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2023年8月30日

【テレアポ】仮説を検証し、改善することが頭脳労働

 

こんにちは

マーケティングチームのIです。

 

自分は普段、コンサルティング業務をしていますが

今回は、テレアポ業務でうまくいかない部下について

考えてみようと思います。

 

 

無意識の最小化

 

まず前提として考えを共有すると

 

シナジーデザインでは

作業ではなく、頭脳労働をすることを約束し

業務をさせることが多いです。

 

作業に落とし込んで仕事を進めるほうが楽ですが、
結果的に問題解決に至らないことが多いからです。

 

失敗をするタイミングの共通点の一つは

無意識に業務をしている時間

 

意識して失敗するケースもありますが、

その場合は、正しくダメージを受けることができ

フィードバックや情報共有もしっかりとできるので

改善や対策は立てやすく、得るものも多いです。

 

一方で、無意識の失敗をしてしまった場合は

気づかないところから多くの指摘を受けるので

正しいダメージとして、処理できるまでの負荷もかかり

さらに改善まで時間やストレスもかかるのでしんどいです。

 

 

考えながら仕事する≠頭脳労働

 

ここで勘違いしてはいけないのが

考えながら仕事することは頭脳労働ではないこと。

 

もう一度書きます。
考えながら仕事する≠頭脳労働

 

午前中に一件取ることを意識してやろう!

→作業

 

このお客様は〜と考えているから〜提案するとお試しいただけそう

→頭脳労働

 

とにかく断られないように粘ろう

→作業

 

〜の部分が悩みがありそうなので〜のトークをして切り返すと断られなさそう

→頭脳労働

 

頭脳労働とは、お客様と話しながら


常に根拠のある仮説を立て

提案内容を調整し続けること。

 

行動を考えても、あくまで作業にしかならないのです。

 

 

テレアポの98%は失敗

 

テレアポをする部下に聞きました。

テレアポの成功は何%?

 

1-2%です。

 

ということは、1日8時間のうち

98%は失敗している時間。

 

今月13件の契約をとっている人もいる。

失敗の確率がおそらく95%くらい。

 

たった3%かもしれないけど、

1ヶ月で2000件以上電話をするので

無料トライアルの差は、最大で60件近くになる。

 

失敗の確率を1%でも下げるために

諦めて失敗を許容し、無意識の時間の増幅を

頭脳労働で抑え込めるかが重要と感じた。

 

単純な指示で言うと、とにかく粘れ。

になってしまうのかもしれないが…

 

スマートに言うと、3%の確率を上げるために

 

お客様と話しながら、

根拠を考え、

仮説を立て、
オリジナルに調整して、

提案しなさい。

 

と言う指示になる。

 

 

どうせ、8時間業務するんだから

失敗の時間は少ない方がストレスも少ない。

 

しっかりと責務を果たして、気持ちよく働ければ

スキルアップもできるようになります。

 

失敗を減らすために参考にしていただければ幸いです。

 

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