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2024年3月18日

言葉を頭に浮かべながらとるコミュニケーションは失敗する

こんにちは、システムチームのKです。

現在いろんな問題にぶつかっている状態ですが、

今回は、「言語化」という部分について書いてみたいと思います。

 

今こうしてブログを書いていることも「言語化」です。

 

ウチのメンバーの皆さんなら経験があるかもしれないですが、

なんかすらすらと書けるな、というときと、

どう表現してよいかわからずに、書き進まないときがあると思います。

 

ブログに限ったことではなく、

人とのコミュニケーションを取っているときも起こっていると思います。

 

スムーズにコミュニケーションできるときと、

言葉に詰まって、黙り込んでしまう。

言葉が出たとしても、言っていることが支離滅裂な状態。

 

気持ち的には、

一生懸命に「言語化」しようとしているのに上手くできない。

 

自分自身この問題には、かなり長い間ぶつかっていますし、

今もまだ解消できていませんが、

以前代表とMTGを行った際に、問題解消への道筋を示していただきました。

 

弊社の代表ブログに

「なぜ話は伝わらないのか?理解できないのか?」

という記事があります。

 

この記事の中で、

コミュニケーションの失敗要因として、

 

頭の中でビジュアルを描いていないこと

 

が挙げられています。

 

受け取った言葉を整理したり、別の言葉へ変換するのではなく、

頭に描いたビジュアルを言葉に落とし込む。

これが正しい「言語化」です。

 

 

ビジュアルを浮かべることが全くできないということではないのですが、

そのレベルが低いことが、

うまくコミュニケーションができない原因です。

 

ビジネスという勝負の場で、しかも相手は上司。

上司の方が、知識経験が豊富で、話していることのレベルは自分より高いものになるので、

必死についていかないと、普通理解できません。

 

いざついていこうとすると、理解がスピードに追い付かないので、

言葉(文字)を追いかけるようになって、

頭の中には、ビジュアルではなくて、文字の羅列が浮かぶようになります。

 

これが失敗の原因

 

その状態で、自分の考えていることを伝えようとしても、

伝えたいビジュアルが見えていない状態なので、

適切な言葉に落とし込むことなんて、そもそもできないわけです。

 

 

でも何かコミュニケーションしないといけないから、

結果として、オウム返しになったり、

相手が言った事を別の言葉に置き換えただけの言葉を発して、

理解できているフリをするようになる。

 

 

そして互いの頭の中にあるものが、

全然違う状態で進んでいった結果

「おもっていたのと違う」、

「いや僕はこう思っていたんですけど」

タスクの手戻りや差し戻しが発生します。

では、どうやって改善するか。

 

いつも社内で言われていることですが、

思っていることを話すこと、です。

 

頭に浮かんだことを、

この言葉は適切ではないだのなんだの、

理由をつけて言葉選びするのではなく

そのまま話すことです。

 

ほかにも言語化に関する本もいくつか読んだのですが、

一番刺さるものに書いていたのは、

言語化力を上げるためには、

とにかく「思った事を素早く書き出すこと」でした。

 

「素早く」という部分は、時間をかけて言葉選びするのではなくて、

最初に浮かんだ言葉そのままで、

という意味が含まれていると思います。

 

これができているかどうかは、

ある意味で自分の状態の良し悪しを、

客観的に見ることができるセンサーにもなると思います。

 

状態が良いと、言葉は正確ではないにせよ、

頭にビジュアルを浮かべて、なんとかそれを伝えようとしている。

 

状態が悪いと、言葉を組み立てて、

それっぽいことを言って、わかったようにふるまう

 

そんな感じです。

 

 

ビジュアル化はトレーニングして、

そのスキルを上げていかないと身につきません。

 

思った事をそのままきちんと話せるようになると、

ここは見えています

ここは見えていません。共有しているビジュアルが違うかもしれないです。

そういった状況も伝えられるようになります。

 

コミュニケ―ションはビジュアルの共有が最も大事

ビジュアルを一致させるために、間のコミュニケーションを繰り返す。

 

適切な言葉選びは、

後から語彙力でもなんでも身に着けて、自然に出てくるようになればいいことで、

今のレベルでは、理解できないことに指摘されないための悪あがきにすぎません。

ここにエネルギーを使うのではなく、

ビジュアルを共有することにエネルギーを使う、

これが求められているコミュニケーションだと思います。

 

 

 

 

 

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