こんにちは、シナジーデザインのSです。
今回のブログでは、 整備工場さん向けに「検索順位の決まり方」について、分かりやすく説明させていただきたいと思います。
今回ご紹介するブログと動画をチェックすれば、 ホームページ集客 初心者の整備工場さんでも、基本的なSEO(検索エンジン対策)の考え方が分かる! といった内容にしたいと思っておりますので、少し長めの記事になりましたが、ぜひ 最後までご覧いただければと思います。
検索エンジンに知らぬ間にホームページは採点されている!?
まず、検索順位の決まり方からご紹介いたします。
検索順位の決まり方は、細かい説明をし出すと少々ややこしくなるんですが、分かりやすく例えると、
「実力テスト方式」で決まります。
というのも、「Google」や「Yahoo」などの検索エンジンは、検索キーワードに対して「点数の高いもの順に」サイトを表示させています。
※点数に関しては、検索エンジンが勝手にサイトごとにつけていると思っていただいて良いかと思います。
この点数(ページランク)については、2013年まではGoogleで公開されていましたが、現在は点数(ページランク)の公開はされていません。
>>詳細は、Web担当者Forumで詳しく紹介されています。
ただ、現在でも検索エンジンはサイトに対しての評価は行っており、総合評価の高いサイトから順番に表示させている状況に変わりはありません。
※検索エンジンによる評価項目は公表されていませんが、特にポイントとなる点を下記におまとめしました。(もちろん、全てGoogleの公式見解に基づく内容です。)
また、検索エンジンも定期的にアルゴリズム *1 のアップデートを行い、より精度の高い情報の提供に取り組んでいます。
その為、裏技的な方法は通用しない傾向にあり、検索ユーザーにとって本当に役に立つコンテンツしか評価されなくなりました。
なぜか?ですが、
Googleの主な収入源は「広告費用」なので、多くのユーザーに自社の検索エンジンを利用してもらうことが、結果的に収益アップに繋がるからです。
※テレビ局とスポンサーの関係を想像していただくと分かりやすいかと思います。
*1 SEO対策において「アルゴリズム」とは、Googleをはじめとする検索エンジンが検索結果でWEBページにランキング付けをするための計算に用いられるランキングアルゴリズムのことを指します。
これだけは押さえたい!SEO(検索エンジン対策)で大切な3つのポイント
ここからは、SEO(検索エンジン対策)において、「押さえておきたい3つのポイント」についてご紹介していきます。
皆さんも一度は聞いたことがある内容も含まれていると思いますが、
SEO(検索エンジン対策)については多くの都市伝説も出回っているので、注意が必要です。
では、早速 1つ目のポイントからご紹介していきましょう!
1. ドメインの実績
SEOについて調べると、よく「ドメインエイジ」というキーワードが出てきます。
「ドメインエイジ」とは、「ドメインを取得してからの登録期間」所謂(いわゆる)ドメインの年齢です。巷では、このドメインエイジが長ければ長いほど検索エンジンに評価されやすくなる」といった話がよく言われています。
実は、上記でご紹介した話しの中に大きな間違いが潜んでいます。 その大きな間違いとは、検索エンジンが評価するのは「ドメインエイジではない」ということです。
では、なぜ間違った情報が出回ってしまうのか?というと、
過去に使用していたドメインに対して「過去の行いによる評価が残ることがある」ということが影響しています。
※実際のGoogle談話も動画で紹介されています。
検索エンジンの評価はドメインに溜まるので、仮に過去に良い評価を受けていた場合は、ドメインを引き継ぐことで過去に受けていた評価を引き継げる場合もあるということです。
以上のことより、いくらドメインエイジが長い場合でも「全く使われずに放置されていたドメイン」では意味がないということが言えます。
2. コンテンツの質
※実際のGoogle談話も動画で紹介されています。
2つ目のポイントは「コンテンツの質」です。
3つのポイントの中でも “最も重要なポイント” が今からご紹介する「コンテンツの質」です。
【基本方針】 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
ユーザーをだますようなことをしない。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
引用:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
要するに、「ズルせずに検索ユーザーの役に立つ情報、知りたい情報をたくさん用意して、正々堂々と勝負してね!」ということが書かれています。
一昔前までSEO本やサイトに書かれていたような「裏技」は通用しないということです。
逆に、ユーザーを騙すようなサイトを作ると「ペナルティ」を与えられてしまいます。
整備工場さんのホームページの場合、 検索ユーザーが知りたい良質なコンテンツとしては、
- 修理実績
- 修理料金
- 修理事例
あたりが代表的なものとして挙げられるかと思います。
他には、「設備紹介」や「スタッフ紹介」「お客様の声」なども良質なコンテンツとして考えられます。
自社のホームページを見直したときに、上記でご紹介したコンテンツが用意されていない場合は、早急に追加されることをおススメします。
ホームページは、お客様の不安を取り除くのにとても適したツールです。
その為、自社のホームページ内に使う写真は、必ず「自社で撮影した写真」を活用してください。
3. リンクの質と数
最後にご紹介する3つ目のポイントは「リンクの質と数」です。
こちらについても、Googleが公式の見解を出しているのでご紹介いたします。
【リンク プログラム】
・PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク、またはリンクを含む投稿に対する金銭のやり取り、リンクに対する物品やサービスのやり取り、商品について書いてリンクすることと引き換えに「無料」で商品を送ることなどが含まれます。
・過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
・アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。
・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。
引用:Googleサーチコンソール 品質に関するガイドライン
上記で書かれている内容をまとめると、「ズルや不正をせずに正々堂々と検索ユーザーの役に立つ情報を紹介することで、自然とリンクが集まるサイト作りをしないと意味がない」ということが書かれています。
ただし、重要なのは「被リンク数(リンクを受けている数)が全く考慮されない訳ではない」という点です。「リンクの時代は終わった」など良く言われますが、決してそんなことはなく「リンクは効きます!」。
ただし、リンクを買うなど不正をしてリンクを集めても「全然意味ないですよ~!」ということです。
※むしろ、ペナルティを受ける危険性があるので絶対にやめてください。
ご紹介してきた3つのポイントをまとめると、
結局、検索ユーザーにたくさん紹介してもらえるような「良質なコンテンツ」をたくさん増やすことが一番大切ということです。
自分目線の情報発信に偏り過ぎずに「顧客が何を知りたいのか?」をしっかり捉えたコンテンツ作りが重要です。
SEO(検索エンジン対策)に関する関連記事をご紹介
今回のブログでは、「検索順位の決まり方」と「SEO(検索エンジン対策)」についてご紹介してきました。SEO(検索エンジン対策)については、たくさんの噂話が出回っているので注意が必要です。
検索エンジンの本質を理解することで、効果的なSEO(検索エンジン対策)に取り組んでいただけるので、今回ご紹介した内容はしっかり覚えておいてください。
また、過去に弊社が作成したブログやレポートにも、
整備工場さん向けのSEO(検索エンジン対策)に関する記事がたくさんあります。ココだけ読めば、SEO(検索エンジン対策)の基本的な考え方はご理解いただけるかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
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- 検索エンジン対策について、シナジーデザインの基本的な考え方
>>
-
https://syde.jp/w/archives/4899.html
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-
- 整備工場さんのHPアクセス数が10倍に!効果的な事例ページ作成法
>>
-
https://syde.jp/w/archives/6099.html
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- 忙しい車屋さんのために「SEOの考え方」をまとめました
>>
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https://dekiteru.jp/report/seo/seo_concept_for_the_busy_car_shop.html
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-
- 車屋さんがホームページを使って商圏を広げる方法 2016年版
>>
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https://dekiteru.jp/report/seo/trade_area_expansion_2016.html
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- 今さらですが、「ロングテールSEO」の概要と実践方法について自動車整備業界向けにご紹介します。
>>
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https://dekiteru.jp/report/seo/long-tail-seo.html
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-
- 自動車整備工場のホームページ担当者が知っておくべき、これだけはやってはいけない”反則SEO”
>>
-
https://dekiteru.jp/report/seo/foul-seo-maintenance-shop.html
最後になりましたが、
弊社が運営する整備業界NO.1 CMS「デキテル」なら、
基本的なSEO(検索エンジン対策)はプログラムが自動で行ってくれます。
後は 事例ページを作成したり、ページの中身(コンテンツ)を充実させれば、効果的なSEO(検索エンジン対策)となります。
さらに、弊社は自動車業界専門の制作会社なので、
業界情報や動向に詳しいスタッフも在籍しております。
効果が出た実例等も積極的にお伝えしておりますので、お気軽にご相談ください。