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2023年8月22日

書き出すことの効能

はじめに

 

こんにちは。

システムチームのプログラマーのTです。

先々週から、実装中に、その瞬間に思っている内容をブレインマップに書き出すことを始めました。

これは、週次MTGの際にブレインマップを使う頻度が低いと指摘を受けたことがきっかけです。

 

指摘を受けた次の日から、さっそくブレインマップを使用する頻度を意識的に上げてみました。

実装するものの仕様を考える前に、

修正箇所のコードを見てメモをする

コードを見た結果どう修正すればいいか考えながらメモをする

という形で使う頻度、そして書く量を増やしました。

書く量を増やすと、いくつか発見がありましたので、それを共有したいと思います。

 

書くことは可視化してまとめること

 

メモというのは、一種の外部記憶装置として機能します。

USBみたいに、記載内容を外部に保存しておけるので、たとえ、考えた内容を忘れたとしても、後から見直すことができます。

 

特に自分は、考えていた内容が頭を通り過ぎることが多く、さっきまで考えていたことを忘れてしまうため、

このように、頭の中以外のどこかに記録しておくと情報の整理が容易になりました。

 

また、自分が考えた内容が目に見える形で出ているので、

考えた内容のどこがおかしいか、

それをどう修正すべきかが見えてきます。

 

加えて、ブレインマップは記載内容を動かすことができるため、

Aは不要なこと、Bは必要なこと、というように分類をしながら考えられます。

 

このようにして、考えている内容を分類していくと、

例えば、実装する処理をまとめているなら、

必要なデータが何で、

そのデータはどこのデータベースからとってくるのか、

とってきたデータをどのように加工するのか、

が明らかになり、

そうなると後は、日本語で書いた処理の内容をそのままプログラムに翻訳しなおすだけなので、

一気にコードを書ききることができます。

 

情報を整理しきっているので、コードを書ききって動かした後にエラーがあることに気が付いたとしても

修正箇所がぱっとわかるようになります。

 

つまり、可視化してまとめられるということです。

 

以前からぼんやりと感じていたメモすることや、可視化のメリットをはっきりと感じられました。

 

感情を書くと見えてくるものがある

 

書く内容は、実装などだけではなく、仕事中の感情も含んでいます。

 

自分は実装中に考えていることを書く時に一緒に感情も書き出すようにしてみました。

書く量はそこまで多いわけではないのですが、過去に書き出した内容を見てみると、

自分が実装中に「無理」とよく思っていることを発見しました。

「これ無理だわ」や「やっぱむり」という内容の記載をしています。

これらの記述は、実装中に詰まった時に書き込んでいるものです。

 

うまくいっている時は、別案を軽くメモしていたりするのですが、詰まった時はネガティブな言葉が増えています。

後ろ向きなマインドが強いということがわかり、ここは修正する必要があると振り返ることができます。

 

個人的には、ネガティブな感情を書き出すことで、吐き出してしまうことですっきりするので、

モヤモヤが残らず、気持ちを切り替えることもできると思います。

加えて、自分の状態を一度客観的に見ることができるので、

じゃあどうするか、何が最善かとある程度頭をクリアにして考えることが可能になります。

 

おわりに

 

頭の中をそのまま出力するようにして、感情も含めた様々なことを書きだすと、

ぼんやりと感じていたメリットや、思いもよらない効果を実感することができると思います。

 

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