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スタッフブログ

2023年8月23日

コーディングが難しいと感じる原因

こんにちは。

デザインチームのUです。

 

デザインチームでは現在、

来シーズンに向けてデキテルの新デザインを鋭意制作中です。

 

お客様により新しいデザインをご体験いただけるよう

これまでにない新しいレイアウトのデザインにもチャレンジ。

それに伴い、デザインを再現するためのコーディングもより複雑化しています。

 

そこで、会社の時間をいただき、

コーディングのスキルアップができるよう、研修カリキュラムを制作。

会社の品質基準を満たしたコーディングができるよう

研修を実施する予定です。

 

今週、カリキュラムの制作に着手していたので

そこで気づいたことなどを書いていこうと思います。

 

コーディングが難しいと感じる理由

いくつか理由があると思うのですが、

基本的には「理解できていないから」なのかなと思います。

 

自分自身もコーディングに

苦手意識をもっていた時期があるのでよくわかります。

 

ただ、英会話なんかと同じで、

コーディング明確に正解があります。

 

今上手くいっていないメンバーは

毎回、辞書をひいて日本語に翻訳しながら話している

といったイメージなのかなと思います。

 

それでは膨大に時間がかかるし

間違った単語や文法で正しく伝わらない

なんていうことも発生しますよね。

 

コーディングは基本的には、知識があれば解決できます。

現状はその知識が不足しているんですね。

 

それでは、知識不足から発生しているコーディングの問題点は

具体的にどんなものがあるのでしょうか。

 

現状の問題点

うまく行っていないメンバーの

書いているコードを見て感じるのは

 

とにかく見た目を整えよう、という

焦りと諦めがうかがえる記述です。

 

その時に考えていることを推察すると、

 

HTML構造が複雑でわからない、、、

既に書かれているCSSが何の役割をしているかわからない、、、

 

といった知識不足からくる自己的な制約から

触れてはいけない場所を独自に作り出し

とにかく見た目だけを整えよう、となっているのかなと思います。

 

建築物で例えると

構造を理解せず、違法に増築を繰り返しているような状態です。

耐震などは考えていないので、少し地震が揺れただけでも崩れてしまいます。

 

コーディングも同じで、

表層的に整えるだけでは根本の問題が解決しません。

構造を理解して、デザインを再現することを目的に

適切なコードを書いていく、ということが重要になります。

 

知識を高めるには

自分自身もコーディングは得意ではなかったので、

うまく行っていない状態はよくわかります。

 

自身がどう改善していったかというと、

人の書いたコードを見る、という事でした。

 

具体的にいうと

下記のようなフェーズで知識を高めていきました。

 

・書いているコードの意味をひとつひとつ理解する:60h

・デザインを再現するためにどう記述しているかを調べる:30h

・HTML構造を調べる:40h

・自身ならどう書くか、を考える:30h

・他の書き方がないか、を考える:20h

・もう少し簡略化できないか、を考える:30h

・簡略化できない原因は根本に問題があるんじゃないか、と考える:20h

・ボトルネックになっている記述の要否について考える(要であれば別の方法を考える):15h

 

こうして書いていくと、後半に行くにつれて

考えるというフェーズが増えたように思います。

 

おおよその数字にはなりますが

苦手意識を克服して迷いなくコーディングができるようになるまで、

250時間ほど学習をしたように記憶しています。

 

デザインに比べるとかなり早いですよね。

 

現在コーディングがうまくいっていないメンバーは

スキルアップしていくうえで、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

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