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スタッフブログ

2023年2月6日

コンサルタントになるためには:パート②

こんにちは

マーケティングチームのIです。

 

前回のブログで

今後、シナジーデザインでコンサルティング業務を担当するメンバーに向けて

という内容で自分の軌跡を記載しましたが、今月はその続きを書いていこうと思います。

 

今月は必要なスキルや考え方とより具体的な話をしていくので

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

必要だと感じたスキル

コンサル担当をする上で必要だったスキルについて残していきます。

※”~力”という形で記載しますが、世間一般的に定義されていないものも含まれていると思いますので予めご了承ください

 

①数字分析能力

コンサルタントやマーケターは数値を使って物事を分析するため

この能力は必須となります。

 

もう少し深堀すると、

・地域競合の数値分析

・キーワードボリューム数の分析

・サーチコンソールを使ったページ外での数値分析(アクセス数、ユーザー属性など)

・アナリティクスを使ったページ内での数値分析(直帰率、離脱率、CV率など)

 

アナリティクス、サーチコンソールの使い方などの基礎的な知識は

基本的にネット検索をして知識を入れており、

あとは実務経験でブラッシュアップしていくことになります。

 

具体的なアクセス数を上げる方法やCV率を改善する方法については

また、別でマニュアルを作成させていただきます。

 

②強みの明確化力

自分が生きてきた年数よりもはるか長く経営をされている整備工場様や販売店様も多く

様々なこだわりや想いを持って経営をされています。

 

そういったいわゆる「強み」を

第3者である一般ユーザーに伝わるように

他社と差別化できるように

明確化していかないといけません。

 

その際に必要になってくるベースの考えとして、

一般ユーザーが車屋さんに求めていることは

・安心(歴が長い、1級整備士がいるetc)

・便利(代車の貸出しがある、国産オールメーカーに対応できるetc)

・価格(近くの会社様に比べて安いetc)

があります。ここに基づいて強みの明確化を行う能力が必要になってきます。

 

色々なホームページを見てこの会社様の強みは安心、便利、価格どこに当てはまるかを蓄えておけば

ある程度臨機応変に対応できるようになります。

 

③コンテンツ作成能力

簡単に言うと、明確化した強みをどのように打ち出していくかという部分で

非常に難易度が高いです。

 

例えば、

すごく情熱的な大将みたいな社長さんがいらっしゃる場合は

炎でメラメラと燃えるデザインを入れてみる。

 

比較的田舎で地域に密着して一人でやっておられる場合は、

沖縄の離島で診療所をやっている”Dr.コトー診療所”のような作りにしてみる。

などです。

 

すごく極端な例を出しましたが

いかに差別化を図るかを常に考えてHPに反映する必要があります。

ここは自動車業界に問わず、いろいろなHPを「どういう差別化をもって打ち出されているか」という着眼点で見ることで身に付けていけると思います。

 

④ライティング能力

あくまでGoogleは文字・文章のコンテンツを重要視するため、

WEBライティングスキルは必須です。

 

・見出し作成能力

パッと見ただけで、インパクトがあり、内容が分かるそういった見出しを作る必要があります。

基本的に見出しは、次の文章を読ませるための役割があります。

例)A:「車検が最短60分で完了」

B:「えっ?あの車検がたった60分でできる!?」

 

どちらの方が次の文章を読んでみようと思いますでしょうか?

あまり凝った見出しすぎると第三者が分からなくなるのでバランスが必要です。

 

これは、過去の制作代行や街にたくさんあるポスター、キャッチコピーに関する本などを見ると身に付けることができると思います。

 

参考になる本

・ザ・コピーライティング

・売れるコピーライティング単語帖

 

・文章作成能力

小学生が読んでも分かるような文章を書く能力が求められます。

ただ素人が書いたような文章ではなく、プロが書いた文章ではなくてはなりません。

 

ここは、代表のブログや過去の制作代行、ネット記事などを見ればいいかと思います。

 

参考になる本

・読みたいことを書けばいい

 

④SEOの知識

当たり前ですが、アクセス数は検索結果を上位にあげるほど伸びていくため

どのようにしたら検索結果を上げるかの知識は必須です。

 

こちらは会社のほうでSEO検定を受けさせていただけるのである程度網羅できますが、

実務的な知識が足りないので

例えば「大阪 鈑金塗装」と検索してみて上位に出てくるページ内にある

キーワードの種類やページの作りを勉強する必要があります。

また、デキテルMAXのお客様も非常に参考になります。

 

⑤コンサルタントとしての姿勢

自分がお客様ということを想像してみてください。

へらへらしてて、「そうっすね~」と言うすごく軽そうなコンサルタント

とてもぴっしりしていて、敬語も言葉遣いもしっかりして対応も早いコンサルタント

どちらにお金を払いますか?

 

明らかに後者です。

お客様は、お金を払っているサービスの中にコンサルタントの対応も含めています。

担当してくれる人に不安を感じるとすぐにクレームになります。

そのためプロとしての姿勢が求められます。

 

基本的に無意識な部分で現れていることがほとんどなので、

これはロープレなどをして無理矢理正していくしかないです。

 

自分の動画を見直して、代表や上司の動画を比較して差分を埋めていくことが最善です。

 

自分がつまずいたことと重要な考え

最後に自分がつまずいたこととそれを乗り越えた重要な考えを共有します。

 

成長すると必ず無能になる

僕が一番つまづいたのは、

難易度が高いタスクを押し付けられているという状態になってしまったことです。

 

そういった状態におちいると

どうせできなくてもいい

失敗しても自分は悪くない

上司に報告したら怒られる

となり、会社や上司を敵とみなしてしまいます。そして大きなミスに繋がります。

 

大事なことは、

人は無能になるまで昇進を続けるという

”ピーターの法則”が必ず働くということです。

 

成長をしていくと必ず壁にぶつかります。

知識やスキルが足りていないという壁です。

 

コンサルタントは非常に難易度が高く、市場価値も高い仕事。

そんなすごい仕事に着手できていることは自分自信が成長した証拠。

そして、最初からできる人はいません。

まずはそれを受け入れる。

 

その代わりに、会社にはそのタスクを難なく対応している上司がいます。

手を伸ばせば必ず助けてくれます。必ず力になります。

だから、今自分が無能になっているということを理解して頼る。

そして足りない部分はしっかりスキルとして知識として身に付ける。

そうすればまた成長します。そしてまた無能になります。

 

それの繰り返しということを理解することがとても大切です。

ピーターの法則についての記事

https://syde.jp/w2/archives/8539

 

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。

また来月も宜しくお願いします。

 

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