかなと思っています。


単に作業する人材から
しっかりと考えて解決策を出す仕事をする人材へ

彼には育ってほしいと思っています。

また、もともと答えのあるものには強いタイプなので、
デザインに比べプログラムの方がまだ答えが見えやすいかなと思っています。
(もちろん答えが決まってるわけでは全然ないんですが)

なのでもう4年以上前からプログラムをやってみてはどうか?
と伝えていたことを実行に移そうと思います。

得意に逃げない、から得意を強みに

フロントエンドに関してはある程度短期間で身に付けることができると思いますが、
無意識のうちにバックエンドのプログラムを避けるようになる可能性が高いと思っています。

まずフロントエンドでいいんですが、
バックエンドも同時にしっかりと見つけるカリキュラムを組む必要あるかなと思います。

そうでないとデザインチームの中でコーディングはK川君だったように、
システムチームの中でもフロントエンドはK川君みたいな変な棲み分けができてしまって、
かえってチーム力を落とすことになるのかなとも思っています。

なのでどちらかというと、
バックエンドから業務をさせるほうがいいんじゃないかなと思っています。

ログビューワーテーブルを扱う仕事など、
その辺りを担当させるほうがいいかなと思います。

とにかく会社の中で異動を使えれば、
望まない退職者を減らすことができるし、
適材適所をより実現しやすくなるかなとも思います。

そのために必要なのはある程度の人数と
複数のチームです。
今やっと異動ができる規模になってきて、その先鞭となるのがK川君です。

大変な役割ですが会社づくりにおいて非常に重要な役割です。

K川君、
君ならできると思っています。
頑張ってください。

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